特徴~夏樹に関して~
「じゃあ次は夏樹だな。」
「うん。えっと志希高校、二年四組、水無月夏樹です。よろしくお願いします。」
「夏樹は俺の親友だ!」
「うん、春信とは小学校六年生の時に知り合ってからはずっと一緒だね。」
「あと夏樹君は成績優秀だね。わたしにも勉強教えて~」
「夏樹は普段からまじめに勉強してるしな。順位は毎回二十位以内にはいるな。」
「春信ほど運動はできないけどね…。」
「私は夏樹君もそこそこスポーツができると聞いているが?」
「おう、夏樹は結構スポーツできるぞ!ただ道具がないスポーツと、足場が安定しないスポーツが苦手なんだ。陸上とか、水泳とかな。」
「つまり夏樹君は球技が得意なんだね!」
「まあ水泳とかと比べれば得意ですね。」
「夏樹君は落ち着いた雰囲気で、女子にも結構人気があるんだよ?知ってたかい?」
「えぇ!?そうなのか夏樹?知らなかったぞ!」
「いや、ぼくにも分からないな。」
「なんでもその優しげな笑みがいいそうだ。あと制服をきっちりと着用しているところとかもね。」
「たしかに夏樹君、優しいもんね。ハルとは大違いだね。」
「おいアキ、俺だって女子から告られたことぐらいあるぞ!」
「うそ!?なんでわたしの知らないとこで告られてんの!?誰に?いつ?」
「アキには関係ないから教えてやんねぇ!」
「僕の自己紹介はもう終わったのかな?それでは次の人に行きましょうか。」
「君は優しいね、夏樹君。」