表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/2

angels

●印象に残る要素は多いが、「ある程度の個性」に留まっているところも。


【収録曲】


1.カモフラ-ジュ

2.サマー・イン・サマー

3.歓声をさがして

4.味方

5.あや

6.正直な話

7.みどり

8.仕事が終わったら

9.リルフィン・リルフィン

10.ギャグにしようぜ

11.舌

12.白春夢

13.花びらの中に


 私は今作で初めて彼らのアルバムを聴いたのですが、平たく言えば「シンプルな3ピースのギターロック」といった感じでしょうか。ただ、ボーカリスト・しいともの声質が結構粘着質だったり、歌詞の世界観が全体的にウェットだったり、ひねくれたラブソングである『正直な話』やコミカルなパンクナンバーの『仕事が終わったら』のような曲がある一方で、『リルフィン・リルフィン』や『舌』のように生々しい描写を見せる曲があったり……と、色々と印象に残る要素が多く、少なくとも「ありがちなギターロックバンド像」からは脱しているように思えます。


 しかし、「それが強い個性につながっているか」と聞かれたら、簡単に肯定できないところもあります。実際に影響を受けたかどうかは分かりませんが、個人的には、「銀杏ぎんなんBOYZ」と「クリープハイプ」と「それでも世界が続くなら」を足して3で割ったような印象があり、それゆえに「ある程度の個性」に留まっているように感じられました。まあ、これらの3バンドに比べたら「癖」は薄めである意味聴きやすいので、その観点からすると、結構「間口」が広い作品と言えるかもしれません。


評価:★★★★

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ