現代編第27話 ~蠣崎家160年の味!?~
元ネタはこち亀の81巻に出てきた梅干しの話で、タイトルからしてパクってますし相当に影響を受けている、ということをあらかじめ告白しておきます。
ある日、蠣乃神社では祭神のイヨと巫女(?)の香澄が蔵の整理を行っていた。
「イヨ様、何ですかこの壺は?」
香澄が見つけたのはいかにも古そうな壺であった。
「うーむ…ちと覚えてないのう。」
「蓋に何か…嘉永?」
香澄がツボの蓋に日付らしきものが記してあることを発見した。
「えーと(スマホをポケットから出して検索)…嘉永って…江戸時代?160年以上前じゃないですか!イヨ様、心当たりあります?」
「開けてみないと思い出せぬのじゃ…。」
「そうですか…では…。」
ということで蓋を開けてみたところ、中から出てきたのは…
「梅干し…ですかね…?」
見た目からは梅干しと判断できそうな物体であった。
「そう言えば昔漬けて忘れていたような…ああっ!」
イヨは何かを思い出したように絶叫した。
「前読んだ漫画に上手く漬かった古い梅干しは大変な高値で売れると描いてあったのじゃ!これが高く売れたらPSVRもswitchも買い放題なのじゃ!」
イヨの目が「¥」マークに変化しギラギラと輝き出す。
「まあ…VRはともかくとしてちゃんと漬かっているか味見をする必要はあるでしょうね。」
ということでイヨと香澄は壺を台所に持込み試食を行うことにした。
「それでは…!」
「これはっ…!」
「何ですかこれは!ただしょっぱいだけです!全然美味しくありませんよ!」
「うう…確かに漫画にも『普通は100年も経つと塩が結晶化して塩の味しかしなくなる』と描いてあったのじゃ…。」
そう言われてみれば問題の梅干しは確かに「塩が吹いた」状態になっている…。
「しかしイヨ様、これでは売りに出すことはできませんね。VRはお諦め下さい。(にっこり)」
「ぐぬぬ…。」
おわり
イヨが言っている「前読んだ漫画」も当然こち亀です。




