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語彙力最強少女の英雄譚  作者: 春夏冬 秋
一章・後日談
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《暴食》:グーラ

 あーしが《七色の大罪(モルトリア)》に入ったのは、完全に興味本位。

 人が死んだ様を載せれば、映えると思ったんだけどさ、いざ殺ってみたらそうでもなくて。

 はぁあ、こんなもん載せられないやって思ってさ。

 それなら、わざわざ動かなくても、食べ歩きでもしてればいいやってなるっしょ? なんない?  あそう。



 命令があれば動くけどさ、お腹空くようなことをする必要もないし。

 それに、街でスイーツでも撮って載せたほうがいいじゃん? そのあと食べられるし。

 映えて食べられてお腹を満たせるスイーツってやつはマジやばめっしょ。

 てなわけで、そんな感じでサボってたらさ、イラっち激オコで「会議に出なさい!」って叱られちゃって。あーし的には、そこで反抗心が芽生えちゃうわけよ。

 そんなん出てやるかーって感じで。あんなつまんない会議なんか出たら、毎回テン下げで萎えちゃうし。

 別にあーしが出ても出なくても変わんないしさ、それなら人が少ないほうがいいじゃん?

 そんでしばらくサボり続行してたわけ。



 ひさしぶりに拠点に戻ったら、誰もいなくて。ちょうどルクスリアがいたから話を聞いたら、みんな外に出てったって言うもんで。

 帰ってくるなり、アヴァリティアたちが、イラっちに説教始めたからなにかと思えば、勝手に行動したからだって。

 こってり絞られてるの見てっからさ、なんか可哀想になったのと、楽しそうなことやってんなと思ったのもあって、あーしが出ることにしたわけ。

 王女の暗殺なんて、そうそうできることじゃないし、なんか映えそうだったし。



 学院にいるって聞いて行ってみたら、情報もらってた護衛のセリアもいるじゃんってなるわけ。

 でも、みんなが言うほど強くないし、結局逃げることしかできてなかった。

 スペルビアは、セリアにほだされて護衛に回ってるし。

 それにあいつ、あーしを止めるっつって突っかかってきた割りには、昔から実力変わんないし。サボってたあーしより弱いとかどーすんのって。

 そんでまた見つけたら、空間ごと逃げるんだからさ、探すのがメンドーだったわ。



 学院最強も麻痺針には勝てないみたいだったから、次も麻痺させてやったら、《本末転倒》なんて使ってくるわけよ。

 そんでアリシアとセリアに迫られたから、あーあ、あーしってばここで終わるんだって普通なら考えるじゃん。

 アリシアってば、あーしを助けるなんて言い出すんだよ? マジウケる。ここで仕留めときゃよかったのにさ……

 あーしはアリシアにほだされたってわけかな。

 それからは、アリシアを狙わないことにした。そんなことしたら、あーしのポリシーに反するから。

 あの王女が、こんなことを辞めるきっかけになったんかな。

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