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現代編第17話 ~不良老人のうた~

深夜の蠣乃神社。そこでは巫女(?)の蠣崎香澄が昏々と眠りこけていた。

そこに怪しい人影が登場。

「ふふ、寝てる寝てる。」

人影は香澄が眠り込んでいるのを見定めると、手慣れた様子で寝間着をひん剥いていく。

…そして翌朝。

「あーーっ!」

香澄の声が神社に響き渡る。自らの寝間着がいつの間にか過剰にセクシーなランジェリーに着替えさせられていたのである。

「こんなことをするのは!」

すぐに犯人が思いついた香澄、着替えるのも忘れものすごい勢いでその人物のいる部屋に向かっていく。

「お祖父様!」

そこには香澄の祖父・征美が座っていた。征美は香澄の姿を見てニヤニヤしている。

「これ、お祖父様の仕業ですね!」

「あ、気付いた?可愛かったから買ってきたよ。さすが21世紀!私の頃にはそんなの無かったからねえ。」

「そんな事を聞いているのではないです!」

頭から湯気を出す香澄であるが、征美はそんな香澄の怒りなど意に介さないようすである。

「でもその姿可愛いねえ。さすが私の孫。それで彼氏を誘惑してだね…。」

「…もういいです!」

香澄は捨て台詞と共にその場を去った。

部屋に戻った香澄。普段使いの下着と制服のセーラー服に着替えながらもなおぷりぷりしている。

(まったくあの不良老人、孫を何だと…。)

その一方でこんなことも思う。

(でもこの境遇を一番楽しんできたのはきっとお祖父様なんですよね。それは見習うべきなのでしょうか…。)


おわり

ようやく本編に征美老人(といっても68歳は現代ではまだ若いのでしょうが)を出すことができました。

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