ざまあ
本作にブックマークをして下さった方、いいねを下さった方、評価を下さった方、ありがとうございました。
データの見方を知らずにお礼が遅くなりましたが、きっと私の作品全体への最初のブックマーク、いいね、評価を下さった方(達)だったのだと思います。とても励みになりました(もっと早く気付いていれば!私に出来る事は変わりませんが)。
読んで下さる方のお目汚しになる事は承知しておりますが、お礼の仕方も分からない為、ここに改めて感謝を述べさせて頂きます。
ありがとうございました。
もちろん、これからお読み頂くあなたにも、感謝を!
気付いたら、岩だらけの場所だった。
どこここ?岩しか見えない。
見上げると人影が浮いている。
「神様?」
「不老」
「あ、不老付けてくれた?」
「不死」
「不死も?よしよし!」
「この世界一の体力、知力、魔力」
「うん、魔法ありだ!」
「財力、魅力」
「鏡!鏡有る?あれ?財力って?」
神様が指差したポケットには、硬貨が一枚?とても精緻な神様の横顔が浮き彫りになっている。スゴい。ホンモノそっくりの無表情だ。裏は?全身も見事な再現力だけど、何このポーズ?
「その他もろもろ」
「頼んだの、全部?」
肯く神様。
「この硬貨は?」
「この世界唯一の財」
「へ?へー・・・?えーと、他の人はどこ?」
こっちを指差す神様。
「この世界唯一の生物」
「え?唯一?・・・生物?」
肯く神様。
「待って!一人っきり?食べ物は?一人じゃ生きて行けないじゃない!」
「不死」
「いやいや、不死って!」
ここまでずっと、死んで神様に会って間違いを謝られてチート能力を山ほど選んでいた間中、ずっと無表情だった神様が、
「ざまあ」
笑った。
「え?」
神様は消えた。
そりゃ、イッパイ我が儘言ったけど、もしかして怒ってた?
「ねえ?神様?神様ー!」
風さえ吹かない空に、ただ声が吸い込まれて行く。
消える直前の神様は、硬貨の裏と同じポーズだった。