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Milky way 第二話


「結構、美人だったな〜」牛乳配達を終え、学校についた俺は教室の中で呟いてしまった。しかも授業中に。呟いてしまったことは、牛乳配達の途中で小川さん家の二階で見た女の子のことである。

「え? 誰が?」 後ろの席のアキラが俺のつぶやきを聞いたようだ。

「バイト中で見かけた子」 先生にバレないくらい、でも後ろの席に聞こえるであろう声の大きさで喋った。

「へ〜 どんな感じの子?」どうやら、聞こえたようだ。

「‥‥‥知らん」「え」15秒の沈黙が続く。

「じゃあその子のこと、どこで見たの?」どこと言えば‥小川さん家の二階だが、なんか俺が変態みたいじゃないか?

「‥教えない」「なんで!?」「あっ」アキラの声がでかかった。

「〜〜〜〜——〜〜—————!!!」先生に二人の名前を言われた。そこで俺とアキラとのあの子の話題は終わった。

学校が終わり、帰り道、いつも通りアキラは住宅街の方へ足を、そして俺は商店街の方へとペダルをこいで行った。『最近、寒くなってきたな〜』などと心の中で思っていると‥‥

「ショウちゃん!」「!?」いきなり自分の名前を呼ばれ、自転車のブレーキを思い切り握る。

「ブリが一匹余ったんだけど、持って帰らない?」俺の名前を呼んだのは1−3−21の魚屋の佐藤さんだった。「え?いいんですか!?」「いいのよ〜、今日の朝早くにもショウちゃん見かけて頑張ってるの、おばちゃん知ってるから!」「ありがとうございます!」「今日から寒くなってくるらしいから、風邪ひかないようにね!」「助かります‥」

俺はこの地域に越してきて本当によかったと思った。


‥‥−−——− たとえ、五つのときからひとりだとしても‥−−−



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