現代編第30話 ~コンピュータで昔のゲームを遊ぼう~
蠣乃神社の厄払いの神・イヨはゲームが好きである。ということで神社の巫女(?)におねだりしてはゲームを買ってくるのである。
この日も新作ゲームを手にご機嫌で帰ってきた。
「さあ早速やるのじゃ!」
イヨが今回買ってきたのは超大手メーカーがリリースしたボードゲーム全集である。
「最初は…やはりこれじゃな!」
イヨが最初にプレイしたのはバックギャモンである。
イヨは1000年以上前から生きているのだが、そんな彼が生まれて初めて好きになったゲームがバックギャモンと祖先を同じくするゲーム・盤双六なのである。故にイヨはバックギャモンについては「キャリア1000年」を自称し、下手の横好きなジャンルも多い中バックギャモンについては結構強い。
そしてCPU相手に戦いを挑むイヨ。
「ふははは、何が難易度『やばい』じゃ!キャリア1000年のイヨさまに勝てると思ったか!」
キャリア1000年の自称は伊達ではなく割とあっさり最高難易度に勝利するのであった。
「次はナインメンズモリスをやってみるのじゃ!ミオがシェイクスピアに出てくるとか言っていたのじゃ。」
そしてひとしきりCPU戦を楽しんだイヨではあったが…
「そろそろコンピュータとやるのも飽きたのう。」
CPU戦に飽き対人戦がしたくなった。
「誰かフレンドでやっている者はいないかのう?」
実はイヨの交友関係にはゲーム好きも多く、近くの神社の巫女や禰宜、特に関西方面の神々といった面々がゲーム上でもフレンドになっている。
しかも何たる偶然か幸運なことに…
「おお広島殿!それにふみにミワも…!」
近くの神社のヤンキー巫女・広島清香、大阪の智の女神・ふみ、齋源京の時の女神・ミワがちょうど同じゲームをプレイしていたのであった。
かくして三柱と一人が集まったことで通信対戦が始まったのだが…
「やはり麻雀じゃな!」
この頭数で選ばれるのは自然と麻雀になるのであった。
だが残念なことにイヨは麻雀はあまり上手くないのであった。
(ロン!)
「?!」
かくして容赦無くイヨの捨牌で上がるふみ。
「昔で言う大車輪、ドラが乗っているから結局役満だな。」
「はうっ!」
「むう…。」
「やるな。」
「ふふふ、残念だったなイヨ君。」
「ぐああ…。」
「これでハコかへ?」
「容赦ないな…。」
おわり
「世界のアソビ大全51」を買ったのでイヨにも遊ばせたかっただけです。




