番外編【不思議な館(洋館)からの脱出】後編
みぃと『みぃはろー♪
いよいよ後編だね!
誰が〈魔獣王の役〉だったのかなぁ?
みんなの予想が当たっているといいね♪
それでは後編のはじまりはじまり〜♪』
投票されたのは……
『少年』と、、、
そしてもう1人……
『甘飴甘味』だった。
シャウラ「偽物はお前だよ……甘味」
なんと!
シャウラは相方でもある甘飴甘味に
まさかの投票をしていたのだ!!
甘飴甘味「ちょっ、ちょっと!
しゃ、シャウぴ?
な、なにしてるの???
この子が〈魔獣王の役〉で偽物でしょ?」
シャウラ「……」
少年「ぐすっ……シャウラさんどうしてぇ?」
少年は涙を拭いながら
シャウラが自分ではなく
偽物の甘飴甘味に投票してくれた理由を尋ねた。
少年自身も
自分がもしシャウラの立場だったのなら、
まったく同じ状況になれば
間違いなく自分(少年)に投票していたであろう。
だからこそ少年は
シャウラの投票にとても驚いたのだ。
シャウラは自身の考察を静かに述べた。
「まず偽物が
『誰にも投票をしなかったどうなるか?』
こう提案して来た時点で少し違和感を感じた。
俺たちに考えることを放棄させにきているからな。
そして☆←これは甘味は使わない
決め手となったのはアカベコが犠牲になった時だ
偽物は"アカベコ"っとそのまま呼んでいたろ?
本物なら『べこ』って呼ぶからな」
シャウラの考察を聞き、
甘飴甘味(偽物)の目は泳いでいた。
「いやぁ。
オレたちはまんまと偽物に利用されたぜ。
少年はまず甘味に投票しないし
オレも相方だから投票しないだろうと思われていた
最初の犠牲者に
少年と一緒の部屋にいたアカベコを狙ったのは
少年に疑いをかける為だろ?
あのレートでさえ
少年に疑いの目を向けたんだからな」
少年と偽物はシャウラの考察に圧倒されていた。
偽物はシャウラの決心が変わらないと悟り、
糸が切れた人形のように
ただの一言も喋らなくなってしまったのだ。
「さぁ
さっさと偽物に投票して終わらすぞ」
少年「ぐすっ……う、うん!」
そして少年も偽物へと投票したのだった。
英雄召喚により出てきた英雄は、、、
《最強のアサシン ジルバード》
英雄達の1人でもあり、
人の身でありながら魔剣の所有者を殺してみせた
【最強の暗殺者】と呼ばれている『おばあちゃん』だ。
年季の入った風格が凄みを感じさせている。
シャウラ「げっ⁈
よりにもよってジル婆かよ⁈」
少年「え?
シャウラさん。
英雄の人と知り合いなの?」
シャウラ「……オレの師匠だよ」
少年(えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ⁈
な、なるほどぉ
通りでシャウラさんって盗賊なのに
動きが暗殺者っぽかったんだね)
少年が驚いている間に偽物の甘飴甘味は処刑されていた。
みぃと『みぃはろー♪
キミたちおめでとう!!
ゲームクリアだよー♪
キミたちの勝利だね♪
そのまま地下室に来てね。』
少年(地下室?たしか物置きにしてるって……)
2人は言われるがままに地下室へと足を運んだ。
シャウラが警戒しながらも地下室の扉を開けた。
扉には鍵はかかってはいなかった。
扉を開けて中の様子を伺った2人。
少年「え⁈
なんでみんなが此処に??
てか生きてたんだね!よかったぁ〜!」
シャウラ「ふっ……。」
地下室には消えていったみんながちゃんといたのだ。
もちろん本物の甘飴甘味もだ。
甘飴甘味「シャウぴ!
さすがぁぁぁぁ♪しゅきぃぃ♪」
甘飴甘味が物凄い勢いで
シャウラに向かって突っ込んできたのだった。
シャウラ「あっ、偽物だな」
シャウラは冗談でそう言い
片手で甘飴甘味の頭を押さえて
抱き着こうとしているのをストップさせていた。
……いつもの光景ですね。
リンク「いやぁー
見ていてハラハラしたよ。
犠牲者になってここに来た時は
『あ、これ死んでみないとわかんねぇ』
ってなったね」
りと!「リンクしゃんそりなー。
『死んでみないとわからない』
ほんとそり。」
少年 「すごいパワーワードだね……」
レート「僕も助言したかったんだけどね。
死人に口無しってやつだね。」
アカベコ「オレなんて
寝てたらいきなり此処だぜ?
これ面白いから今度さぁ
みらい先生や十六夜も入れて
みんなでやろうぜ?」
アカベコの提案に一同は賛成して
わいわいと盛り上がっていた。
みぃと『少年くん驚かせてごめんね?
このゲームを貴族仲間に配信して
魔獣王によって被害を受けた
『貧しい人達の為の寄付金』
を募集してたんだぁ♪
もちろん賭けとかしてないよ?』
少年「そうだったんだぁ〜」
少年はこのゲームの目的も知り、
全員が無事で終わってほっとしていた。
少年「あっ、みぃとさん。このカード返すね!」
少年はポケットからカードを取り出しては
館の主みぃとに手渡して返そうとした。
ふと、
カードのイラストに目がいった
(あれ?
〈村人〉のイラストってこんなんだっけ??)
そしてカードのイラストをじっくり見た少年の顔は
凍りついてしまったのだ。
『あなたは魔獣王です』
そこには魔獣王のイラストとメッセージが
書きこまれっ……
アカベコ「……きろ
はや、く……おき……
『おい!早く起きろっ!』」
ーーガバッ。
少年「ふぁ〜〜あれ?朝だぁ??」
少年を起こしたアカベコが窓を開けた
霧も晴れすがすがしい朝だった。
下にいるみんなに手を振り合図を送っている。
アカベコ「みんなもう玄関で出発の支度してるぞ」
少年はなにがなんだかわからずにいた。
お風呂に入ってからの記憶が曖昧だ。
どうやら普通に朝を迎えたみたいだ。
甘飴甘味「みぃとちゃん泊めてくれてありがとう♪」
シャウラ「ぐっすり眠れたぜ。サンキュー!」
リンク「ありがとう。
大浴場も広くて綺麗で使いやすいね」
りと!「みぃとさんありがとう!
食事も美味しかったわ!!」
アカベコ「世話になった。
じゃあまた!
さぁって行きますかぁ〜。
英雄の明日リオンがいる街まで
みんな急ぐぞぉー」
レート「泊めていただきありがとうございました!
ほらっ。少年くんも。
ちゃんとみぃとさんに挨拶してから
来るんだよ?」
少年以外のみんなは歩き始めていた。
少年「……あれぇぇぇ??夢だったのぉぉ??
う、うん。」
少年は1人残り
そして館の主にぺこりとお別れの挨拶をした。
「みぃとさん。
泊めてくれてありがとうございましたぁ♪
お子様ランチとっても美味しかったです!」
みぃと『いぇいぇ こちらこそー♪
みんなから冒険のお話が聞けて
とても楽しかったよぉー♪
また来てね?
いつでも泊まりに来ていいからね♡』
少年は手を振り不思議な館(洋館)を後にした。
挨拶を終えた少年は走った
そして先に歩き出していたみんなへと追いついた。
走った拍子に、
少年のポケットから1枚のカードが
ひらひらと宙を舞っていた
宙を舞うカードに書かれていたメッセージは……
『あなたは……』
ーーふふっ。
とても不思議な番外編でしたね。
『あなた様』も一度この館の主の女の子の所に
遊びに行かれてみては?
きっと不思議な体験ができますよ♪
……え?
「まさかの夢落ちの夢落ちかっ!」
「もっと入浴シーンを入れろっ!」
……ですか。
『あなた様』の言いたいことはわかります。
えぇ。それはとてもわかります。
わたくしめも作者さんに抗議しに行きたいのですが、
その前に、、、
どうかわたくしめを
『この館から脱出』させていただきたいのです!
ぜひ助けてください!お願いします!!(必死)
リンク『いやアンタが脱出するんかーいっ!』
みぃと『みぃはろー♪
さすがリンクしゃん!
見事なツッコミだね♪
ナレーターさん?
ぼくは閉じ込めてないよ??
ここの扉はね?
こうやって、こうすると……
(ガチャリ)……ほらっ開いた♪』
フードを被った謎の男「……」
フードを被った謎の男「ご、ゴホン。
ではみなさん♪
本編で
またお会いしましょう!」
リンク「……」
みぃと「……」
【不思議な館(洋館)からの脱出】 完
前編 中編 後編と読んでくださり
ありがとうございます!
ホラーが苦手な人にも読みやすいようにと
怖くない感じで書いたつもりです♪
おまけ:更新時間はもちろん狙ってです(*´꒳`*)♪ネムカッタ
310で『みぃと』ってね。(*´꒳`*)てへっ。




