絶望
表現ムズすぎて凹む。
「…ここどこだ?」
目が覚めると殺風景な部屋の椅子に居た、広さは四畳くらいで、真ん中に椅子があるような感じだ
「そうだ…確か、あの場から逃げようとして、あの後どうなった?、! 愛斗は!?」
周囲に居ないか見渡す
「別の部屋か?それとも、もう…」
嫌な思いしかしない、だが今はここから抜け出すことが優先だ
「とりあいず、ここから出る方法を…って!」
どうやら両手足にロープが縛り付けられてるようだ
「クッソ…はよここから出ないといかんとに」
ロープをどうやって解くか考えているうちに、ガちゃんとドアのロックが外れ開いた
「………」
部屋に入ってきたのは10歳くらいの少女だった
「誰だ?何をしに来た?」
少女これから拷問まがいなことでもされるのかと不安を感じながら
「何故こんなことをする」
「……あなたはあたしを殴ったり殺そうとしたりしない…?」
少女が死んだ魚の目をしながら小さく聞いてきた
「お前が俺らに何もしないと誓えるならな」
少女はその言葉を聞くと雪斗のロープを解き
「ここ町から早く出ていって…」
泣きそうな顔でそう言い
「…なんで逃げないの?」
「まだ友達がどこかにいるからだ」
「もしかしてあの小さい人?」
「もだし他にも3人居る」
「小さい人はここのどこかに閉じ込められてると思う…、他の3人は知らない」
「そうか、ありがとうな」
「…うん」
そう言い俺は愛斗たちを探しに部屋を出た…、だが俺は廊下の惨状を見て絶句した
「な…うっ!」
その場で嘔吐してしまった、恐らく大半の人はそんな反応をするだろう、何せ廊下には無数の死体が転がっているからだ、4歳くらいの子供から老人、中にはかなり昔から放置されているであろう白骨化した死体もあるからだ
「…気持ちわりぃ、早くこっから出ねぇと気が狂いそうだ」
そう言い俺は天井を向きながら歩いた
「…ここは?、どこ?」
見渡すと物置のようなところで縛り付けられている
「…雪斗ー!、練ー!」
名前を呼んだ、しかし何も聞こえない、人がいる気配する感じない
「ここどこなの?」
周りには誰もおらず、真っ暗闇な空間、かろうじて倉庫みたいなところとわかるくらい
「そうだ確か武田が…、ウッ」
武田が殺される瞬間がフラッシュバックした、
「ハァハァ…最悪…」
嫌なものを思い出しそう吐き捨てる
「とりあいずここから出ないと」
「そいつは無理だぜ」
男が話しかけてきた、顔や姿形見えなく気配も感じなかった
「誰?」
「俺かい?俺は西野って言うもんだ」
「西野さん…何故ここから出られないと」
「そうだな、簡単にいうなr」
ガチャん、ドアが開いた
「おっと、やっとか」
「何がです?」
「やっと死ねる」
「へ?」
あまりにサラッととんでもないことを言うので間抜けたこれが出てしまった
やっと死ねる?何故死ぬ事がそんなに待ち遠しいように言えるんだ?
「俺は約3ヶ月ものの期間ここで過ごした、ここで生きるにはその辺に転がってる死体を食うことだ、そしてそんなものを食うから当然、変な病気とかに患る」
「え、何を?」
「まぁ最後まで話聞け、病気とかにかかったらこの世の生き地獄のように感じるんだ、24時間痛みに耐えながら死体を喰って痛みは酷くなる、そしてここに居るうちにある願望が生まれるんだ」
「それは?」
「死ぬ事だ、俺の前にも人が2人居たんだが、俺と同じような状況だったんだ」
「え?」
「つまりお前もこうなることだ」
絶句した、死体を食い、感染症の苦痛に耐えてその先にあるものが苦痛と死なのだから
「おっと、こいつらは早く俺を殺したいみたいだ、俺も、早く死にたいからな、どれくらいかかるかわからないがお前も達者でやれよ」
西野はそういうと巨躯な男に連れていかれ、男は嫌な視線を送りドアの鍵を閉めた
「嫌だ」
「嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ」
愛斗はただ嫌だと言っていた、いや何かをして気を紛らわせないと廃人になりそうでただ言葉を発し続けた
次の日もその次の日も
キャラクター紹介
練 ーれんー
喧嘩早く、不利な状況になると人格2つあんのってくらい口と行動が荒っぽくなる、だが普通の時でも荒っぽい時でも友人を大切にする、
身長 178
体重 83
生年月日 11 23 (15)
体重に対してかなり華奢で愛斗や悠大からは七不思議やろって広められ、学校七不思議のひとつに入っている