【特別コラム①】精術とは?
【①精術とは?】
■先史フェンデリオル王国において盛んだった精霊科学大系であり、かつては大々的に使用されていたとされている。
■風火水土の4大精霊と光と闇の双極とによる〝エレメントタワー〟の概念を主体として理論が組み立てられており――
①作動手順としての〝人間の思念〟
②発動呪言としての〝言霊〟
③精霊存在を物理事情に影響させる媒体としての〝ミスリル素材〟
――の3要素から成り立っている。
■一般に歴史上の説話では、先史王国時代に精術の実行に必要なミスリル素材の一つミスリル水晶の主要鉱脈を採掘し尽くしてしまったため、精術の運用が困難になり、先史フェンデリオル国の衰亡が始まったと言われ先史王国滅亡と共に失伝したとされている。
■一度は失伝し完全に失われていたと思われていたが、隣国のヘルンハイトへの亡命者から伝承として密かに伝えられていた事がわかり、また、さらなる地下深くに新たなミスリル素材の鉱床が発見されたために精術の理論体系を含めて復活させる事が可能となった。
■当事、トルネデアスによる支配政策への反抗が強まっていたことや周辺各国の協力もあり、精術技術復活が後押しとなって独立闘争が活発化。戦線が形成されるのと同時に、精術の一部が『精術武具』として完成されたことにより、フェンデリオル民族側が有利となりトルネデアスとの独立戦争に勝利する事になる。
■現在はミスリル素材を組み込んだ『精術武具』『精術器具』が盛んに研究開発されており、幅広く取引されている。だが、ミスリル素材自体が貴重で高価であるため、市民全体に普及するほどには行き渡っていない。