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俺が彼女の許しを乞うまで (side 風峰)

 親の海外転勤に伴い俺は高校2年の春、転校が決まり期待していた事があった。

 それは直ぐに思わぬ形で叶った。

 そのおかげか新しい環境でも心身ともに好調で、お世話になっている叔母夫妻に応援されながら続けていた剣道の大会で良い成績を残すことができた。全国大会へ出場する頃には、俺が来るまで弱小だったという剣道部の仲間からはゆうという名前にかけて『勇者』なんて呼ばれるようになり困惑したが、ノリの良い奴らのする事だからと俺も苦笑いでそれに付き合う。

 四季は移ろい、もうすぐ雪の清廉な印象と共に刻まれた大切な思い出の季節が巡ってくる。


 そんなある日、部活を終え道着姿のまま家に帰っていた俺はふと気になって立ち寄った神社の御神木の前で、異世界へと召還された。


「え、異文化交流? うちでそんな行事してたかしら?」


 そこには、隣のクラスの境木さんの姿もあった。巫女装束が清々しい。

 祭壇のような場所に立つ俺達の前には四人の欧米系の男達が居て、そのうちの一人、口髭のお洒落なナイスミドルが歓迎の意を示す。そして突然、この国を救ってくれと請われる。

 宰相だという彼が言うには、魔王を倒すために救世主を召喚しそれに応え現れたのが俺たち二人なのだそうだ。だからどうか助けてくれ、と。他の者達も魔王を倒してくれ、それがあなた方の使命なのだと口を揃える。


 異世界や魔王など詳細は理解できないが、求められれば応えたい。俺は色々と疑問はあったが是と答えた。周囲から安堵の息と感嘆が漏れる。

 そんな中、境木さんの凛とした声が空気を変える。

 

「それを信じるとしても、何で私たちが?」


 意外な、言葉だった。でも彼女らしくもある。

 金髪のやけにキラキラしい青年が失望と蔑みの混じった鋭い視線を彼女に向けるが、境木さんは思慮深い瞳で臆する事なくじっと彼を見返す。


「どうして私たちなの? 特別な訓練を受けたわけでもない学生の私達に、何ができるっていうの?」


 ローブを着た銀髪の青年と燃えるような赤毛の甲冑の男が、何か思い当たる事があったのかふと表情を改め彼女の言葉に聞き入る。


「私達が魔王を倒すのが当たり前のように言うけど、了承もなく大切な人達が居る世界から急に引き離されたっていうのに、そんな身勝手な事をした上に謝罪も無い人達の為に、知りもしない関係ない国の為に命を懸けて危険な旅に出ろですって? よくそんなこと当然のように要求できるわね」

 

 そんな逆の立ち場を考えたことも無かったのだろう。金髪の青年の眼差しが、戸惑いに揺れる。

 俺は今更ながら、そうだなと納得した。ましてや女の子ならば、そんな怖いこと嫌だと取り乱して家族や友人、恋人の名を口にしながら泣き出してもおかしくない。


「そうまでして、あなた達ではどうにもならない事だっていうの?」


 だが境木さんの肝は据わっている。

 俺はさすがだなって感心して、彼女の思いが伺えて口元が緩む。


 俺は知っていた。望まれる通りの自分でありたいと無意識に人の願いを叶えようと自分を押し殺してしまう俺と、様々な願いをもって俺を取り囲む人々に、学校ですれ違う彼女は時々呆れと苛立ちそして心配も含んだ視線を向けてくることに。偶にだが、断れずに困っている俺の周囲をさり気なく散らしてくれる事もある。

 それは、本当に有難い。

 だが彼女は「自業自得」という声が聞こえてきそうな表情でちょっと目を細めると、皆に溶け込むように友人らに笑顔を向けてさっさと立ち去るのだ。

 俺のことを特別な意味で気にかけているわけではない。


「あのさ、優しすぎるのもどうかと思うよ? 少しは自分のしたいように自由にすれば?」


 一度、そう言われた事がある。偽善と願望の固まりで望まれる姿から外れるのが怖い俺と違って、彼女の優しさは人の為ではなく自分の為にある。だから恩着せがましくないのだ。そんな彼女の魅力に触れ、好感を持つのは自然な流れ。故に彼女の周りはほっと息の付ける優しい空間で、取り繕っていない楽しそうな笑顔が絶えない。

 

 そんな境木さんだからこそ魔王討伐を快諾した俺に「またか」というように細めた目でちらっと見て、ため息を付いた。それが、何故か嬉しい。

 そして「何で?」という言葉に繋がったのだ。

 つまり彼女があえて悪印象を持たれそうな言葉を発したのは俺が快諾してしまったせいかもしれない。彼女だけであれば違ったはずだ。

 それに最後の言葉は聞いただけでは色んな意味に取れるが、実際の彼女の表情は困り果てていた。「どうしてもどーしても自分たちだけでどうにもならないんだったら、しょうがないから助けてあげよう。見捨てるわけにもいかないしなぁ」という内心が漏れ出ていて、俺はくすりと小さく笑ってしまう。

 

 結局のところ、俺と違って境木さんは根がとても優しい。


「申し訳ない、仰る通りです。どうやら私どもは、お二人もの救世主さまにお越し頂くことができ、浮かれすぎていたようですな。まだお出で下さったばかりだというのに、詳しい説明も申し上げず不躾にこちらの都合ばかり押し付けてしまい、申し訳ありませんでした」


 宰相が、頭を下げる。そしてこの国や他国の窮地を、魔王が復活して以来すでに何度も送った討伐軍は返り討ちにされている事、そのため習わしに従い召喚を行い、陣に組み込まれた術式によって魔王を倒し浄化できる力を持った者しか召喚されない事などを話す。

 話が進むにつれ境木さんの表情は厳しくなり、ちょっと面倒そうな顔をしたあと悩むように顰められる。

 ダンディな宰相は話し上手で、彼の友人が妻子を守るために囮となり魔族と戦って亡くなったこと。その妻も子どもを逃がすために儚くなったことを臨場感たっぷりに語り、命からがらに逃げて来た子どもを自分の屋敷で預かっているが、今も悪夢にうなされているようだと声に哀愁を滲ませながら締めくくる。

 境木さんは真剣に耳を傾け、最後には目を潤ませながら唇を引き結び、僅かに肩を震わす宰相の背にそっと手を回して慰めている。

 どうやら彼は、彼女の同情を誘うのに成功したようだ。上手い。

 そして彼女は魔王討伐を引き受けることになったのだ。境木さんの少し単純な所が微笑ましく、宰相の巧さに感心する。


 魔術師として紹介された銀髪の青年が、二、三百年ごとに繰り返す召喚の記録では救世主は勇者か神子のどちらか一人であったが、今回の召喚で二人現れたということは今代の魔王はそれだけ強大なのかと憂える。そして、境木さんに虹色に輝く半透明の玉を渡した。

 丁寧なのだが彼女の手に触れるようなその動きに、なぜかもやっとした気持ちを俺は抱える。だがそれは次の瞬間、驚きに取って代わった。彼女の手の中で玉は、柄に鈴が幾つも付いた神具のような物に変化したのだ。

 俺にも聖騎士だといういう赤毛の男が恭しく膝を付きながらもニヤリと口の端を上げて剣を差し出していたので、促されるままに手に取り鞘から抜く。俺には大きすぎると思われた曲刀は、手に馴染むすらりとした剣へと姿を変える。

 神子だけが扱える神器と、勇者だけが振るえる聖剣というものらしい。

 舞のように鈴をひと振りし、その音を確かめるようにまた鳴らす境木さんは、巫女姿も相まっていっそ神々しく美しい。いつの間にか魔術師と打ち解け、民と国の未来を繊細な様子で憂え案じる彼に励ますように微笑み「自分も力になるから」と慈悲深い瞳を注いでいた。

 金髪の青年が先ほどの非礼を詫びると申し開き、改めてこの国を救ってくれと懇願する。そして王子として自分も俺たちと魔王討伐の旅に出ると勇み立つ。その視線は境木さんしか見ていない。

 俺は、何だか嫌な予感がした。



 それが俺の旅の始まりだった。



 直ぐに旅立てというわけではなく、まずはこの世界の基礎知識を学び、聖剣の扱いと魔法の手ほどきを赤毛の聖騎士から受けた。現代とは違う身の回りの事や、馬術なども習う。

 境木さんには銀髪の魔術師がいつも甲斐甲斐しく付き従っている。境木さんの教師兼護衛なのだろうが、彼には俺が彼女に会う時はいつも何やかんやと優しい微笑みで煙に巻かれるので何となく落ち着かない。

 たまの暇に彼女の部屋を訪れれば、王子にお茶会に誘われ留守にしていたり、王子に庭園を案内されていたりとタイミングが悪い。

 たった一人の同郷なのに中々ゆっくりと会う機会に恵まれず、身内も親しい友人も居ないこの世界で彼女は寂しい思いをしていないだろうかと鍛練場で溢せば、聖騎士が意地悪く笑った。「お前が会いたいんだろう?」と。まぁ、否定はしない。彼女が心配なので、会って確かめたいだけだ。

 ひと月程で準備は整えられ、城で盛大なお披露目パーティを催されたあと華々しいパレードで俺たちは魔王を討つ旅へと送り出された。

 メンバーは俺と境木さんを含めて五人。

 聖騎士の同行は初めから決まっていたようで、銀髪の魔術師は「神子様が行かれるのですから、私もお供致します」と名乗り上げ、王子は反対する重臣らを振り切り王家の代表として加わることを認めさせた。

 

 不安要素は女の子の境木さんより、王族として優雅な生活を送っていただろう王子だった。

 だがしかし彼は第三王子という立場で騎士団に所属していたらしく、野営にも慣れていた。聖騎士のもと結構ビシバシと鍛えられていたそうだ。意外にも剣の腕が立ち王家の守りとされる王族しか使えない魔法も行使できるので、戦闘に長けていた。彼への信頼度が、少し上がった。

 魔術師は国でも最高の部類に入る使い手ということで大きな戦力だが、既に前衛は三人居るので境木さんと一緒に後衛で援護や治療回復に回ってもらう。だが少しでも彼女に危険が迫れば、容赦なく魔法攻撃を放っている。微笑みの下で燃え上がる怒りの炎は、味方の俺のことも掠って危ない。わざとな気がしないでもない。

 聖騎士の強さは言うまでもなく、一番の経験者らしく飄々としながらも良くチームに目を配ってくれている。そして俺の鍛錬にも付き合ってくれる良い奴だが、人をからかうのが好きなようで今とのとこ俺が恰好の餌食となっている。

 そして、境木さん。

 神子は浄化、治療回復、守備に優れ、勇者が魔王を剣にて討ち取るのに対し、神子は浄化をもって滅するそうだが、彼女は雷の攻撃魔法にも優れていた。彼女曰く、実家の神社が天神様を祭っているのでそのご加護かも、ということだ。水・土系の魔法も扱え頼もしい。


 女の子なのだから、後衛で守られていて欲しい。

 悲惨な光景も目にして欲しくない。その後に傷つく彼女の姿を見たくない。

 できれば戦闘にだって参加して欲しくないくらい心配なのに、彼女は俺のそんな気持ちなんて知らずに自ら先陣を切り戦うこともある。

 守れなかった小さな命、駆けつけるのが遅く失われた村、残された者達の嘆きを目の前にして心を痛め影で涙を流す彼女は、それでも強くあろうと己を奮い立たせる。

 そして、微笑むのだ。

 俺はそんな彼女に心打たれ、より一層、守りたいという思いを強くする。

 争い事を厭う彼女は、これ以上悲しむ人が増えないよう一刻も早く戦いを終結させたいと道中を急ぐ。


 そんなわけで俺たちは快進撃を続けていたのだが、ある日、王子にライバル宣言をされた。


「お前とは、正々堂々と戦いたい」


 と。境木さんは癒しと希望を齎す『神子』だが、そんな立ち場なんて関係なく俺は彼女個人の無邪気な笑顔に喜びを感じ、率直で前向きな言葉に元気づけられ、優しいその瞳に癒される。

 だから彼も『神子』としてではなく『彼女』自身の魅力に惹かれたのだろう。そして薄々察してはいたが、彼女に惚れたようだ。それは恐らく魔術師も。彼は「恐れ多い」と決して認めはしないだろうが。

 だがどうしてそれを俺に言うのかと問えば「本気か?」と逆に問われた。


「お前がそのつもりなら、俺はもう遠慮はしない」


 王子は少し失望したように俺に目をくれると、そう言った。

 それからというもの、彼は少しの暇を見つけては彼女を気分転換に湖畔で寛ごうと誘ったり、綺麗な花が咲いていたからと小さな花束を渡したり、移動の時も休憩の時も彼女の隣を確保しようと目に見えて積極的になった。

 これが仰々しい晩餐会への誘いだったり贅を極めた大きな花束だったりしないあたりが遠征中なのだと空気を読んでいて、訪れる地での領主の歓待や慣れない旅の行程に疲れている彼女の笑顔を引き出している。

 愛想ではなく心からの無邪気な笑顔。

 もともと知り合いだった俺には見せてくれていたその笑顔は、今は仲間だと認識し信頼している彼らにも向けられるようになっていて、寂しさを覚える。

 内緒話のように耳元で囁く王子に、彼女の頬が赤くなり、はにかみながらも嬉しそうにするその表情に、俺は、大切なものを取られたような気がした。


「お前さぁ。アレ、いいのか?」


 聖騎士が頭の後ろで手を組みながら、顎で王子と境木さんの方を示す。

 良いわけがない。

 だが俺は無言で彼の集めてきた薪を炎の中にくべ、野営の準備を進める。

 俺に求められているのは『勇者』であること。勇者は人の恋路を邪魔したりしないだろう。そもそも俺に、彼の邪魔をする理由はない。

 魔術師が二人の間に入り王子に夕食の為の狩りを促し、境木さんを上手く誘導して王子のやる気を漲らせていた。張り切って獲物を狩りに行った彼を見送り、魔術師は木の実でも探しに行こうと境木さんと一緒に拠点を離れる。

 何となくむしゃくしゃしていた俺は、いくつかの長い枝を、薪としてくべ易いように手でバキッバキッと折っていく。


「ちゃっかりしてるなぁ。あれで肝心な所で要領悪いんだから、可哀想になってくるよな」


 それは自分の想いを認めない魔術師の事だろう。

 神聖な神子を俗な想いで穢してはいけないとでも思っていそうだ。


「お前もな。いいかげん、素直になれば良い」


 そう言ったあと、聖騎士は苦虫を噛み潰したような顔で小さく呟いたが、それはあまりにも微かで俺には届かなかった。


 その晩、焚き火を囲んで寝静まった中、俺と王子はローテーションで回している見張りと火の番の為に起きていた。仲は悪くない。むしろ学校のクラスメイトに比べても親しい方だろう。

 同じ目的をもって一緒に戦う仲間なので、友情だけではなく信頼と尊敬の念も持っている。

 だからといって見張りのあいだ中しゃべっているわけでもなく、会話が途切れた静寂の中、すやすやと眠る境木さんを愛しそうに彼が見つめているのに気づいた。

 その口元が「ミコト」と声無く動く。


 その瞬間、俺は立ち上がった。突き動かされる衝動のままに。

 

 その名前は特別だった。この世界では上流階級の女性の名前は親しい者しか口にしてはいけないそうで「貴族じゃないんだし、美琴って呼んで?」と言った境木さんの提案は却下され、皆「神子」あるいは「神子さま」と呼んでいる。

 俺も境木さんと呼んでいたが、旅を始めてからは「ミコ」と呼ぶようになった。

 でもそれは、他の仲間とは違う意味があった。俺だけが知っている優越感。俺は「神子」と呼びかけながら「ミコ」と彼女の現代でのあだ名であるその響きに、密かに喜びを覚えていたんだ。

 きっとそれは彼女も気づいている。役職ではなく名前なのだと。初めて俺がそう呼んだ時、彼女は懐かしそうに頬を緩めたから。

 

 俺でも口にしない彼女の名前。

 誰にも呼んで欲しくないその名前。


 それを、別の男が口にする。

  

 俺はその時、身体を突き動かしたその激情が、嫉妬なのだと気づいた。

 お前が、その名を口にするなと。 

 今更自分が、境木さんの事をどう見ているのか思い知らされた。


 俺は境木さんのことが好きだ。

 たぶんもう、随分と前から。

 俺じゃない誰かが彼女に触れることも、彼女が別の男に笑顔を向けることも、彼女に関することに不快に感じて苛つくのは、ずっと好きだったから。

 他の誰よりも彼女に望まれることに喜びを抱き、俺に向けられるその一挙一動に心揺さぶられ、何も求めずただ側に居てさえくれることに安堵で満たされるのは、ずっとずっと好きだったから。

 自分の感情に名前がつくと、すとんと腑に落ちた。


 人に求められるように望まれるように有ろうとする俺の生き方は、自分の感情を抑えることに繋がった。だが人に望まれる事によってしか自分の存在を確認できなかった俺は、そのジレンマに陥り、結局不安を拭えなくて感情を押し殺し続けた。


 そんな俺が学校に居るときから興味を持っていた境木さん。

 俺はただ変わることができなくて、認められなかっただけで、ずっと好きだったんだ。

 そう、きっとあの頃から。

  

「どうした?」


 突然立ち上がった俺に、敵襲かと構えた王子は剣を掴んで辺りを窺い、だがいつまでたってもその気配はなく立ち尽くしている俺に訝しげに問う。


「悪い。俺、今自覚した」


 唐突な俺の言葉に、彼はしばし間を置く。

 だが俺の視線の先に誰が居るのかを見てとって「ようやくか」と苦笑し、剣を傍らに置いて腰を落とした。


「今更かもしれないが、俺は、お前と正々堂々と戦いたい」


 いつか王子の言った言葉を引用する。

 あの時に俺が受けて立たなかった分、俺には不利かもしれないが、遅れた分はもとより知人だというハンデだと思うことにしよう。「負けるつもりはない」と言う王子に「俺もさ」と返し、俺たちは互いの腕をがしっと組んだ。

 うん。我ながら思い出すと恥ずかしい。夜の妙なテンションってやつだ。

 翌朝「いやぁ、青いね」と寝たふりして聞いてたらしい聖騎士に言われ、俺は頭を抱えて唸った。正に穴があったら入りたい。だが王子はいつでも爽やか青春真っ只中のようで「どちらが負けても、俺たちの友情は変わらない!」と肩を組まれた。お、おう。



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