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現代編第19話 ~誕生!マスクドメイデン・カスミ~

「もし錬金術に興味を持ったなら、その手に世界を望むなら。仮面をつけるといい。全ての英知と共にキミはいつでもボクになれる。もしそうしたら今度はボクの方が「初めまして」の番かもね。ははは」

「分かりました。アシュレイさん、貴方の魂、この蠣崎香澄と共にあります!」


「…澄!香澄!」


蠣乃神社の巫女(?)・蠣崎香澄は神社の祭神・イヨに起こされた。


「…あ、イヨ様。おはようございます。」

「一体どうしたのじゃ?何やら真剣そうな寝言じゃったが…。」


怪訝そうなイヨに対し、香澄も少々腑に落ちないという様子で答える。


「はい、ここ以外のもう一つの世界にもう一人のわたしがいて、そのわたしの世界が消えるのでそのわたしから仮面をもらって…。でもえらく真に迫った夢でしたね。」

「そうか…ん?」


とここで、イヨが何かに気が付いた。


「仮面とは…これのことか?」

「あ!」


香澄の枕元には、確かに滑稽な笑みにも似た仮面が転がっている。


「香澄の夢…正夢じゃったか…。」

「これ…つけて…みましょうか?でも何かあったら怖いですし…。」

「まあ…こうなったのも何かのお告げなのかもしれぬ。大丈夫じゃ、何か危ないことがあったらこのイヨさまが守ってやるぞ!」

「はあ…。」


戸惑い気味の香澄ではあったが、イヨに促される形でその仮面をつけてみることにした。


「では…えい!」


香澄が仮面をつけたその瞬間、香澄の衣服がジグソーパズルをはめるようにカラフルな物に変わっていく。そして…


「な、何じゃ!」

「何ですかイヨ様…あれ?」


香澄は気が付いたら道化師を思わせる派手な衣装を身に纏っていた。


「ど、どうじゃ今の気分は…?」


さすがのイヨも香澄のあまりの変貌に不安そうである。


「よく分かりません…。ただ…頭が冴えて体が軽く…。」


香澄が右手を一振りしてみると、その拳の起こす風は明らかに今までと異なる。


「すごい切れ味じゃのう…。」

「はい。それに…仮面が何かを…。」


そう言うが早いか、香澄は机の上に転がっていたシャープペンを手に取り、そして…


「錬成!」


その一言と共に、香澄の手の中のシャープペンは美しい短刀に変貌した。


「こ、これは一体どういうことじゃ!」


これにはイヨも驚きを隠せない。


「仮面が…力を…。」


当の香澄はそのまま短刀を手に立ち尽くしていたが…


「!」


急に怯えたようにその顔から仮面を外した。それと同時に衣服が元に戻る。


「香澄!」

「この力…魔を祓う力に役立てたい…。でも今のわたしには大き過ぎる物でもあるから…本当に困った時にまでとっておきましょう。」

「…それが良いか。まあ、イヨさまがいつでも香澄の修練の相手になってやるがな。…それより、この仮面をつけた時の名前はどうするかの?何かカッコいいものにせぬといかんのう♪」

「…イヨ様…(汗)」


イヨはあくまでも気楽であった。


「巫女は英語で「Shrine Maiden」というそうじゃの。ならば「マスクドメイデン・カスミ」というのはどうじゃ?」

「…お好きにして下さい。(呆)」


おわり

この話はすぴばるで長らくお世話になってきましたアキラさんがすぴばるのサービス終了を機としてうちの香澄と氏が香澄を基に作って下さったキャラであるアシュレイ=ミスカリートさんの共演イラストを描いて下さったので、それから着想を得て「アシュレイさんの仮面の力で変身した香澄」の誕生ストーリーとして書いたものです。

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