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22話 【生徒会2】


暗かった教室も光が宿り、あたりには催し物などで使ったであろう物が散乱している。この教室はあまり使われないために、整理整頓がなされてない。時間がないというのもあるが、みんなめんどくさいからという理由である。


「ちょっと散らかりすぎでは?」


 教授は嫌そうな顔をしそう言った。確かにいつも以上に散らかっているため、生徒会員でパパーっとものを隅に寄せ、机に置いてあるものは棚などに戻した。


「これでどうですかね?」


 俺はドヤ顔をしながらそう言った。この教室はこれ以上ないくらいに綺麗になった。今まで生徒会に入ってきた中でこれ以上ないかくらい綺麗になっている。


「まぁあ大丈夫よ。」


そう言ったのだ。こうして生徒会長を中心とした会議が始まった。 


「今回集まってもらったのは来月に行われる体育祭についてだ」


 うちの学園では体育祭の運営を生徒たちに任せている。教授たちはそれを補助するそんな形だ。お金や物の管理などは教授となっているため、いざという時には責任者の教授に頼みに行くことになっている。


「まず一番最初やってもらうのが体育祭の名前付けと種目決めだ」

「名前決めるのはめんどくせぇー」


 俺は机に足をよっかかろうとした。が、謎の殺気を感じ取ったためにやめておくことにした。しかしながら名付けとは意外な展開だ。毎年体育祭という名目で開かれていただけなのに、今年からは方針が変わるようだ


「名付けなんて別にどうでも良くないですか?」

「わたしも名付けはしなくていいと思うわ~」


 2人は否定的な意見を出した。みんなもそれには同じ意見なように首を縦に振った。実際おれも名付けなど意味の無いものだと思っている。


「どうして名付けするんですか?」

「よくぞ聞いてくれた!それは生徒みながこの祭りに全力になってもらうためだ」

「それと名付けにどんな意味があるんですか?」


 そうすると教授は席を立ち上がり天井を指さしながら言った。


「この学園は星に関連しているものが多い。だが体育祭だけは名称が謎にないんだ。だからこそ名前があった方がいいでしょ?」


 俺は教授の言ってる意味が全く分からず呆気にとられてしまった。


「名付けなんて教授一人でやってくださいよ」

「ネーミングセンスないので私はパス」

「眠いからやりたくないです」


3人ともやる気はないようだ。本当に生徒会として機能してるのが奇跡というレベルだ。


「なら私が名付けても文句は言わないでよね?」


 その言葉にこの場にいるみんなが息を合わせ


「勿論です」


と答えるのだった。そして会議は次の議題に移るのだ。


「じゃあ次の議題に移ろうか。次は体育祭(仮)の種目決めだ」

「種目決め?元々決まってるんじゃないですか」


俺は去年のプログラム表を棚から探し出し、教授に渡した。体育祭というのは元々魔法の仕様が禁止された、肉体のみで競い合うイベントだ。そのためか毎年イベントを行きたがらない生徒も多い。


「やっぱり魔法の仕様が禁止されてるのは本当なのか」

「そうですね。発足された当時では魔法が苦手な生徒でも活躍の場を与えるためにという訳らしいです」


教授は悩みに悩み、頭を抱えた。そして数分間この場にはとても気まづい空気が漂った。そしてなにか閃いたのか教授は興奮気味に言った。


「魔法の部もやってみないか?例えば午前は元々ある競技をやってから午後は魔法しか使えない魔法のみで闘うとか」



…………

…………



あたりには静寂に包まれた。そして皆がいっせいに述べた


「いいですね!」

「天才じゃないですの?!」

「魔法が対人戦で使えるとかワクワクするわ~」


教授は少し嬉しいのかとてもにっこりと笑った。その笑い顔はとても可愛く、天使みたいだ。


「教授の意見に賛成のものは拍手してくれ」


会長がそういい、皆は一斉に拍手をした。7人だけの小さな教室だが、今拍手で包まれている。そして会議は進むのだった。

読んでくださりありがとございます!

これから投稿頻度は落ちるかもしれません

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