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詩集⑧

パパ

作者: 桜ノ夜月

ねぇ、こんな風に改まって何かを伝えることは


今まで無かったよね。


ねぇ、パパ。だから


今日は貴方に、感謝の気持ちを綴ります。



ねぇ、パパ。


私が産まれたときは、凄く大変だったんだよね?


産まれたときは、酷く体の小さな私。


病気がちで、よく入院していたんだよね?


面と向かっては伝えられないけれど、


私は貴方とママに『愛』を沢山貰ったんだ。


それが本当は凄く嬉しいこと


なかなか貴方に伝えられないけれど、いつも思っているんだよ。



ありがとう。



ねぇ、パパ。


私に『愛情』を沢山くれて


ありがとう。



私たちは性格が似ていて


お互いの嫌なところも似ていて。


きっと、だから苛々して


喧嘩してしまうんだね。


でもね、パパ。


本当はいつも感謝しているんだよ?


ほんとだよ。



ねぇ、パパ。


私が酷く悲しかったとき


酷く辛かったとき貴方は相談に乗ってくれたよね。


ねぇ、パパ。


それなのに私は


貴方を傷つけてしまったことが沢山あった。


貴方に護って貰っているのに


私は貴方を傷つけてしまった。


申し訳ないって思ってるのに


なかなか素直になれなくて、ごめんね。




ねぇ、パパ。


素直になれない私からの


貴方を傷つける私からの


たった一言の、感謝の言葉。




『本当に、ありがとう』





感想、アドバイス等頂けると幸いです。

ここまでお付き合いくださり、誠にありがとうございました!

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― 新着の感想 ―
[良い点] 自分には娘がいるので、いつの日にか娘に言われたら、泣いちゃうな。 生きてるうちに、パパに言ってあげてもらえたらと思います。
2014/01/18 21:50 退会済み
管理
[一言] 共感しすぎて、思わず泣いてしまいました。 涙もろくてすみません。 自分も父への考えを少し変えてみようと思いました。 背中を押された気がして読めてよかったです。
2014/01/06 18:27 退会済み
管理
[良い点] これは是非、おとうさまに捧げてください! とてもお喜びになることでしょう。 娘を持つ父親は娘がひたすら可愛くて仕方ないようです。 妻より勝ってしまうほど愛情を持つ人もいるとか。 おとうさ…
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