「エレシアス」 用語解説その1
・地球について
・ネオパンゲア……北半球に位置する大陸。南極大陸以外の全ての大陸が地続きとなっている。この大陸にはマーテルを認識出来ない種族「人間」が生息している。
・ウィラティス……南半球に位置する大陸。魔法使い、進化人、駆人、鋼の民等様々な種族が生息している。
・マーテル……地球に存在する不可視の力であり、魔法、超能力の源とされる。人間、運無き者には感知することが出来ない。
・共生細菌……人間の細胞にあるミトコンドリアに相当する、魔法使い、進化人の細胞に存在する器官。この器官があることにより、マーテルを吸収、生成することが出来る。魔法使いの共生細菌は青色でマーテルの吸収に、進化人の共生細菌は赤色でマーテルの生成に特化している。
・ウィラティスに生息する種族について
・魔法使い……マーテルを吸収し、呪文によって想像を具現化する種族。マーテルを制御する杖を持ち歩く。
・進化人……マーテルを生成し、超能力として具現化する種族。魔法使いと違い、個人で具現化出来る能力には限りがある。マーテルを制御する為に腕輪を填める風習がある。
・駆人……幽冥の森に生息する上半身は人間、下半身は馬の形をした種族。好色、暴れ者が多いが、酒好きであり、幽冥の森で採れる紫林檎と黒葡萄から造られる酒はとても美味とされる。その目は白目であり、色を識別する事が出来ないが、霧海の中でも物の輪郭を把握することが出来る。
・鋼の民……太古の時代からウィラティスに存在する種族。巨大な体、驚異的な力、持久力、寿命を持つ。鍛冶の技術に優れており、鋼の声を聞き、星の欠片を加工する事が出来る唯一の種族である。鎧を服として着用する文化がある。
・飛人……全身に羽毛、背中に翼が生えている種族。空の王国クェンドゥムに住んでいる。プライドが高く、頑固な性格な者が多い。
・泳人……全身に鱗、頬っぺたに鰓が生えている種族。海の王国アルレイシルに住んでいる。臆病で人付き合いが苦手な者が多い。
・運無き者……魔法使い、進化人の家系だが、マーテルを認識出来ない人々。嘗ては奴隷の身分であったが、五百年前に制定されたウィラティス人権宣言にて奴隷制度が廃止になった。しかし、現在でも差別意識は根強く残っている。
・予言に記された者達
・久遠の双星……竜の予言に記された二人、リューロン、ガルフィークを指す。悠久の時を生き続ける者であり、嘗てウィラティスの危機を救った事により英雄と崇められている。
・熾す者……竜の予言に記された救世主。予言によると、調和の輝石を造り出し、因縁に終りを告げる者であるとされる。