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憧れの名前

作者: うずらの卵。

僕達兄弟はペットショップのケースの中で新しい家族が決まるのを待っていた。

そんなある日、隣のケースのシャム猫に新しい家族が決まったんだ。

シャム猫の新しい家族は両親と女の子の三人家族で、女の子がシャム猫を気に入って熱望したみたいだ。

そして、店員がシャム猫のお名前は決まりましたかと訪ねると、女の子がマリリンちゃんと言っていた。

僕達は可愛い名前だ、シャム猫にピッタリだと思った。

そして、僕達兄弟も名前を付ける事にしたんだ。

兄はアンソロジー、弟はルノワールと決めて、それから毎日お互いをアンソロジー、ルノワールと呼び合った。

そして、遂に僕達兄弟にも新しい家族が出来たのだ。

僕達を見て気に入ってくれたのが優しそうな老夫婦。

その老夫婦が僕達が兄弟だと聞くと、離ればなれにするのは可哀想だといい僕達を一緒に迎え入れてくれた。

そして、家に連れられて来て新しい生活が始まった。

老夫婦に僕達の名前をアンソロジー、ルノワールと言っても言葉が通じなく、

老夫婦は僕達に新たに名前を付けてくれたんだ。

兄はゴンスケ、弟はハチベイ。

これから宜しくね、と言われブルドックの兄弟は顔を見合せワンと鳴いた。

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