特徴~春信に関して~
「俺たちよく考えると、特徴が全然分からないよな?会話しかしてねぇし。」
「ん?いきなりどうしたの春信?」
「あ、バカが話し始めた。」
「つまり私たちに自己紹介をしろということかな?」
「お、冬香!そのとおりだ!アキ、バカって言ったほうがバカなんだぞ!」
「じゃあ、まず春信からだね。」
「おう!志希高校二年一組、双葉春信だ。特技はスポーツ。趣味はスポーツだ!」
「そして、バカ。」
「む」
「でも春信は意外と成績いいんだよね?」
「この前は五十番だったな!」
「え!ウソっ?あたし負けてる…」
「春信君は意外とまじめだからね。服は少々着崩しているけど。」
「まあこれはこれでありだろ。そんな校則も厳しくないし。」
「む、ハルのくせに生意気な。」
「へへーん。アキは俺より背が低いし、頭も悪いな。やーいバーカ!」
「う、うるさい!」
「春信はそこまで学年では背が高くはないけどね。」
「あと髪はなぜか茶色っぽくて、いつも長すぎず、短すぎないね。春信君は。」
「この髪は染めてるわけじゃないぞ。それと髪は月に一度くらいで母親から切ってもらってるんだ。」
「明るい性格で、クラスにもかなり溶け込んでいるよね。」
「なぁ~そろそろ俺のはヤメにして次に移らないか?」
「そうだね。バカの紹介はこれくらいにしておきましょう。」
「お前のほうがバカだ!」
「やれやれ、二人とも仲がいいな。」
「「よくない!!」」