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レグルノーラの悪魔〜滅びゆく裏の世界と不遇の救世主〜  作者: 天崎 剣
【12】記憶の奥底

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40.川の底

 身体が粉々に砕けながら宙を舞う。

 それはただのイメージだったのかもしれないし、そういう感覚だったのかもしれない。

 投げ出された胴体は自分の意思では制御できないくらいに高く飛ばされ、身体と意識が分離されていった。

 痛みとか苦しみとか、そういうものは全然なくて、ただ、自分は無に帰すのだろうかと、そればかりが頭をよぎっていた。

 砂を多く含む黒い嵐は石つぶてまで巻き上げて、それがどんどん俺の身体に穴を開けていく。

 テラと同化はできなかった。

 できていればあるいは助かったか……?

 いや、テラだって巻き込まれたに違いない。

 そのくらい凄まじい風が、音もなく俺たちを襲ったのだ。


 息が、できない。

 自由が、きかない。


 この感覚、何度目だろう。

 干渉者となってレグルノーラを行き来するようになってからは、頻繁に感じている。

 皮肉なことに、麻痺した感覚が“大丈夫”と告げている。

 ――大丈夫、まだ助かる見込みはあるのだ、と。



 意識が、遠のいていく。

 耳の奥で小さな音を捉えた。

 コポコポという、水の揺れる音。


 馬鹿馬鹿しい。

 俺が飛ばされたのは砂漠と森の間。水なんて、見当たらなかった。


 だけど、やたらと多めの水の感触と浮遊感は、悔しいほどリアルに脳に響いていた。





















■□━━━━━・・・・・‥‥‥………




















「ねぇ、誰」


 小さな声が、耳元で囁いた。


「ねぇってば……。寝てるの?」


 声は、直ぐそばで聞こえた。

 声の主はうぅんと唸り、困った様子であっちへ行ったり、こっちへ来たり。

 床板に、靴の音。声の主が右往左往しても、床は殆ど軋まない。ということは、体重の軽い小さな子ども。


「どうしよう。ママ……」


 小さな声は困りはて、ぐずり始めた。

 泣かせた……?

 理由はわからないけど、推測するにここには俺とその子、二人だけ。親も近くにはいないらしい。どうにかしてなだめないと。

 俺は唇をきゅっと噛み、腕に力を入れて何とか立ち上がろうとした。冷たい床の感触が腕の下から伝ってくる。どうやら俺は、うつぶせになって倒れていたようだ。

 身体の節々が痛い。だけど、何とか手も足も、本数は足りている。時空嵐に呑まれて、四肢が切断された上、胴体に穴が空いたとばかり思っていた俺にとっては、ある意味朗報だった。

 頭を床に擦りつけながら、何とか起き上がる。これしきの痛さ、我慢できずにどうすると自分を震え立たせて。


「大丈夫、起きてるよ」


 俺はそう言いながら、ゆっくりと目を開けた。

 床に座り込み、周囲を見回す。

 部屋の中だ。八畳間を二つくっつけたような、広い部屋。壁には腰の高さまで板が張ってある。フローリングの床に、家具が幾つか。ソファに、テーブルに、小さめの棚。木枠の付いた窓には桃色のカーテンがしてあって、外からの風でゆらゆらと揺れている。アパートかマンションの一室だろうか。

 小さな人影は、俺の声に驚いて足を止めた。それから恐る恐る近づいてきて、ホッと息を漏らす。


「よかった。だって、起こしても起こしても、起きてくれなかったんだもん」


 髪の長い……、小さな女の子が立っていた。

 腰まで伸びた茶色い髪の毛を揺らし、可愛い桃色のワンピースを着たその子は、肩をヒックヒックさせながら、鼻をすすった。


「ゴメン。ついさっき、気が付いたんだ。びっくりさせて、悪かった」


「うん」


 女の子は涙を手の甲で無理やり拭って、平気なフリをする。

 窓からのぼんやりした光が当たると、青色の混じったグレーの瞳がキラキラと光って見えた。


「ね、どこから来たの? 何歳? あたし、四歳」


 女の子は誇らしげに、右手を広げ、親指を折って見せてくれる。


「えっと、俺は……」


 そこまで言って、自分の身体を見やり、俺は思わず息を飲んだ。

 ――あれ。何かが、おかしい。

 声が、高い。

 手も、つるつるしている。

 腕にも足にも、濃いめだと悩んでいた体毛が、見当たらない。

 半袖の中から出た右腕にも、刻印は見当たらなかった。そればかりか、半袖Tシャツはグレーの恐竜柄、膝丈までのデニムズボン、足元は某スポーツメーカーのスニーカー。

 これは。


「ね、いくつ? 四歳? 五歳?」


 女の子はニコニコしながら寄ってくる。

 目線が――やたら低いところにあると思っていた。いつもより何十センチか下のところに目線があって、天井がやたら高いと不思議に思っていたところだ。

 どういうことだ。

 何が起きている。

 しどろもどろしている俺に、彼女はもっと顔を近づけた。


「ね、教えてよ。あたし、“みお”って言うの。あなたと、お友達になりたいな」


 俺は身体を反らして、腕を後ろに付き、ゴクリと唾を呑んだ。


「え……。今、なんて言ったの」


 彼女は不思議そうに首を傾げる。


「お友達に、なろ」


「その前。名前、何てったっけ。み……、お?」


「うん。みお。あたし、よしの、みお」



 よしの……、芳野、美桜。



 悪い冗談だ。

 目の前の幼女が美桜? まさか。

 だけどこの光景、どこかで見覚えがある。

 いつだったろう、俺はここへ来た。ものすごく小さなとき。あのときは、確かその子と言葉さえ通じなかった。“初めての友達”――保育園の頃、川の底で出会った子は、俺のことをそう言った。言葉も通じないはずなのに、確かにそう言ったんだ。

 あの子に、似ている。

 あのとき、窓の外には異国の風景があった。今はどうだ。

 俺は慌てて立ち上がり、窓の外を覗こうと背伸びする。つま先立ちして、ギリギリ景色が見えた。レグルノーラの街……。古びたアパートが並ぶ界隈は、ヨーロッパの街並みにも見えるけど、高い塔が奥にそびえ、延々と続く白い雲、それから街を飛び交う車輪のない車たちは、ここがレグルノーラなのだと十分に伝えてくれる。

 よくよく思い出してみれば、この格好だって俺が小さい頃気に入ってきていた服。兄貴のお下がりの乗り物柄を嫌がって、服と言ったら恐竜柄ばかり好むものだから、母がいつも困った顔をしていた。二人しかいない兄弟の、二人とも趣向が違うとお金がかかる。お兄ちゃんのお下がりも着てって言われたけれど、俺は頑として拒んでいた。

 コレはその中でも気に入りのTシャツだった。じいちゃん家に行くからと、自分で選んだんだ。

 そして、堰に落ちた。

 増水している農業用の堰に落っこちて、俺は意識を失った。水に押し流され、何度も浮いたり沈んだりを繰り返し、大量の水を飲み込んだ。苦しい、助けてと何度も訴えたけど言葉にならず、身体が冷え、力が抜けていくのを感じた後――、“ここ”に来たのだ。



 つまり俺は、あの日にいる。



 時間を逆行し、芳野美桜と初めて出会った場所に。


 この身体は、四歳のときの俺に違いない。

 テラに『雑念が入れば、どこへ飛ぶかわからないから、注意しろ』と言われたのに。うっかり、美桜のことを考えてしまった。だから、彼女に関連した時間へと飛んでしまったんだ。

 こんな小さな身体では、何もできない。

 どうにかして元の時間軸へ戻らないと。


「ね、いくつなの? 名前、教えてよ」


 目の前の小さな美桜は、俺の焦りや不安なんて微塵も感じていない様子で、同じ質問を繰り返してくる。

 あの、ツンととがったトゲのような彼女じゃない。無邪気で、無垢で、穢れのない幼女が、悪気もなく聞いてくるだけ。


「り……凌、だよ。来澄、凌。よ、四歳。こちらこそ、よろしく……」


 子供っぽい喋りなんて、できるわけない。

 参った。

 耳に入るのは、声変わりなんかするずっと前の、甲高い声だ。


「やったぁ! あたしたち、お友達ね。初めての、お友達!」


 小さな美桜は、飛び跳ねて喜んだ。俺の両手を掴んで、一緒に飛び跳ねるよう、強要した。身体は軽いし、彼女の柔らかな手は嬉しいんだけど、中身は高校生、そんなにテンション高く動き回るなんて無理だ。


「ね、どこから来たの? みおがお昼寝してる間に、こっそり入ってきたの? 鍵を開ける音もしなかったし、足音だって聞こえなかったよ。ね、どこから来たの?」


 両手を握ったまま、彼女は尋ねる。

 なんと、答えるべきか。


「わからない、けど……、気が付いたら、ここに居て」


「うわぁ、すごい! 移動魔法? りょうも魔法が使えるの? ママやみおとおんなじだね!」


 そういえば、美桜の母親も“干渉者”だったと聞いた。美桜も小さい頃から母親と一緒に“こちら”へ来ていた、とも。

 こんな小さい子が、“干渉者”……?

 まだ字も書けないような、ほんの小さな女の子が、二つの世界を自由に行き来してるってのか。


「いや、でも俺は、今の俺は、多分魔法は使えないから」


 首を横に振ったが、彼女は全く話を聞かず、自分の世界に入り込んでぺちゃくちゃおしゃべりを始めた。


「魔法が使えるお友達、うれしいな。だってみお、お外に出られないし、おんなじくらいのお友達が欲しくても、ママがダメよって言うの。みおとおんなじ力を持った子供なんてそうそういないんだから、“おもて”でも“うら”でもお友達なんて作っちゃいけませんって。でもね、みお、信じてたんだ。ぜったいに、みおにもお友達ができるって。みおとおんなじ、魔法が使えるお友達が現れて、一緒にお空を飛んだり、変身したりして遊ぶのよ」


 俺の手を離してパチンと両手を合わせ、身体を揺すって話す姿は、本当に楽しそうだ。

 話の中身は、とても聞き捨てならない内容ばかりだが。


「あ、あのさ。美桜の、ママは? お出かけ中? パパは“表”にいるの?」


「ママはおでかけだよ。シンと一緒。パパ……パパって、何?」


 美桜の動きがピタリと止まった。


「ママはお母さんでしょ。パパはお父さん。美桜は、お父さん、いないの?」


 考え込む美桜。


「お父さん……、わかんない。りょうは、お父さん、わかる?」


「俺んちは両方いるけど……。難しいな。お母さんは、女の人。お父さんは、男の人。一緒に住んでる大人の男の人、いないの?」


「それって、シンのことかな? でも、ママはシンのこと、そうは呼ばないよ」


 ここに住んでるのは、美桜と母親、それからシンって男。どうやらここは、美桜が幼い頃、母親と一緒にレグルノーラで住んでいた家。“向こう”でも普通に生活していたんだろうけど、“こっち”にも同じように居を構えて、二重生活をしていたようだ。

 グルッと室内を見渡すと、それなりに家具も充実してる、生活感もある。

 小さな美桜が遊んだらしきままごとセットが部屋の隅に散らかっているし、気に入りのものなのか、黄色い翼竜のぬいぐるみも落ちている。……心なしか、テラとそっくりだ。

 美桜には父親がいないと聞いていたが、この頃既に何らかの原因で両親は離婚していたらしい。幼い美桜は、二つの世界を行き来することで、その悲しみを埋めていたのだろうか。


「ね、何して遊ぶ? 魔法陣、描ける? 浮かばせごっこは? それとも、膨らましごっこ?」


 小さな拳を二つ作って、楽しそうに身体を揺さぶりながら、美桜が近づいてきた。

 魔法を使って遊ぼうとしている、ということだけはよくわかる。

 にしても、浮かばせはわかるけど、膨らましってのは嫌な予感しかしない。何を膨らまして遊んでたんだよ。


「いや、ホントに、ゴメン。魔法は、今は多分使えないってさっき」


 両手を前に突き出して首を振っても、美桜は怯まない。


「みおが教えてあげる。あのね、おててにうんと力を入れてね、やりたいことを頭の中に思い描くんだよ。そうしたらね、ほら……、りょうが浮いた!」


 まるで背中を無理やり摘ままれた猫のように、俺の小さな身体は宙に浮いた。安定感のない魔法は、ゆらゆらと激しく身体を揺さぶってくる。ギュンと勢いをつけて、天井へ浮き上がったかと思うと床スレスレに。ハッと息を飲んだ瞬間、今度は横に揺られてタンスと窓辺を行ったり来たり。


「よ、酔う。止めてっ……! 美桜……!」


 最悪だ。なんだ、この制止の効かない自由奔放すぎる女の子は。このままじゃ、戻る方法を見つけるどころの話じゃ。


「りょう楽しい? うふふ。私も飛んじゃおっと」


 よりによって美桜までフワッと浮き上がる。そして歓喜の声を上げながら、部屋の中をグルグルと周遊し始めた。


「や、やめろって、危ないから!」


「大丈夫だよ。うふふ。楽しいな。お友達と一緒だと、いつもと違うんだもん」


 俺が天井付近を漂うと、美桜は床スレスレを飛ぶ。俺が窓際へいるときは彼女は反対側へ。テーブルの角にぶつかりそうになり、ソファの座面にダイブし。そうやってグルグルと、何度も何度も部屋を回って……。


「――コラッ! 美桜! 何してるのっ!」


 大人の女性の声がして、空気が一瞬で凍りついた。

 美桜は宙を飛ぶのを止め、俺は天井付近から一気に床に落っこちた。幸い、受け身をとって背中から落ちたものの、痛いことは痛い。落ちる場所が悪かったら、頭でも打っていたかもしれない。子供の身体だから助かったというのもある。もし高校生の姿だったら、もっと酷いことになっていた、それくらいの衝撃だった。

 頭と身体を押さえて床に転がり悶える俺の存在に気付いたらしく、声の女性は慌てて駆け寄って、大丈夫かと身体を擦る。


「ゴメンね、美桜がとんでもないことを……。美桜! あなた何をしたかわかってるの? ごめんなさいしなさい」


 ダンゴムシのように丸めた俺の身体を覆うようにして何度も背中を擦る女性は、どうやら美桜の母親だ。

 目を瞑り痛みに耐える俺に美桜の姿は見えないが、どうやら観念したらしく、わっと声を出して泣き出した。


「だってママ。みおね、お友達と遊びたかったんだもん。魔法で遊びたかったんだもん」


「お部屋の中で魔法はダメだって言ってるでしょ。それに……、どうしてお友達なんか」


 高校生の美桜の声を少し低くしたような、綺麗な声だ。

 綺麗だけど、どこか儚げな。


「もう大丈夫です……。美桜のこと、そんなに叱らないで」


 身体を起こしてそこまで言うと、美桜の母はますます恐縮したように、「ゴメンね、ゴメンね」と繰り返す。

 参った。……けど、母親が来れば、美桜はもういたずらはしないだろう。


「美桜と遊んでくれてありがとうね。どこに住んでるの。おばちゃん、送ってってあげる」


 覗き込んできた母親の顔は、本当に恐ろしいくらい高校生の美桜とそっくりだった。透明な肌、ほんのりと赤い頬、パッチリとした目、それから、柔らかそうな唇。長い髪を肩の辺りで結って垂らしていたが、それだって、美桜が時折髪が邪魔だからと好んでする髪型であって、当然見慣れたものだった。

 綺麗だ。

 美桜がまだ4つのとき――、母親の歳がどれくらいか想像は付かないが、恐らくかなり若くして美桜を産んだんだろう。自分の親と比べると、まだまだ子供のようにさえ見えてしまう。

 あまりの美貌に息を飲み言葉を詰まらせていると、美桜の母親の影から、もう一つの足音が聞こえてきた。今度は、重量感のある音だ。


美幸(みゆき)、どうかしたのか」


 厚めの靴底が床と擦れて、独特の軋みを出す。

 低い男性の声は、どこか耳慣れた声で美桜の母に尋ねた。


「美桜がまた魔法を使ったみたいで。巻き込まれた子をおうちに帰してあげなくちゃ」


 芳野美幸はそう言って立ち上がり、俺に背中を向けた。市民服を少しアレンジした長めのスカートがひらりと揺れて、身長の縮んだ俺の目に、その中身が見えそうになる。


「巻き込まれた、子……?」


 男はそう言って、芳野美幸の影に隠れた俺を覗き込んだ。

 背の高い、銀髪の男だった。長い髪の毛を後ろで一つに結い、見事なまでの赤い瞳をこちらへ向けてくる。市民服を着崩した彼は、まじまじと俺を観察し、しばらく思案してから、グイと芳野美幸を自分の方へと引っ張った。


「子供じゃ……ないな」


 男はいぶかしげに俺を睨み付けた。


「な、何のこと?」


 ゆっくりと立ち上がりながら、俺は苦笑する。

 なんだ、コイツ。何でわかったんだ。

 雰囲気で察したのか、美桜は男と母親の後ろにサッと隠れてしまった。その怯えたような顔が、何とも心苦しい。


「身体と精神のバランスが取れていない。窮屈な身体の中に、とんでもないものが潜んでいる。“干渉者”……?」


 ドキッと、激しく心臓が波打った。

 何故、何故バレた。


「嘘。だ、誰の手先? まさか美桜を、美桜を奪いに来たの?」


 美桜の母親まで、表情を変えて怯え出す始末。


「違う、違うんだ。俺は、そんなんじゃなくて」


「じゃあ、何だって言うの? どうやってここに入り込んだの?」


「説明しにくいんだけど、俺は迷い込んだだけで。時空嵐の中で、うっかり美桜のことを考えてしまったんだ。それが原因で」


 そこまで言うと、銀髪の男はちょっと待てと俺のセリフを遮った。


「まさか……、凌、なのか」


 額から汗がたらりと流れた。


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