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魔法の勉強

ししょー?特訓場所?よくわからないがスカウトされていることはわかる。

「お前らなんなんだ?いきなり話しかけてきて」

「何って。私たちは魔法使いだよ」

帽子からくせ毛がはみ出ている女性が言う。

「こんなところに人がいるって不思議だね」

今度は小学生くらいの少年が言う

「こんなところにってそんなに人がいるのが珍しいのか?」

というと少年が答えた。

「うん!ここは大陸の最果てだもん!」

「最果て!?」

「うん。この辺りは何もないしだれの領土でもないんだよ」

「街も?」

「うん」

嘘だろ、確かに自由気ままに生きれる場所とお願いしたがここまで何もないとは。

そうがっかりしていると、女性が喋りだした。

「まあここは近くに海があるし。あと、、あ!お花も沢山咲いてるよ。」

と魔法?を使って地図を見せてくれた。本当に周りには街がない。

この世界には4つの大陸があるらしく、ここは一番大きい大陸の端っこらしい

「これが魔法?」

というと女性が興奮しながら喋りだした。

「そう!これが魔法!どう?魔法に興味を持った?私魔法を教えているんだけど君も勉強する?」

少し怖いが魔法には興味がある。教えてもらってもいいかもしれない

「じゃあお願いするよ」

そういうと女性と少年が「やったー!」ハイタッチをした。

よっぽどうれしかったのだろう。

「私の名前はソレイユ・モージ。ソレイユ先生ってよんで!」

「僕の名前はクラージュ・デュボワ。君の名前は?」

「俺の名前は、、」

ちょっと待って。転生したんだ、どうせなら新しい名前で名乗りたいな。

幸いブラック企業で翻訳をさせられていた経験がある。

そうだなぁ。あ!これなんかいいんじゃないか。

「俺はラーガ・アーベントイアー。ラーガと呼んでくれ」

「ラーガ。いい名前ね!じゃあ早速始めましょ」

そういうと杖から黒板とチョークのようなものを出して説明を始めた

「まずは基本ね。魔法には四つ種類があって魔攻撃、魔防御、魔強化、魔弱化の四つがあるわ」

「魔攻撃は炎のボールをだしたり、武器に魔法をつけて攻撃したりすることができるわ!」

「魔防御は体に魔法の鎧をまとったり、結界を作ることができるのよ!」

「魔強化は自分や味方を一時的にパワーアップすることができるわ!回復もこの

くくりの中に入っているわ」

「魔弱化は敵に悪い効果をつける魔法よ」

「そんな魔法だけど魔法をだすには魔力が必要よ」

「魔力は道具と時間経過で回復できるわ」

必死に覚えているとソレイユが手をたたいて言った。

「魔法の基本のお勉強は終わり。じゃあ実際に魔法を使ってみようか」

「クラージュ、お手本見せてあげて」

「わかった!」

そういうとクラージュは「トルネード」と唱えると小さな竜巻が起きた。

「今クラージュがつかったのは炎属性の、」

とソレイユがいうと

「先生!炎じゃなく風だよ!」

とクラージュがすぐさま指摘した。

「ごめんごめん。うっかりしてたよ。クラージュが言った通り風属性で竜巻を発生させられるんだ」

とソレイユが謝りながら説明した。

……ソレイユ先生って少し抜けているんだなぁ……とラーガは心の中で考えた。

「じゃあラーガ。今から二つのやってもらいたいことがあるんだ」

「なんですかソレイユ先生」

「いまからあなたにはスキルとそれにあった魔法書をあげる」

「スキル?」

「スキルは超能力みたいなものなんだ」

「ふつうは教会で神様から渡されるんだけどしっての通り教会のある街から遠い」

「ということで教会が売っていたスキル水晶を使いまーす!」

「スキル水晶?」

「スキル水晶っていうのは教会よりできることが減るけどどこでもスキルがゲットできる水晶玉のことらしいよ」

「それ大丈夫なんですか?危なくないですか?」

とラーガは心配そうに言う。

するとソレイユは「大丈夫でしょ」と言った。

心配だなぁ、あの感じだと使ったこと無さそうだし……

「ちなみに私は鑑定でクラージュは魔力増加ね」

「それじゃあ使ってみましょ。水晶玉に願いを込めてみて」

言われた通り水晶玉に手を合わせてみる。これで大丈夫かなぁと思っていると急に力が湧いてきた。

変わった感覚に困惑しているとソレイユ先生がにっこりと笑った。

「スキルが芽生えたみたいだね。早速確かめてみようか」

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