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リアムのお仕事報告

いつもいいね!と☆☆☆☆ありがとうございます!

とても嬉しく思っております。


思い付いたら勢いで更新してるので状況が安定していない中、読んで頂けているだけで感謝しています。



―――王宮ルイスの自室――――――


はあ、はあ、、早く話を聞きたくて走って自室に戻った。

道中、執事長に危ないから走らないで下さいと強く注意を受けたが手だけ軽く上げて分かったとポーズしてまた走って行った。


"リアム出てきて"


『は~い!リアム出てきましたっよっとと』


リアムは何か、調べものをしてたのか何やら資料と小瓶のようなものを持っている


「リアム忙しかったんじゃないの?」


『ん~、そろそろ終わりにしようと思ってたから大丈夫だよ~』


「なら、良いんだけどさ。さっき、王宮第一騎士団長と話してたんだが、コリアで変な匂いがするってリアム言ってただろう。騎士団も怪しい集団が来ると必ず変な匂いがして気になって調べているんだ。リアム、もしかして何か知ってるのか?」



『王宮騎士団さんが来てるのは知ってるよ。僕が町の掃除って言ったの覚えてるよね?僕はコリアの町を守るのがお仕事だから町や人々に危険性があり害を及ぼす者が居るならば徹底的に町から排除しなくちゃねっ!ってことで、この資料と小瓶あるんだけどね、な~んだと思う?』


リアムは何時ものような軽い話し方でルイスに資料と小瓶を目の前に差し出す。


「えっと、この資料拝見して良いのかな?」


『もちのろんだよ~!』


ルイスは恐る恐る資料の中を読み込んでいく


内容はこうだ。

始まりは3ヶ月前、東からどこぞの中型船が定期的に降りたっているらしい。港じゃなく港から離れたコリアの海岸にひっそりと。

本来、港と取引のある貨物船などには必ず何処から来たか分かるように印を掲げているのだ。家紋だったり国旗だったりと港監視塔の役員が一目で分かるように。

でも、そのどこぞの中型船に印はなく誰が何の目的で港から離れた海岸に目立たないように着くのか分からなく港町とコリアの住民は不安に襲われていた。町を歩き回る時は馴染むように変装してたのか不審人物は見つかっていない。町の中に協力者が潜んでいて手助けをしている可能性もある。


だか、ルイス達がレクリエーションでコリアに来た日に黒いフード付きローブを身につけた2人を目撃した住民がいた。


リアムも精霊の力で把握していて僕らと別れた後匂いのする方へ着いていった。

そこには廃墟のお屋敷があり辺りは人を寄せ付けないような濃い黒霧がかかっていた


リアムは気にせず屋敷の中に入っていった。

どうやらトレイン準男爵のお屋敷だったらしい。肖像画、事業に携わった際に受け取った記念品やらが置かれていた。

トレインのお屋敷はコリアの町と境目にあったことをリアムは初めて知り吃驚したそうだ。


埃被っている家具や物が散乱している。必要最低限の物だけ持って逃げ、後はその当時のままのように感じた。


ひとつひとつ部屋を確認し潰していく


執務室に入った時匂いが強くなった気がして辺りを見回すと本棚に隠れ扉を見つけた。精霊の力で簡単に解除して中に入ってみる。



黒いフード付きローブの男2人が何やら机に実験器具機材が乗せられており彼らの手には2つの瓶があった。


「…おい、あとどれくらい待てばこの薬出きるんだ?」


「そう、焦んなって。焦って最後失敗したらまた最初から作り直しなんだよ」


何やらこの瓶は薬を作るために必要なものらしい


この2つの瓶の中身を知るために予め持ってきた小瓶2つに少しずつ入れ直す。


よし、彼らには気付かれていない。今日の収穫はこの辺で良いかと思ってその場から離れ他の部屋を見て回ってみようと奥に進んでいくと他の部屋とは雰囲気が違い可愛らしい部屋だった。


きっと今、孤児院にいるマークの部屋だったんだろう。

あんなことが無ければ今でも彼は家族と一緒にこの屋敷で幸せに暮らせていた筈なのになんとも無念でならない


部屋の真ん中にあるローテーブルの上に日記帳らしき物があった。ペラペラと捲るとマークの事が沢山綴ってあった。最初の方に書かれた筆跡と半ばから後半に書かれた筆跡が違った。きっと、初めは実母が書いたものだろう、それが難しくなり代筆して貰ったような感じに見える。これはここに有っても意味をなさない。それならマークに届けるべきだろうと思い部屋から日記帳2冊持ち出してそのまま屋敷を後にした。


「なるほど、そしてこの小瓶が薬を作るために必要な成分であると…。リアム、これって騎士団に渡しても大丈夫かな?リアムが自分で調べるように持ってきたものだったなら無理にとは言わないんだけど…」


『ううん、大丈夫だよ~!!僕が持ってても調べる為の知識も道具も揃ってないもん』


「ありがとう。あと、この資料も重要部分だけ写させて貰うよ。にしてもリアムは人の目を気にせずに潜入捜査が出来るから羨ましいな。僕も透明に見えるマントでもあったら出来ること増えるんだけどな」


『ふふふ、そんな便利アイテムあったら犯罪が増えちゃうね~』


「確かにそうだな!やっぱ無い方がいいな。よし、複写出来た。リアムの情報を元に騎士団と調べてみるよ。本当に助かった。ありがとう!」


これで調査が少しずつ進んでいくと助かるんだけどな

よし、気合い入れて頑張ろう!


『どういたしまして~!そう言えばこの日記もルイスからマークに渡してあげた方が喜ぶんじゃないかな?』


「あっ、それもそうだな。分かった、預かっとくよ」


『あ、そういえばね~!ラピアネに会ったよ~、ルイスにそっくりだねぇ』


「は?いつ、ラピアネに会ったんだ?」


マークにまた近々会えると内心楽しみにしていた時、リアムからラピアネの名前が出てきた。どういう繋がりだ?ルイスの頭には?が沢山浮かんでいた


『ホォルティオと僕友達になったの~!その時婚約者がルイスの妹だって聞いてもーびっくりしちゃった』


「あっ、ああ、ホォルね。なるほど、そうだよな。僕にそっくりなんてラピアネが知ったら怒ると思うぞ」


『え~、もう言ったよ。けど怒るというかあれは嬉しさの照れ隠しだったと思うな~!ラピアネはね、ルイスの事が大好きだと思うよ』


あれが照れ隠しなのか…

本当に嫌がられているんだろうと思っていたがそうでもないらしい

妹の本当の気持ちも気付けないとか本当に女心が分からないとルイスの頭上に?が沢山浮かんでいた



ラピアネはルイスに対してツンデレであった

多少毒舌言おうが怒らず分かってくれてとことん甘えさせてくれる。一緒にいて居心地がいい存在。ただルイスがナメられてるのかもしれないけれど。


その点、ケインは気を抜いたら注意されるので怒られないように常に気をつけている。

自分にも他者にも厳しいのがケインだ。良いことをすると褒められるのでケインの前ではいい子を徹底している。なので長時間一緒にいると疲れるとリアムは本人からしっかり聞いていた。


『もう少しストレートに言えたら伝わるのにな~なんてね』


「リアム何か言ったか?」


『何でもな~い、じゃ僕はこの辺で帰るね。また来るよルイス~!』



キラキラと光の粒と一緒に消えていった












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