エレシアス

児童養護施設で孤児として暮らしているザック・ハワード。彼は過去のトラウマにより、火を見る事が出来ずにいた。ある日、古びたベンチに手をかざすと、ザックの手から白い火が放たれてベンチを修繕してしまう。力を得たザックだったが、その力は自身が最も恐れていた火を灯す力であった。やがて、魔法使いや超能力者が住む大陸<ウィラティス>に誘われたザックは、自身が予言に記された存在「熾す者＜エレシアス＞」であると知らされる。様々な人々と出会い、冒険に出向く事になるザックだったが、その裏で闇にうごめく影がウィラティスを覆い尽くそうと動き始める……
広大な大陸<ウィラティス>で起こる波瀾万丈のダーク・ファンタジー！

第二章「砕かれる安寧」の投稿は約一年後となります。