表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
17/49

現代編第9話 ~宝物庫~

蠣乃神社の巫女(?)蠣崎香澄と神様のイヨ、そして風松神社のヤンキー巫女・広島清香は蠣乃神社の物置にいた。

「すみません、まさか清香さんが物置の整理を手伝ってくれるなんて…。」

「いいのいいの。イヨちゃんの神社の物置って色々面白そうなものありそうだし。」

「おおそうかそうか!では頼むぞ香澄に広島殿!」

というわけで早速二人と一柱による物置あさりが始まった。

最初に清香の目に留まったのは…

「おお!これはファミコン!しかも初期型のボタンがゴムのやつ!」

「あ、これお父様と買ったんでしたね。」

「そうじゃ!王者は生まれた時から王者ではなかったが…イヨさまは買うのを迷わなかったぞ!それが神の眼じゃ!」(過去編第4話も参照)

自慢げに鼻の穴を膨らますイヨである。

「イヨ様、その自慢話何度目ですか?」

少し飽きた様子の香澄であった。

続いては…

「何ですこれ?「モビルフォースガンガル」?」

香澄の手にはどこかで見たようなデザインのロボットが描かれたプラモデルの箱が握られていた。

「おお!これはガンプラの偽物!」

「知っているんですか清香さん?」

「ガンプラブームの時にバッタ物が大量に出たっていう噂は聞いたことがあるけど…実際に見るのは初めてだね。」

「イヨ様…ガンプラにはこだわりは無かったんです?」

香澄の指摘にイヨの表情が微妙に曇った。

「イヨさまは本当はガンプラが欲しかったのじゃ。しかしのう…。」


「丸恵!イヨさまはガンダムのプラモデルが欲しいのじゃ!買ってくるが良い!」

「プラモですかぁ。分かりましたぁ。」

(そしてしばらく後)

「お待たせしましたぁ。」

「何じゃこれは!ガンダムではないではないか!」

「それは分かってますけどぉ…ガンダムのは売り切れててましてぇ…。代わりに買ってきましたぁ。」


「…ということがあったのじゃ…。」

「…お父様らしいですね…。」

微妙な空気が物置内に流れるのであった。

そして、清香が更なる爆弾を発見した。

「おおお!これは伝説の体操着・ブルマー!…何でこんな物があるの?」

「…。」

気付けば、香澄がばつが悪そうにうつむいている。

「あれ?香澄ちゃんどうしたの?まさかこれ香澄ちゃんの?」

清香がニヤニヤしながら質問すると、香澄は赤くなりながら否定した。

「ち、違いますよ!こ、これはお父様のです…多分。」

「そっか、昔はブルマー現役のアイテムだったもんね。…これどっかに売らない?今「その筋の人」ブームらしいし、リアルに使った物だったら高く売れるんじゃないの?」

「…やめて下さい。」

そんなこんなで整理を進めていくが、出てくるものはほとんど玩具ばかりであった。

「玩具とかばっかりだね。由緒ある神社の物置だからもっと曰くのあるものとか出てきてもいいと思うんだけど。」

「…まあ神様がイヨ様だということで察して下さいよ…。」

「香澄、それは随分な物言いじゃのう。」


おわり

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ