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黒幕になりきっていたら、いつの間にか世界を牛耳っていた件

作者:コテット
【俺は、ただの陰の支配者ごっこを楽しんでいただけだった――】

裏路地で黒いマントを翻し、夜な夜な「影の詩」を呟く。それが唯一の趣味であり、ささやかな厨二遊びだった。

だがある日、俺が気まぐれで語った言葉が、孤児たちに神託として崇められ、街には“影の御方”という噂が蔓延する。

勘違いは連鎖し、やがて暴力を司る男、血に濡れた暗殺姫、復讐に狂う魔科学者たちが俺を黒幕と信じ集ってきた。

気づけば俺の「影」は街を飲み込み、国境を越え、王都すら恐怖に沈めていく。

それでも俺は、相変わらず夜空を見上げてこう思う。

——俺は影だ。どこにもいなくて、どこにでもいる。

勘違いから始まった影の物語は、誰も止められない。
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