表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
精霊王の子って退屈すぎない?  作者: nanon
僕と妖精
5/19

呼び方を変えようよ?


「ねぇ、モルダ」

『はい! 愛子様』

「……」


うーん。どうにかならないかなその呼び方。

「愛子様って呼び方変えようよ」


すると、モルダはキョトンと可愛らしく首を傾げて

『愛子様は愛子様です!』

と、可愛らしい笑顔で答えてくれた。


「………」


「モルダ、僕のことディアンで良いんだよ?」


『恐れ多いですー…』

「僕、ディアンってモルダに呼んで欲しいんだけどな…そんなにディアンって呼ばれた事が嫌なの?」

と涙うるうると潤ませていると


『はぅっ! …ディアン様と呼ばせて頂きますー!』

(愛子様が私を上目遣いでうふうると見てらっしゃる…! 反則ですー…)

と、様付けだが名前を呼んでもらうことに成功した。


「よし、王都へ行こうか」

『私も行きたいです!』

『僕もー』

『行きたいー』


『駄目ですっ! ディアン様はモルダと行くんですーー!』

とモルダは頬を膨らませて妖精たちを追い払っていた。ふふふ皆で行っても良いんだけどね。


『ディアン様! 行きましょう』

「うん、行こう。」


王都へ――――

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ