いきなり平手打ち?!
バシッ
いきなり俺の目の前に火花が飛び散った
同時に激しい痛みが左頬を中心に炸裂した
時は6限終了後の清掃時間
場所は教室の教卓の辺り
俺を平手打ちした相手は、
茶髪のポニーテール
割と背の高い同じクラスメイトだ
ハッとした彼女は、
腕に嵌めたスマートウォッチを
急いで外し床に打ち付けようと
したように見えたが
何故か思い留まったように
外したスマートウォッチを握り、
廊下へ飛び出し駆けて行ってしまった
俺は地元の底辺公立高校普通科に通う
2年生男子
少子化の波は穏やかな自然とは裏腹に、
例年入学者の定員割れを引き起こし、
我が高校も、近隣のやはり底辺
と評判の商業高校と併合合併した
当初はお互い嫌々だったらしいが、閉校の危機をとりあえず回避するには
背に腹は替えられない
とばかりに強行されたのは
約五年程前の事
呉越同舟では無いが、
最初の頃はギクシャクしたらしい
慣れとは恐ろしいもので
一緒に授業やクラブ活動などを通して、
仲良くなったり
卒業後付き合ったり、
結婚したなどの噂も聞くようになった
とりあえず考えてても仕方無いので見切り発車します
イメージは昔、少年チャンピオン?で連載してた
ふられ竜之介
みたいな、ほのぼの系漫画を想像してみて下さい
女子高生の名前はユキ(ふられ竜之介参考)かキョウコ、(恭子、香子)
男子生徒の名前は歩辺りにするか考慮中
反応次第で考えます
香と歩は将棋好きな作者の遊び心から