あれから数年後
年数を4年後から5年後に変更しました。
其にともない、ルファティナ15歳ホォルティオは誕生日来てないので13歳のままです。
―――――あの星祭りから5年後の夏―――――
「ホォル、ルイスとラピアネがこれから屋敷に来るそうよ」
「え、また急だね、どうしたんだろう」
姉上は15歳になって、僕は13歳になっていた
僕の身長が姉上を越したことが何よりも成長した証拠だ
13歳の今の時点で170cm近く背が伸びた。姉上より10cm差が出来た。
言っとくけど決してタイムリープじゃないよ、僕が長々と話をするの苦手なんだ。これだけは理解して欲しい。
あの日以降御忍びで街へ出てもエリーナには遭ってないし特に変わったこともなかった
第一王子とアンナは仲睦まじく過ごしてるし、ルイス様と姉上もあの頃よりもっとラブラブだし今の所不安要素はない
僕とラピアネもあの頃よりもっと仲良く過ごせてると思う。相変わらず猫みたいで面白くて可愛いお姫様だ。
あれ以降、毎年のようにルイス様と姉上、僕とラピアネで
星祭りに出掛けているのが恒例になってきた。
1年前からは昼頃から夜遅くまで祭りを楽しむ事が出来ていて夜の灯籠流しを初めて見た時は4人とも感動していた。
それ以外のイベントも絶対参加で4月の姉上の誕生日、5月の第一王子殿下の誕生日パーティー、8月の第二王子殿下の誕生日、11月の第一王女殿下の誕生日、12月の僕の誕生日、クリスマス等々イベント盛りだくさんだ
姉上とルイス様は王宮での勉強と来年度の入学試験に向けて勉強を頑張っている。
僕も本格的に領地経営等の仕事をお父様に教わりながらどうしたら領地が繁栄出来るのか模索している
領地民は僕が視察に行くと色んな意見を聞かせてくれてどうして欲しいのか領地をもっと良くしようと一緒に考えてくれて日々頑張っている
ラピアネは週に1日、2日ガルシア家に来てお母様とお茶をしたり僕と過ごしたりしている
ゲームの事をくよくよ考えてた頃が夢のように穏やかな日常を過ごせて幸せに感じている。
第一王子殿下ケイン様は今王立学園一年生だが相変わらずご令嬢にはモテモテで令息たちにも一目置かれている存在だ。
学園に入学したと同時にアンナとの婚約も発表されたのであからさまな取り合い騒動は無いみたいだが来年アンナが入学したらどうなるか分からない、アンナが虐められる姿は想像出来ないのであまり心配はしていない。
そろそろルイス様とラピアネが来る時間なので屋敷の外で待つことにした
もうそろそろ来ても良い頃だけれど…あ、王宮の馬車が見えた
門番に御者が話し掛けて重厚な門が開く
馬車が屋敷内で停まるとルイス様のエスコートでラピアネが降りてきた。
あの頃のじゃじゃ馬姫とは違い御淑やかな女性に変わった
僕の目の前に来てドレスを少しつまみ一礼する
「ホォルティオ、ごきげんよう」
「ラピアネ、待っていたよ。さあ、お手をどうぞ」
僕の腕にラピアネの手が添えられる
「今日は突然どうしたんだい?」
「もうすぐルイスお兄様の誕生日ですわ。何かプレゼントを渡したいと思っておりますの」
「ああ、そうだね。2人で街に買い物しに行こうか?」
「まあ、良いんですの?」
「良いよ、その代わり僕から離れないこと!これ絶対約束だよ」
「大丈夫ですわ、もうあの頃のじゃじゃ馬姫とは思わないで下さいませ」
「ふふふっ、それはどうだろうね。まだ分からないな~」
「もう!ホォルティオってば、信じてないのね」
「信じてるさ、でも最近も想像斜め上の行動するからなんとも言えないよね」
「~~~~~!!!」
「大丈夫!どんなラピアネでも僕には君しか見えてないから」
「~~~~~~!!!」
また赤くなっちゃっていつ見ても可愛いんだから!!
ニコニコしながらラピアネを見てるとキッと睨まれる
全然怖くないけどね




