プロローグ
この物語に登場する人物は、
作者が勝手に考えイメージした物です。
配信者様の方達には、
事前に名前を出しても良いか聞いております。
(一部のアカ……ゴホン
一部の配信者様は
巻き込まれたっと笑っておられましたが……)
以上のことを踏まえて
楽しく読んで頂けたら嬉しいです♪
〜とある王国の街にあるとある酒場〜
ワイワイッ
ガヤガヤッ
騒がしい酒場の奥のテーブルで
モヒカン頭の荒くれ者達2人組が飲んでいた。
「おい知ってるか?
最近暴れまわってる
【紫陽花コンビ】ってやつらの噂……」
そう1人の荒くれ者が言った。
「ヒックぅっ……
紫陽花コンビぃ??
なんでぇそいつらぁぁ???……うぃ」
もう1人の荒くれ者は少し酒がまわっているようだ
「なんでもピンク色した髪の女は、
魔法職なのに前衛に出てきては、
敵に突っ込んでいき物凄い魔力で暴れまわる、
『やべーやつ』らしいぜ」
荒くれ者の男はその【紫陽花コンビ】の噂を続けた。
「もう1人の青い髪したイケメン?は、
職業は盗賊で、
その動きは目にも止まらないくらい、
はぇぇらしくってよぉぉ。
なんでも、
対峙したやつが言うには、
『蒼い残像』が見えたと思ったら、
いつのまにか斬られてたってよぉぉ」
誰かから聞いたのであろう噂話を、
自慢げに語るモヒカン…ゴホンっ失礼。
自慢げに語る荒くれ者の1人。
酔っているもう1人がこうつぶやいた。
「うへーっおっかねぇなぁ……ヒックぅ
それにしてもぉよぉ??……うぃ〜
なんでぇそいつらぁ〜
【紫陽花コンビ】って言うんだぁ???ウィ…」
酔っぱらいながらも疑問を持った荒くれ者の1人。
そこへ突如、
フードを被った謎の男が2人に話しかけた。
「ふふっ。
それは紫陽花の花が、
『青色』 や『ピンク色』 の花を、
咲かせるからですよ。」
突然、
声をかけられびっくりする荒くれ者の2人。
『『びっくりしたじゃねぇか!あんちゃん!!』』
荒くれ者の2人は声を揃えてそう言った。
「これは失礼いたしました。
ですが、
その紫陽花コンビのお話……
よろしければ、
わたくしめが奏でながら、
詳しくお聞かせしてさしあげましょうか?。」
フードを被った謎の男の背中には、
この世界では見慣れない楽器を背負っていた、
どうやら旅の吟遊詩人みたいだ。
「そいつぁほんとか⁈
よし!
ここは奢るから、
【紫陽花コンビ】の話を、
おれたちに詳しく聞かせてくれや!」
荒くれ者達は、
フードを被った謎の男を自分達と同じテーブルに座らせた。
その顔は、
今からどんな物語が聴けるのかと興味津々で、
まるで、
寝る前に絵本を読んでくれるのを
まだか、
まだか、
っと、
心待ちにしている子供のように目をキラキラと輝かせ
ては、
フードを被った謎の男の話に耳を傾けていたのだ。
「かしこまりました。
では、
しばしのご静聴を……。」
フードを被った謎の男は、
背中に背負っていた楽器を取り出し、
美しい音色と共に、
『紫陽花コンビの伝説』を語りだしたのであった……
〜〜♪
(ここでカメラワークは
ぐぃーーーっと上にあがっていき、
夜の街を映しては、そのまま星空を映す。
そしてopの曲と映像が流れ始める。
opの最後に
地面にアジサイの蕾が映し出される。
このアジサイの蕾は最終回のシーンで出てくる。)
ーーふふっ。
え?
なんの話かって?
アニメだったらこんな感じなのでしょう。
おっと、第1話の前に、
登場人物を先にご紹介いたしましょう。
若干のネタバレにもなりますが、
そのネタバレさえも、
次回予告として活用したい所存でございます。
さらにその方たちを"知る者"は、
クスっと笑えたり、
「そんな設定なんだ」と思いになられることでしょう。
もちろん。
知らない方の方が圧倒的に多いので、
気にせず飛ばしてエピソード1話から、
お先にお読みくださって頂いてもかまいません。
それではまたお会いしましょう。