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桂子、いよいよ本性を現す
桂子が外側から
香子に並走する事になった
香子も戸惑いながら桂子に会釈する
ただ、それなりに速いペースで走ってるので
香子に余裕が無いのが分かる
気のせいか
徐々にペースが上がって来たようだ
夕暮れが益々暗さを増す
これ以上の一般歩道の走りは危険なので
これが最終周回になるだろう
桂子は香子と並走して
ペースを㌔3,05
まで上げて来た
こちらが想定外のハイペース
堪らず香子が遅れ出す
実際、この時の桂子は
スパートは
㌔3,00の実力を保っており
男の俺でさえ1㌔を並走するのがやっとだ
女の香子には
無理なハイペースだったからだ




