表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
精霊王の子って退屈すぎない?  作者: nanon
僕と妖精
4/19

夢オチでしたーなわけ無かった

「…ハッ!!」


………夢か。

『愛子様〜! おはようございます〜』


……じゃ無かった。まぁそうだよね…

実は夢オチでしたーなんてことは無いか。

ちょっと現実逃避したくて仮眠してたわ。


「おはようモルダ」

『えへへ』

モルダは名前を呼ばれて嬉しそうにくるくると飛んでいる。

僕はこの妖精にモルダというマナを与えた。


すると光輝き、肩までの髪が腰まで伸び体も大きくなった。しかし………


マナを受けた妖精は成長する。

そして、主と絆ができ、ともに生活する中で少しずつ主から魔力を貰いながらゆっくりと成長するのだ。


しかし、モルダは僕の魔力でだいぶ成長していた。普通ここまで成長するだろうか?いや、それは無い。

だが…モルダはもう、手のひらサイズではない。実は幼稚園児ほどの大きさまでに成長していたのだ。


…おかしい。成長速度が早すぎる。もう、モルダは精霊へ格が変わるか変わらないかというところまできているのだ。


考えられる理由は、まぁ…思い当たるんだけど。主が僕だから影響されているから、そしてマナを少し魔力を込めた言葉で与えたから。かな?

あ…そういえば。


昔格の高い精霊がマナを与えて妖精を急激に成長させたといった事例が………

まぁ、父上がしたことなんだけど。僕も同じことをしたらしい。事例の時父上は精霊王ではなかったためここまで成長したという記録ではなかったが、僕が精霊王の息子だから、それに影響されてモルダがここまで成長したのだろう。驚きである。

そしてモルダは可愛らしい幼女に成長したのだった。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ