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番外編 海の覇者【ナイトドラゴン】


青く綺麗な広い海の上に

帆にはドラゴンのマークが(えが)かれている一隻の船が、

悠々と航海をしていた。



この広い海で名を(どどろ)かせているチーム。

【ナイトドラゴン】の本船だ。

海賊王の娘でもあるリンクも

この護衛部隊(ごえいぶたい)に所属している。


部隊は複数あり、

参謀でもあるリンクは

現在は紫陽花(アジサイ)コンビ達と共に行動している

他の【ナイトドラゴン】の部隊も、

それぞれ効率よく仕事をこなし

各大陸の海の商人からの依頼は

【ナイトドラゴン】がほとんど独占しているのだ。

それほど1部隊1部隊が護衛部隊として

しっかりと機能している証拠なのだ。


それぞれの部隊がこの広い海を

さも自分の庭のように優雅(ゆうが)に航海している

この海で彼らの右に出るチームはいないからだ。


元は『海賊王バンク』の海賊団で

海を暴れまわっていたのは昔のこと……


『夜の航海は絶対にするな!ドラゴンがでるぞ!』


っと、


『海賊王バンク』がいた頃は恐れられていた。


しかし今となっては、


『夜の航海でも安心だ♪ドラゴンが護ってくれるぞ♪』


っと、


安心安全の意味を込められてそう言われるほどになったのだ。


海賊からいきなり護衛部隊になったのだから

ここまで評価されるまでに

数えきれないほどの相当な苦労があったのだろう……




「船長おきるのにゃぁ!

 朝ごはん食べるのにゃぁ!

 さっさと起きるのにゃぁ!」


メイド服を着ている男の子か女の子か判断するのが

難しい獣人族の謎のメイド『みんと』が、

部屋で寝ている長い髪の白髪(はくはつ)の男を起こしていた。



船長と呼ばれた白髪(はくはつ)の男の名前は『ナイル』

現在の【ナイトドラゴン】の船長でもあり

青い宝石がついたサーベルのような魔剣

【魔剣アスタルト】の所有者でもある。



「……ん?すぐいく。」


ナイルからの返事を聞き、

メイド服を着ているみんとは颯爽(さっそう)()けていき

次々と他の船員達を起こしてまわった。



ナイルは寝ぼけながらも鏡を見た。



「船長……っか、

 俺の中では永遠に海賊王(オヤジ)が船長だよ……

 俺たちのことを家族同然だと思ってくれてたんだ

 あの時の俺たちは

 まだまだガキで弱かったが……

 今なら……」


鏡を見つめながら昔のことを思いふけているナイル。




ーーー


大男の目の前で

「自分達も一緒に連れていってくれ」っと、

駄々をこね

泣きながら訴えている2人の男の子がいた。


大男は2人の男の子達の頭をグシャグシャと

乱暴に()でた。



「おぃおぃ。

 泣くなよおまえら。

 海の男が台無しじゃねーか……ったく、

 おっ!

 そうだ『ズカパン』。

 おめぇにはこの槍をくれてやる。

 まだガキのおめぇには扱えねーが、

 いつか俺より強い男になれよ」



大男は、

自身の武器でもある〈海賊王の槍〉を

黒髪(くろがみ)の男の子にあげた。


今度は白髪(はくはつ)の男の子に目を向けた。


「次は『ナイル』……大きくなってからでいい

 俺が作ったチーム……

【ナイトドラゴン】をだなぁ、

 〈夜になると現れる龍の海賊〉って

 恐れられるんじゃなく、、、

 いつかきっと、

 〈夜になっても頼りになる龍〉として

 おまえがチームを引っ張ってくれや!

 ナイト=夜から ナイト=騎士へ

 な?……お前なら

 いや、、、

 お前たちならきっとできるさ』



大男は白い髪の男の子に笑顔でそう言った。

そしてこうも付け加え謝った。


『あー。

 帽子はすまんが俺の娘の『リンク』にやる。

 あれは死んじまった嫁の形見(かたみ)だからな』


『知ってるか?

 この前はじめてリンクが俺に似顔絵を

 描いてくれたんだぞ?

 「パパぁ。パパぁ。」って言って

 もう可愛いの可愛いの。グェッへっへっへっ。』


大男は自分の幼い娘の自慢話を始めた。



ナイル 「また始まったよ親バカが。

     わかったから早くいっちまえ。」


ズカパン「……おれ、強くなるから。」


2人は泣き止み、

必死に笑顔を作ってみせた。

海の男の強さを少しでも、

目の前の親代わりに育ててくれた恩師に証明したかったのだ。



大男の海賊王バンクはニコッと微笑み。

太い腕でしっかりと2人を強く抱きしめた

そしてその場を去っていった。



俺の見間違いかも知れないが、

抱きしめられて顔ははっきり見えなかったが

俺には海賊王(オヤジ)が一瞬、

涙を流していたんじゃないかと

なぜだかその時は思ったんだ……


まぁ、

海賊王(オヤジ)は泣いたことなかったから

たぶん俺の気のせいだったかもな……



これが海賊王(オヤジ)との最後の記憶だった。



なぜなら海賊王(オヤジ)

【魔獣王】との戦いで生涯を終えたからだ……


ーーー




「あの時の俺たちじゃ足手まといだったが、

 今ならズカパンも強くなったし

 俺も魔剣に認められ使えるしで、

 今なら海賊王(オヤジ)を死なせずに……」



ナイルは鏡の前でパシャと水を顔にかけた

そしてそのまま顔を洗った。


(考えても過去は変えられないな)

っと、

気持ちを切り替え船の中の厨房へと向かった。



(あっ、しまった。

髪をセットするの忘れちまったぜ……)


厨房に着くと、

個性が豊かなメンバー達が朝食を食べていた。


先ほど起こしに来てくれたメイド服のみんと。


腕にヘビの刺青を入れている料理人。


みんなから姉さんと呼ばれている姉御肌の女の人。


楽しい音楽を流すムードメーカーの音楽家。


などなど、

国民的漫画の麦わら帽子の海賊団にでも出てきそうな

人物達だった。


  みんと「船長その髪ぃ……クスクス」


刺青料理人「髪がっ、髪がっ、……ゲラゲラ」


   姉御「ナイルどうしたんだい?

      ぺったんこの所もあれば

      寝ぐせがついてる所もあるじゃないか」


  音楽家「とりあえず歌っとく?髪も踊りだすぜ」



案の定、

ナイルは船員達に寝起きの髪型を笑われていた。


「お前らうるせぇ。」


みんなの仲がいい微笑ましい光景だった。



ナイルは朝ごはんを食べながら書類の山に目を通していた。


(もうすぐ目的の島だな……あった、この書類だ。

 前金がやたら高い依頼なんだよなぁ。

 そういやこの依頼のことで、

 リンクと賭けをしていたっけ……)


しばらくすると目的の島に到着した。



「おーし、おまえらぁ。

 さっさと荷物を

 島の指定の場所まで運ぶぞぉー」



船長ナイルが指示を出した

指示は出すものの、

ナイルも一緒に手伝い、そして共に運んでいる。


ナイルにとって一味の船員達は部下ではなく

平等な仲間達なのである。


ナイル自身は

仲間達の失態はナイルがカバーし

チームの責任は船長の責任っと、

船長の肩書に恥じぬ振る舞いをしている。


そんなナイルだからこそ

仲間のみんなは

海賊王バンクの後に継いだナイルのことを信頼しているのだろう。



船員達が島に入ろうとすると、


「……待てナイル。島の様子がおかしい。」


眼つきが鋭く

口数が少ない黒髪の男が、

背中に威圧感のある槍を背負いながら

船長ナイルに警告した。



ナイルはそれを聞き、

すぐに船員たちの動きを止めた

そして【魔剣アスタルト】を両手で握りしめ、

天に(かか)げて目をつむりながら

魔剣の能力を発動させた。


『魔剣アスタルトよ、恵みを与えよ。』


ナイルの言葉に反応し、

魔剣に付いている青い宝石が輝きだした


【魔剣アスタルト】の能力でもある

その場の状況に合った恵みを与えられるのだ



「……ちっ。

 リンクの読み通りやっぱり罠だったか、、、

 リンクとの賭けに負けちまったじゃねーか。

 まぁ、そうだった時の為に

 本船の俺たちが依頼を引き受けたんだけどな。

 それにしても助かったぜ『ズカパン』」


船長ナイルは副船長のズカパンの胸に拳を軽く当て、

微笑えみながら感謝を表現した。




この依頼は【ナイトドラゴン】のことを

好ましく思っていない依頼主が、

普通の島では無いこの島を指定し

「荷物を運んでほしい」と偽の依頼を出したのだ。


おそらく荷物の中身は

モンスターを引き寄せる餌でも入っているのだろう。

ここに来る途中に、

海の魔獣クラゲーラ2体と

タコタコキング3体が集まって来たのだから……

(エピソード14のことであります)


依頼主はどうやら【ナイトドラゴン】を罠にかけようと企んでいたみたいだ。



「マズいな。

 この島は魔獣の巣窟(そうくつ)になってやがる」



ナイルはすぐさま撤退を指示した。



しかし、、、



「船長!

 船の底からバカデカい木のツルが絡まってやす!

 船が身動き取れねぇです!」



船員が船の状況をナイルに伝えた。


いつのまにか本船に

木のツルが複雑に絡み捕らえられていたのだ。


『……こいつは!

 近くの森林(しんりん)に大型のモンスターがいやがる!

 全員戦闘態勢に入れっ!!今すぐだっっっ!!

 もうすぐ木の傀儡(くぐつ)が大量に襲ってくるぞ!

 みんと!

 姉さんや厨房にいるアイツらも呼んでこい。

 そしてお前らは船を守れ。

 俺とズカパンの2人で、

 島の森林に入る!

 このモンスターの本体を仕留めてくる!

 さぁ、地獄へ向かおうぜ相棒』


ナイルはズカパンを見ながらニヤリと笑っていた。


船に絡まっている木のツルを見て、

どんなモンスターが仕掛けてきたのか

いち早く気づいたナイル。

そして魔獣やモンスターがウヨウヨいる島の森林へと向かい、

自らを危険に晒そうとしていた。



ズカパン「……まかせろ相棒」


ズカパンもニヤリと笑い、

(おく)することなく

ナイルと共に森林へと向かおうとした。



船員「ふ、ふたりだけで島の森林に⁈

   そいつぁ無茶ですぜ!

   本体を倒すまでに他のモンスターや魔獣が

   どれほどいるかもわからないのに……」


船員の1人が心配している。


ナイル&ズカパン「はっはっ!

         かまわねぇ、上等だ!」


っと、


2人は笑っていたのだ。


2人の目はギラつき

強敵と出会えるのを楽しみにしているようだった。




ーーゾッ


船員はそんな2人を見て畏怖(いふ)した。

(き、危険なのになんで笑っていられるんだ⁈

船長と副船長が戦闘狂ってのは聞いていたけど……)


まだまだ未熟なこの船員は、

実力者の2人の考えなど到底理解することなど

出来なかった。

いや、

普通の人ならば、

魔獣やモンスターがウヨウヨいるような場所に

自ら望んで行きたいとは思わないだろう……


それなのに危険を楽しみ笑っていられる2人。


ナイルとズカパンの笑みを詳しく説明しろと言われたのなら一言、

"強者の笑み"としか説明の仕様がない。



しばらくすると、


ナイルの言った通りに木の傀儡(くぐつ)が現れては

船員達に向かって攻撃してきたのだった。


ナイル「ここはアイツらに任せておこう。

    俺たちは森林にいる本体の

    〈フォレストハンター〉を倒すぞ!」

(……問題はフォレストハンターの大きさだな。

成長し過ぎていると手がつけられないかもな)


ナイルはズカパンと一緒に

危険な島の森林へと足を運んだ。



途中で魔獣が現れたが、

ナイルが魔剣で一振りで倒した。


モンスターが現れたが、

ズカパンが海賊王の槍で一振りで倒した。



ナイル 「……競い合うか。」

ズカパン「……競い合うか。」


2人はなぜか道中に出てきた敵を

どちらが多く倒すかで競い出したのだった。


本当に戦いを楽しんでいる。


2人が敵を倒しまくっていると

気付けば目の前に木のモンスター

〈フォレストハンター〉の姿を確認したのだった。

木に化けて獲物を狩るモンスターだ。



ナイル 「……はぁはぁ」

ズカパン「……はぁはぁ」



ターゲットを目の前にするも、

2人はさすがに息が上がっていた。

無理もない、

ここに来るまでにこの短時間だけで、

2人で魔獣やモンスターを50匹は倒して来たのだから……


ナイル「ちっ、予想以上にデケェじゃねぇか」


ズカパン「……」


2人の目の前に現れた木のモンスターはとても大きかった。

言うならば〈大樹〉

しかも島全体をこの大樹一本で支えているかのような

それほどとてつもない大きさだったのだ。



〈フォレストハンター〉もこちらに気付き、

無数の木の傀儡(くぐつ)を出現させては

2人の()()(はば)む。


ズカパンは背負っていた海賊王の槍に気力を込め、

木の傀儡(くぐつ)をなぎ払い道を作った。



ナイルも魔剣を構え気力の刃を飛ばしては

木のモンスターの〈フォレストハンター〉を攻撃した。


ーーザクッ


〈フォレストハンター〉に軽い傷は与えたものの、

両断することなど到底出来なかった。


〈フォレストハンター〉がゴゴゴっと形を変えながら

動いている

そして気力を込めた"大木"を振り注いできたのだ。



ナイルは自身を防いでいる。


ズカパンも自身を防いでいる。



お互い正面しか防いでいなかったので、

地面から這い出た根っこの『木のトゲ』に

気付くのが遅れてしまった……


ーーザク!  ナイル 「……ぃ⁈」


ーーザク!  ズカパン「……っ⁈」


お互いにダメージを負ってしまう


〈フォレストハンター〉は2人にダメージを与え、

その後は体勢を整えながら

どんどん木の傀儡(くぐつ)を出してきていた。

〈フォレストハンター〉には表情や感情が無いはずなのに

なぜか余裕を感じさせられていた。


強敵だと言うのにそれでも2人はまだ競い合っていた。


そんな2人に【魔剣アスタルト】から

水しぶきが急に2人にかかったのだ。


ナイル 「⁈」

ズカパン「⁈」


魔剣が熱くなるなと言っているのかのようだった。



2人はあることを思い出したのだ。





『力だけを信じるやつに勝利は訪れねぇ』




熱くなり

とても大事な教えを2人は忘れていたのだった。


海賊王(オヤジ)の教え』を思い出し、

戦いの最中で二人は反省した。


自分1人で倒すことばかり

考えてしまっていたことに……


背中を任せることのできる頼りになる"相棒"が、

すぐ近くにいると言うのに……


己の腕っぷしと武器にばかり頼り切って戦っていた2人

だったが


『『そうじゃねぇ!

  俺には本当の相棒がいるだろうがっ!』』


お互いに同じことを思い口に出していた。


ナイルとズカパンはお互いに顔を見合わせては

二人だけの〈最強の必殺技〉を放つことを決心した。


ナイルは魔剣の力を解放し、気力を最大まで上げた。

ズカパンも気力を最大まで上げ、槍を巨大化させた。


そして必殺技の詠唱をしながら

お互いに背中を預け

次々と木の傀儡(くぐつ)を倒していった。



ナイル 「我は海の守り手であり」

ズカパン「我は海の親友であり」


ナイル 「夜龍(やぼう)を導く灯台であり」

ズカパン「夜龍(やぼう)を沈める武器である」


ナイル 「人よ、前を向け」

ズカパン「人よ、臆するな」


ナイル&ズカパン「「確かな絆は此処に」」

ナイル&ズカパン

『『偽天(ヘブン)穿(・ツイン・)双撃(バスタード)



ズババババババババババババババババババ!!!!

ズドドドドドドドドドドドドドドドドドド!!!!


とてつもない轟音、

とてつもない豪快さ、

とてつもない破壊力、


だが、、、


『美しかった』


苦戦していたのが嘘のように

〈フォレストハンター〉を海の彼方まで吹き飛ばし

海の藻屑(もくず)と化したのだ。


この必殺技がすべてを物語っていた。


二人の気持ちを表していたかのようだった。


お互いを尊重(そんちょう)し、尊敬(そんけい)し、

生き方を尊厳(そんげん)しているかのように綺麗に重なり

魔剣と槍の威力がお互いに相殺されることもなく

(たわむ)れているかのように混ざり合っては

目の前の強敵を倒したみせたのだ。


最初から二人に言葉はいらなかった。


いつしかお互いをライバルとも見ていた。

いや、

今もそう見ているのかも知れない。


「負けたくない」と言うプライドが、

お互いを邪魔していたのかもしれない

だがそれ以上に、

「コイツは相棒」なんだと

「心から頼りになるやつ」なんだと


言葉にはしなくとも、

2人はそう分かり合えているようだった。


白髪(はくはつ)の剣士ナイル』

黒髪(くろがみ)の槍使いズカパン』


この2人の『(きずな)』は、

言葉では語れない深いものだったのだ……




ーーふふっ。

【ナイトドラゴン】が海の覇者と呼ばれているのも

このおふたりの強さあってのことなのでしょうね。


あれ?

作者さん??

もっと【魔剣アスタルト】のご説明を、、、

これではただただ、

おふたりの強さを証明しただけなのでは?



ナイル「お?

    なんだあんちゃん!

    そんなに魔剣(こいつ)を味わいたいってか?

    いいねぇ〜。

    相手になってやるよ。」


ズカパン「……ナイル。俺が先にこいつとやる」



フードを被った謎の男「……」



フードを被った謎の男「い、いえっ、

           わたくしは

           戦闘要員ではないので……

           あっ!

           あんな所に

           強そうなモンスターが!」


ナイル&ズカパン「「なに⁈

          俺がやる!!!

          って、、、

          いねぇじゃねーか。」」


ナイル&ズカパン

「「あっ。あのやろう逃げやがったな……」」




……ふぅ。危なかったです。

それにしても本当に仲がよろしいですね。


武器とか乗り物とかの相棒ではなく

"本当の相棒"ですか。


そんな人がいるだけでとても羨ましい限りです。


これ以上は言葉はいりませんね……


では最後に質問を、


『あなた様の相棒は?』



海の覇者【ナイトドラゴン】 完


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