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精術武具②【雷精系 雷神の聖拳】

精術武具②


銘:雷神の聖拳

系統:雷精系

所有者:ダルカーク・ゲーセット


武闘派の2級傭兵ダルカーク・ゲーセットが所有する籠手型の精術武具で、白兵戦闘の補助に特化した戦闘支援型の精術武具である。


 雷精系ということもあり電撃・雷光・球電などによる攻撃・破壊が主となる。その機能をフルに生かすためには使用者自身が優れた格闘スキルの持ち主である必要があり、これ単独では本来の能力生かしきることはできない。

 使用者であるダルカークは白兵戦闘の達人であると同時に極めて優れた拳闘家であるため、この精術武具の使用者には極めて相応しいと言える。


 しかしながら、彼がこの武具を所有するに至った経緯は少々複雑である。

 前の持ち主が戦場で戦死、戦友にして親友であったダルカークはその人物から死の直前にこの武具を譲られるのであるが、一部の人物の妬みもあり殺して奪ったと言う風説を流され周囲から孤立、軍人として現役を退いたという過去がある。

 その後、傭兵となり現在に至るわけだが、本来、使用者に適正が要求される精術武具の特徴から言って、奪った程度で使いこなせるはずがないのである。

 元の所有者と継承者の間でそれぞれの適性について確認があって初めて引き継げるものだからである。

 現在彼の周囲ではその継承経緯について疑っているものは皆無であるが、彼自身は戦友の死の理由と実際についてかたくなに沈黙を守っている


 使用の際には、予備動作として雷力を内部の蓄電部分に蓄積させる必要がある。また、精術発動の際には格闘技の攻撃モーションとそれぞれの術が連動しており、この武具のみで能力を発揮することは不可能。

 その意味でも非常に使用者を選ぶ精術武具だと言える。


【技一覧】


雷火生成:この精術武具を使用する際に予備動作として雷力を内部蓄積させるための操作。


穿孔雷撃:籠手の打撃部となるナックルプレートにはめ込まれた4つの鋲から、細く引き絞られた雷撃を雷の針のように放つ。雷撃が4つ同時に並列して放たれることで刃物で切りつけたような効果を発揮する。


雷光弾:ジャブを繰り出す動きでナックルプレートから球電体を投射する。使用者の思考をトレースして、放った球電体を誘導する事も可能


雷光疾駆撃:両拳のナックルプレートを押し付け合う予備動作の後に低い姿勢から拳を地面へと叩きつけるモーションの後に、地面上を高出力の雷撃を複数疾駆させる。地面の上を雷撃が伝播する事で攻撃対象目標を確実に捉えることが可能。攻撃範囲も極めて広い


雷光疾駆撃・万雷業火:雷光疾駆撃のより上位の技、攻撃範囲が広いのみならず地中深くに浸透した雷撃が爆砕的に地面上を吹き飛ばすことでより強力な攻撃力を発揮することが可能

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