特徴~秋奈に関して~
「じゃあ次はアタシだね!志希高校、二年一組、白萩秋奈です。よろしく!」
「アキはとりあえずバカだ!」
「うるさい!」
「このやり取りさっきも見た気がするよ春信…」
「まあいつものことだからね。それより秋奈の紹介をしようではないか。」
「秋奈さんは趣味とかないの?」
「趣味はおしゃれかな!服を選んだりするのが好きでよくお店に見に行くよ!みんなで今度行かない?」
「秋奈が髪留めは二日に一回は変わっているね。それも趣味のうちかい?」
「冬香ちゃん気づいてたんだ!嬉しいな。髪留めは家に何種類もあって気分で変えてるよ。」
「確かに昔からアキの部屋にはやたらと髪留めがあったな。」
「そっか春信は秋奈さんと幼馴染だったっけ?」
「まあね、このバカとは幼稚園の頃からつるんでたわね。」
「アキは隠れんぼのとき、誰も見つけれなくてハル~ハル~って泣いていたな。」
「いつの話してんの!それだったらハルも幼稚園のときに」
「落ち着いて二人とも。秋奈さんは春信のことをハルって呼んでたんだ。」
「うんまぁ今もそう呼んでるよ。」
「秋奈は春信君のおかげか男子にも女子にも分け隔てなく接しているね。」
「秋奈さんも春信と同じでクラスで人気者だね。」
「そう言われると照れるな~。あ、そろそろ次の紹介に移らない?」
「これ以上しゃべったらアキの恥ずかしいところが露見するかもしんねぇしな。」
「言ったら殺す!」
「「やれやれ」」