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この美しくも残酷な世界で異世界生活  作者: ヤジャ
第一章 終わりへの一歩
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第二話 初期装備の確認

神崎 洋の初期装備、

秘められた能力とは。

 このよくわからない世界に来てから自分の持ち物の確認を一度もしていなかったな、馬車の後ろの部分だけが置かれていることを見るとこの世界は魔法が使えてそれで移動できると見える、ただここに来たのが寝る前だな、だからポケットの中には何も入っていないはずだトイレに入ってゆっくりとポケットの中や服装を見てみようと思った、また話しかけれそうな人を探してみようか、服装が違えば異世界転送じゃないという事になる、その確認がしたい、右を見てみるするとそこにいたのはトカゲの三人組だ、トカゲだから人で数えてもいいか分からないまあ見た感じ話しかけられそうな雰囲気ではない、左を見てみる、ここは何でもありかとツッコミを入れたくなる、犬や猫、ハムスターを擬人化したような人かよくわからないものが歩いている、ここでは人間を見つける方が難しそうだ、そう考えているとき声が聞こえた。

「どうしたんですか辺りを見回して、誰かを探してるんですか?」

さっきの女の人が戻ってきてくれたみたいだ、とりあえずトイレの場所がわからないから、トイレの場所を聞いてみることにした。

「トイレは何処ですか。」

「トイレ、トイレなら左側に大きいのがあるじゃない、あなたまさか話せるのに字が読めないの。」

そう、そのまさかだよ、僕はこの世界の字が読めない、恥ずかしいけどちゃんと言ったほうがいいと思った、だから僕はちゃんと言うことにした。

「そ、そう実は僕は字が読めないんだ。」

何故か戸惑いの表情が見える。

「え、あなた女じゃなかったの。」

え、女、嘘だろ、適当に歩いてガラスに映る自分の姿を見ればよかったいや、だが後悔してももう遅い、なにか言い訳を考えたほうがいいか、何か、何かないか、この気まずい状況を打開できる方法があればいいんだけど、時間を巻き戻したりできたらどうにかなるかもしれない、そう考えていると周りの時間が戻りだしている、なぜわかるかと言うと映像を逆再生しているときのように人が後ろに進んで行っているからだ、僕はいや、女なら私はか、私は女の人が戻って来る前まで時間を巻き戻して止めた、私の能力は時間を巻き戻す能力のようだ、つまり死ぬような傷を負っても時間を巻き戻せば即死以外は大丈夫という事だ。

「どうしたんですか辺りを見回して、誰かを探しているんですか。」

これで確信した、そのまま時間を巻き戻せる、それもすぐに、RPGとかをやってて気にになる選択肢をすべて見れるそれに即死以外の攻撃を受けた時に時間を巻き戻せばなかったことにできる、これは最強だな、それはそうと会話を進めないと。

「トイレは何処ですか。」

「トイレ、トイレなら左側に大きいのがあるじゃない、あなたまさか話せるのに字が読めないの。」

よしちゃんとそのまま会話が進んでる、前回やったまま話せばその通りに話が進んでいく。

「そ、そう実は私字が読めないんだ。」

「それは大変ね、字が読めないっていうことはこの国の外から来たのよね、どこから来たの。」

え、まずいなそこまで考えてなかった、ここが別の世界だとしてもといた場所を考えればいいか日本はどの辺だろう、確か地図のまん中あたりだった様な気がする。

「世界地図でまん中あたりかな。」

「まん中ってこの国よ、あなたまさか自分が今どこにいるかわからないの。」

え、まん中がこの国、意外だな、かなり暑いぞこの世界も赤道とかあるのかな、そのうち聞いてみるか。

「あ、うん急にここに来たから場所がわからないの。」

「そう、じゃあ家も無いし字も読めない、まさかお金も無いの。」

え、お金、やっぱりこの世界でもお金があるのか、困ったなお金なんて持ってないしなんか服軽いし、というか足元が涼しいし、お金は探すまでも無いだろう。

「うん、お金もないの。」

「あ、そう言えばトイレに行きたいのねこんなに長い間引き止めてごめんね。」

いや、持ち物がないことがわかったからトイレにいかなくてもいいんだけど。

「いや、もうトイレはいいよ。」

「そう、なら私の住んでるところで仕事をしながら住む。」

仕事と住む場所の提供おそらくこれを逃せばもう仕事は見つからない、それに字を読むことができないから住む場所を探すのも大変だろう、これはやるしかない。

「じゃあついて行くわ。」

これでこの世界で暮らせる、現状から考えてこれは異世界転生かも知れない、それならもといた世界で死んだことになるな、これは元の世界に帰れそうにないな。

次回、主人公が見たものとは、そして初めて遭遇する敵、だが初めて遭遇する敵はあまりにも強く無残にも敗北を強いられる…

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