私が仲間に出来なかった分 第二章 救世主
「アイスミラー」と私は言った。その時私の前に氷結の壁が現れた。
「ばかめ。その氷溶かしてくれるわ。」
しかし氷を溶かすことができなかった。
「さっきなんて言った?溶かすんじゃないの?」
「うるせい。最大級オーバーキャノン。」っと大男は本気を出した。そして氷は少しだけ割れた。私は
「氷結の槍」っと言って一瞬で氷結の槍を作ってファイアに突撃した。ファイアはオーバーキャノンを私に当てようと必死に方向を変えたが私に技は一発も当たんかった。そして私はファイアの後ろを取った。そして槍を首に突き刺した。手応えはあった。ファイアはもがきながら倒れていった。
「自業自得だね。」っと私はファイアに言った。
「お前それで勝ちと思ってるのか。」っと余裕な表情でファイアは言った。
「当たり前じゃん。首に刺したから。お前はもう死ぬよ?」
「確かにそうだな。、しかしタダでは死なん。お前を道連れにしてやる。」
「やってみな。」っと言ったらファイアは立ち上がった。
「まじかよ。その状況で動けんの?」私はびっくりした。そしてファイアは私に飛びかかってきた。私はすれすれで避けた。しかしファイアは仰向けだった体を瞬きしている間に体を起こして炎を私に向けてきた。私は反応に遅れてしまいその攻撃をもろにくらってしまった。私の体の所々やけどしてしまった。
「力の差は歴然だから素直に死んでくれる?いやでもこいつはスペル使いか…。」
「スペルって何?」っと私は聴いた。
「わかった。俺を倒したら教えてやるよ。」っと言ってまた私に飛びかかってきた。私はそれを避けて「アイスミラー」を使った。だがファイアは体勢を直しアイスミラーにパンチを放った。アイスミラーをことごとく破ってしまった。私は驚き隠せなかった。そしてパンチをもろにくらった。私の体はもう動かなかった。そしてついに倒れてしまった。
「やれやれ雑魚がイキリやがって。腹たつばかり。」
ファイアは倒れた私に向かってきた。
「スパーク。」っと誰かが言った。そしてファイアに直撃した。
「何だ?」
「死んでくれる君?スパークフェア。」
「地面が黄色くなったぞ。どういう状況だ。」
「ただ自分に有利な状況を作っただけだよ?」
「高炎キャノン砲。」っとスパークを打った人に打った。それを華麗に避けた。そしてパンチを何回か打った。しかしダメージはなかった。
「お前攻撃が得意じゃないだろ?」
「うんそうだけど?何か?」
「じゃあお前を簡単に殺せるな。」
「死ぬのはお前だよ馬鹿か?」っと言ったその瞬間私は目が覚めた。
「ファイアは今止まっているから。今がチャンスだ。私が刀で背中に刺して氷柱を大量に作って突き刺せば確実にあいつを殺れる。なのに体が動かない。」私は心の中で呟いた。
「リチャージ」っと電気を操る人が言った。そしたら私の体が軽くなり私のやけどや傷が治った。私は
「今ならいける。」私は走り出した。しかしファイアは技をだそうとした。しかし
「エレキネスト!」ファイアの周りに電気の糸を絡ませて動きを止めてしまった。私は思いっきりジャンプをした。私は完全にファイアの後ろを取った。そして
「死ねえー」っと言って上から下へと刀を下げた。
「ぐあー。おおぬしまだ生きていたか。」っとファイアは苦しみながら言った。
「黙って死ねよ。氷柱の雨!」私はそう叫んだ。すると私の上から大量の氷柱が落ちてきた。その氷柱は私を避けながら落ちてファイアに全ての氷柱が刺さった。ファイアは喋ることもなく死んでしまった。ファイアの死体の前に行って私に刀の補充して弾薬を奪った。私は
「ありがとうございます」っと電気を操る人に言った。
「別に大丈夫」っと照れくさい顔をして言った。
「では。さようなら。」
「ちょっと待って!」っと電気を操る人は叫んでいった。
「何ですか?」
「うちの道場寄って行ってよ」
「え…大丈夫ですよ」私は迷った。
「だってスペル使いでしょ?」
「違いますよ。てかスペルって何ですか?」
「じゃあ教えてあげるから道場に来てお願い。」っと頭を下げられた。私は少し戸惑ったけど「わかりました。」っと言ってしまった。
「じゃあ僕に着いてきて!」っと言った。そして私達は歩き出した…。