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とある作家の自画自賛

作者: 秋暁秋季

この小説を短編詐欺だと感じたら、星1でも入れちゃダメです!

※ポイントして加算されてしまいます!

故にブラウザバックを推奨してます。

(被害に会わないように、あらすじに記載済みです)

好き勝手に書いてるだけなので、読者様の意向をガン無視してます。(エッセイ通りです)

「大好きなんだ。此処に出てくる輩、全員。ストーリーもドツボなんだ」

そう言って、彼女は笑った。弾けんばかりの笑顔だった。彼女が見ていたのは、自分の投稿済みの小説。所謂自画自賛。それでも彼女は構わず身を震わせる。

私は呆れたような双眸で彼女を見る。何も此奴の生き様を軽蔑している訳ではなく。この、物静か極まりない喫茶店で、周りの目も気にせず、ギラギラした目をしている事に、軽蔑の目線を向けているのだ。そのうち絶叫すんじゃないのか?

真横に合ったグラスを手元まで引き寄せ、中のココアを啜る。まぁ、楽しそうで何より。

「最近言わなくなった。読者数伸びないとか」

「人様の好みと私の好みは、おもくそ逆を行くんだよ。所謂逆ばり。流れに乗れない」

此奴は昔からそうだ。周りが淡い恋愛漫画に花咲かせている最中、ずっと重たいダークファンタジーを好んだ。可愛らしい絵柄ではなく、どちらかと言えば綺麗寄りなイラスト。

どうにもひねくれた友達は、今日も楽しげに生きている。

「でも、一桁でも見てくれてる。完結すると最後まで読んでくれる人がいる。そこには生粋な好意しか無いと思うんだ。例えその証がなかったとしても」

「まぁな。あたしは好きだけど」

「サインを書こう!」

少しでも肯定するとこのザマである。ネタ帳であるノートの切れ端を破くと、此奴なりに綺麗な時で名前を書く。そえして、顔の真横まで持っていくと、褒めろと言わんばかりに顔を輝かせた。.......褒めてやるのが正解なのか?

「有難う.......」

「ま、一生無名だからさ、要らなかったらゴミ箱へ」

「いや、大事にするよ」

そう言って折りたたむと、持っていた文庫本の間に挟んだ。こうすればよれる事は無いだろう。その様を見て、半泣き状態になる。感情の起伏の激しさは知っていたし、実際その流れが物語に緩急をもたらしているのだが。のだが、変わりすぎな気がする。

「駄目なんだよ。作者が誰よりもこの子達を愛さないと。少なくとも世界が見えているうちは」

「見えなくなったら?」

「それは所謂打ち切りさ」

そう言って、仄暗い目をした。眼には放り出した長編小説が一つ。

好き勝手書いてます。

そこに人様のご評価とかはガン無視です。

人気がなくとも、書きたい時に書きます。書いてしまいます。

なんだか忘れられないと、恐く短編から長編にもします。


はっきり言えば炎上案件ですし、短編詐欺なのです。

でも抑えきれません。思いついたら書いてしまうし、投稿してしまうのが私です。


それでもご興味を持っていただけたら嬉しいです。

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