星よ永遠に12話
そう、私たち黒崎グループは表の顔は日本を代表する不動産会社。だが本当の顔は裏世界ナンバーワンの殺し屋グループ。「命令を聞かないとグループ全員を殺すと言われたんじゃ。そんな命令が出たら殺すしかないじゃろ?じゃから殺したんじゃ。」祖父はそれが当たり前のように話した。「じゃから交通事故ではなく...」「射殺したんじゃ。」え、、、。お母さん達を射殺した?交通事故じゃない?「お前が保育園に行ってる間に、ワシの部下に頼んでお前の両親を拉致してそのまま森の中で射殺したんじゃ。」なんで、なんで、??お母さん達はただ真っ当に生きてただけなのに、なんで殺されないとなの?「さぁ、真相は話した。凛たちに会ってそのまま帰るんじゃ。二度とワシらに近づいちゃいかん。お前も死ぬことになる。ワシからの最初で最後の温情じゃ。だから帰るんじゃ。」「そんなこと、できません、凛達は連れて帰ります。」祖父はピクっとした。「ワシらが死んでもええと言うのか?」「ええ、あなた方がどうなろうと、どうでもいいんです。もう一生関わりませんから。」そう言って部屋を出ようとした。「分かった。凛達は返してやろう。じゃがワシらが死んだら墓にこの世で1番美味い酒をかけてくれ。何年でも、何十年後でもいいから。そのぐらいはしてくれ。」私は振り返らずに「まぁ、気がむいたらそうしますよ。」そう言って部屋を出た。後ろで「凛達の所へ連れてってやれ。」と聞こえた。何で心変わりしたのか分からないけど、あの人にも、愛情っていうものが少しはあったのかな。
凛達を連れてきたのは、子供達を誘拐した犯人だった。「あなた、私の事覚えてますか?」「さぁ。会長の孫娘としか記憶にございませんね。」白々しい。なぜ私がこの人を覚えているかというと、私の面倒を見ると言って一緒に遊んでくれた人だから。「あなただけでも、幸せにね。」小さい声でそう言った。「うわぁぁぁん!マーマー!」「よしよし、怖かったねぇ!もう大丈夫!おうちに帰ろうね!」「おぎゃー!おぎゃー!」2人とも私に抱っこされて大泣きしている。ママがいなくて不安だったよね。怖かったよね。ごめんね。頼りないママで。でもママは何があろうと、あなた達だけは守って見せるからね!これからもよろしくね!




