第一話 異世界
夢と思っていたら異世界に飛ばされていた、
誰かまともな人はいないのか。
「ここは何処だ。」
辺りは紫色と薄い赤色を中途半端に混ぜたような空間か広がっている、よく分からないのでこうなる前のことを振り返ろう。
僕の名前は【神崎 洋】普通の中学二年生だ、名前を聞いただけで勝手に女だと思われる時がある、では振り返っていこうと思う、学校からいつものように帰って、晩御飯はカレーだっただがいつもと違う食べ方をした、いつもはカレーを先にすくってご飯をすくう、今回はご飯を先にすくってカレーをすくった、いつもと違うのはそこぐらいだ、風呂に入る時もいつもと同じように風呂に入った思いあたるのはそのぐらいだ、そしてその後が今この現状だと言うわけだ、と考え事をしているとなんだか当たりが白い光で包まれている、そして眩しいので僕は目を瞑った、もうそろそろ光が消えたかと思い目を開けると異世界に立っていた、これは僕の夢なのか、いや分からない、とりあえず誰かに話しかけて言葉が通じるのか確かめるか、見た感じ建物は全て木でできている、でも一部の建物は石を使っているな、でも石を積んだような感じがない、大きな石を削って家を作ったのか。歩いている人を見ると人か、人ではないよくわからないものが歩いている、亜人とか獣人と言うのかな、とりあえず道があるし歩いてみるか、いや、現状がわからない、今適当に話しかけるほうがいいか、できるだけ優しそうな人に話しかけようか、僕はそう考えあたりを少しだけ見回してみた。お、人間っぽい人がきた人間なら話しかけやすい、でも女か、女の人ってなんか苦手なんだよな、でもこの世界のことを少し知るためだ、さあ勇気を振り絞れ、ここは夢だそうだ自分のことを叩こうか、それっ、僕は自分の頬を叩いた、パシッ、あれ思っていたのと違う、普通に痛い、これは夢じゃないのか、まあどうでもいいか、こっちに来たしとりあえず話しかけるか。
「あの、ここは何処ですか。」
人間っぽい女の人は少し当たりを見渡した後僕の方を向いて自分のことを指さした、僕はそれを見てうなずいた、すると女の人はこう言った。
「ここはバローロス王国よ。」
「ありがとうございます。」
あれ、普通に言葉は通じてる、ただ看板があるけど字が読めない、ついでに看板は木でできてるみたいだ、そして字は平仮名でもカタカナでも無いな、なるほど、これは異世界に来てしまったということか、でもバローロス王国って名前考えた人のセンスが知りたい、でも道はあるけど車は見ないな、でも所々に馬車の後ろの部分だけが置かれている、この世界は一体何なんだ。
次回、まさかの主人公が死亡してBad End!?