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ハイエルンからの靴職人

ルリユール<Langue de chat>は、製本及び痛んだ本の修復を致します。店内には素材の見本の他、製本後の本の見本もございます。本の試し読みも出来ますので、詳しくは店員にお訪ね下さい。

新たな靴職人がやって来ます。


96ハイエルンからの靴職人


 ゼルマはハイエルンの靴職人オスヴィンの娘だ。ゼルマも双子の兄ハイノと共に幼い頃から修行を積んで来た。

 十八歳になるが、ゼルマには縁談の話が無い。靴職人としてまだまだ修行をしていたいのもあるが、大きな問題はゼルマは採掘族にしては身長が高過ぎるからだ。

 採掘族は他の種族に比べて身長が低い。女性であれば百四十五センチ前後が平均で、ゼルマの様に百五十五センチもあると大女と言われる。

 そう、うっかりすると、採掘族の男よりゼルマの方が身長が高いのだ。双子の兄のハイノとほぼ身長が変わらない。

 ハイエルンは採掘族が多く住む領地だ。治める公爵も現在は採掘族だ。

 自分より小さな採掘族女性を求める採掘族の男性が多い土地にいる限り、ゼルマを妻にしたいと願う男は簡単に現れないだろう。


お祖父ちゃん(オパ)から手紙が来ているわよ」

 仕事が終わり、二階の居間に上がったゼルマ達に、母親のジビラが精霊ジンニー便らしき手紙を差し出した。

 リグハーヴスに住む祖父オイゲンは、たまに精霊便で手紙をくれる。封筒に家族それぞれへの手紙を入れて送ってくれるのだ。

「わあ、有難う(ダンケ)

 ゼルマはさっそく便箋を閉じている封蝋を開けた。

 ゼルマが生まれるより前にオイゲン夫妻はリグハーヴスに行ってしまったので、直接会った事はない。だがオイゲンは時々手紙をくれるので、遠く感じたりはしなかった。

 靴屋シューゲシュフトゥの修行をしていると手紙に書けば喜んでくれたし、リグハーヴスの街の様子を手紙に書いてくれる。

(お祖父ちゃん、今回は何を書いてくれたのかな)

 わくわくして手紙を開く。手紙にはここ一年のリグハーヴスでの出来事が書いてあった。

(え……リグハーヴスに〈異界渡り〉降りたの?それで今はケットシーが五人?)

 丁寧にもケットシー達の名前が書いてある。

「え!?」

 オイゲンが手紙に書いて来たケットシー達の名前に、ゼルマは目を疑った。エンデュミオンの名前もだが、それよりもヴァルブルガだ。

「ヴァルブルガって、魔女ウィッチアガーテの所のヴァルブルガなのかな……」

 ハイエルンの街に居た魔女アガーテ。彼女が亡くなった後、憑いていたケットシーも居なくなってしまった。

 ゼルマの家族も魔女アガーテの世話になっていて、彼女のケットシーであるヴァルブルガと顔見知りだったのだ。

 子供の頃ゼルマが抱き着いても、黙って頭を撫でてくれた三毛のハチワレケットシーだった。

(会いたいなあ)

 畳んだ手紙を握り、ゼルマは溜め息を吐く。

「オスヴィン、お義父(とう)さんはやっぱりリグハーヴスに居るって仰ってるの?」

「ああ。歳だし、こちらに戻らないかと思うんだがなあ」

「お一人で心配だわ」

「街の人達が気に掛けてくれるみたいだが」

 両親の会話に、ゼルマは思わず手を挙げた。

「はい!私がリグハーヴスに行くわ!」

 オスヴィンとジビラが、呆気に取られた顔になる。

「お祖父ちゃんのお店で修行も、お手伝いも出来るでしょ?ハイエルンのお店はハイノが継げば良いんだし」

 ゼルマとハイノのどちらに店を継がせるか、両親が悩んでいるのは知っていた。

「リグハーヴスに行けば、大女のゼルマにも旦那が出来るかもしれないしな」

「煩いわね!」

 ゼルマはハイノの頭をひっぱたいた。オスヴィンは双子をとがめず、腕を組んだ。

「いや……、爺さんが帰って来ないと言う以上は、確かにゼルマに行って貰うのが良いかもしれん」

 採掘族は頑固なのだ。

「爺さんは腕の良い職人だからな。元気な内に技術を教えて貰うのも大切な事だ。それにリグハーヴスの店を畳まずに、ゼルマが継げば良いからな」

「お義父さんにお伺いしてみます?」

「そうしてみよう」

 オスヴィンは直ぐにオイゲンに手紙を書き、精霊便で送った。するとオイゲンからは孫娘を歓迎する内容の手紙が戻って来た。

 こうして、ゼルマはハイエルンからリグハーヴスに移住する事に決まったのだった。


 冬期間でも各領地の街と集落を繋ぐ街道は、魔法使い(ウィザード)召喚師サモナーにより雪が溶かされ道が作られている。

 夏場よりは少ないが定期馬車が出ており、ゼルマはトランクを二つ持ち旅路に着いた。

 採掘族の女性は耳の先が尖っている以外は小柄な平原族と余り変わらない。ただし、かなり力持ちだが。

 トランクには服の他、靴作りに使う自分の道具も勿論入れたので結構重いのだが、ゼルマは軽々と持ち運べた。

 領地から領地へは三、四日掛かるが、定期馬車の停留所には必ず宿屋が建っているので安心だ。

「やっと着いたー」

 四日目の午後、漸くゼルマはリグハーヴス公爵領に辿り着いたのだった。

(うわあ、大きい……)

 人が、である。殆どの住民がゼルマより身長が高いのだ。新感覚である。

「お祖父ちゃんのお店は何処だろう……」

 オイゲンの店は〈オイゲンの靴屋〉と言う、そのままの名前である。

「今居るのは市場マルクト広場よね」

 何しろまだ厳冬の最中だ。着膨れた住人達は足早に歩いて行く。

「む、迷子か?」

「え?」

 唐突に掛けられた子供の声に振り返ると、灰色で黒の縞のある妖精猫ケットシーが居た。ゼルマより背の高い黒髪の少年に抱かれている。

「旅行者の人?」

 発音で黒森之國くろもりのくに語が母國ぼこく語ではないと解る少年に、ゼルマは慌てて首を振った。

「旅行とは違うの。祖父の所に来たのよ。〈オイゲンの靴屋〉を知ってる?」

うん(ヤー)。市場広場の一本内側ですよ。右区レヒツ側」

有難う(ダンケ)

「案内しますよ。トランクを持ちましょうか?」

「え!?」

 衝撃を受けてしまった。採掘族の女性に荷物を持つか聞く男性がいるとは。実はリグハーヴスの停留所でも、荷運びの青年に聞かれたのだが、それは彼の仕事だからだと思っていた。良く考えれば女性がトランクを二つも持っていれば、運ぶか聞くだろう。

 雪がちらついていたので、ゼルマはコートのフードを被っていたのだ。これでは種別は解らない。

 見回せば、リグハーヴスで大きなトランクを二つ持ち運ぶ女性は居なかった。

「あの、有難う(ダンケ)。こっちをお願いしても良い?」

 ゼルマは軽い方を少年に頼んだ。細身の少年より、確実にゼルマの方が力がある。

「エンディ、歩いて貰って良い?」

「良いぞ」

 雪の上に下ろされたケットシーが、さくさくと前を歩いて行く。

「えーと、職人さんですか?」

「そうよ。親方マイスターオイゲンは祖父なの」

「そうですか。お世話になってます」

 どうやら、少年の靴もオイゲンが作っているらしい。

 ゼルマは気になっている事を聞いてみた。

「あのね、リグハーヴスにヴァルブルガっていうケットシーは居るかしら」

「居ますよ」

「本当?ハイエルンに居たケットシーで間違いないかしら。私、魔女ウィッチアガーテにお世話になっていて、ヴァルブルガと顔見知りだったの」

「ふうん?ヴァルブルガならルリユール<Langueラング de chatシャ>に来れば会えるぞ。オイゲンの店と同じ通りだ」

 振り返った灰色のケットシーが言った。黄緑色の瞳がキラキラと光る。

「そうなの?良かった」

 市場マルクト広場から路地を一本内側に入り、左に曲がる。仕立屋を通り過ぎた斜め向かいに〈オイゲンの靴屋〉は建っていた。軒先に青銅の靴の形をした看板が下がっている。

「どうも有難う、トランクまで運んで貰って。私は靴職人ゼルマよ」

「俺は孝宏たかひろで、この子はエンデュミオン。<Langue de chat>の店員です」

 孝宏はトランクをゼルマに渡し、エンデュミオンを抱き上げた。

「親方オイゲンに宜しく」

 そう言って孝宏とエンデュミオンは、路地を逆方向へと歩いて行った。


 コロロロン。

 ドアに付けられた革製の鈴が可愛らしい音を立てる。

「はい、いらっしゃい」

 ドアから見える作業台に座った白い眉と髭の採掘族の老人が椅子から立ち上がる。

「お祖父ちゃん、ゼルマです」

「良く来たね。おや、こりゃ驚いた。エルケの面影があるね」

「良く言われるわ」

 エルケとは、オイゲンの妻だ。ゼルマはエルケに似ていると、彼女を知る人から良く言われていた。

「住居は二階だよ」

 オイゲンはドアに〈準備中〉札を掛けて、トランクを片方持ち、ゼルマを二階に案内した。

「この部屋をお使い」

「有難う、お祖父ちゃん」

 綺麗に掃除された、衣裳箪笥とベッド、物書き机がある部屋だった。どれも新しいので、ゼルマの為に用意してくれたのだろう。

「荷物の整理が終わったら、お茶に行こうかね。コートを持って降りておいで」

「はい」

 トランク二つ分の荷物なので、片付けるのにはそれ程時間は掛からなかった。

 ゼルマは自分用の道具を収めた細長い木箱を持って、店に降りた。

「道具はここに置いておきなさい」

「はい」

 作業場の棚にゼルマは木箱を載せた。

「さて、お茶に行こうかの」

 コートを来たオイゲンは、ゼルマを連れて〈オイゲンの靴屋〉を出た。そして、先程少年と灰色のケットシーが歩いて行った方向へと歩き出す。オイゲンは片手に二つ折りの革の袋を持っていた。ベルトで留められている袋には、〈本を読むケットシー〉の模様と<Langue de chat>の文字が空押ししてある。

「お祖父ちゃん、<Langue de chat>って」

「ルリユールでのう、貸本もしているのだよ。お茶(シュヴァルツテー)お菓子(プレッツヒェン)もサービスしてくれての」

「ケットシーも居るのよね?」

「三人居るのう。可愛いぞい」

 心なしか楽しげに、オイゲンは〈本を読むケットシー〉の青銅の看板の店で立ち止まった。

 ちりりりん。

 トアベルが涼しげに鳴る。<Langue de chat>の中は、木と革と甘いお菓子の香りがした。

「いらっしゃいませ」

 カウンターには赤みの強い栗色の髪の青年が居た。

 オイゲンは青年に革の袋を差し出した。

親方マイスターイシュカ、面白かったぞい。黒い表紙の他の本はあるかの?」

「ええ、丁度戻って来ていますよ」

 イシュカはカウンターから出て、本棚から黒い本を取り出した。他にも若葉色の本や、薔薇色の本などが並んでいる。

 オイゲンはまだ読んでいなかった本を選び、貸し出し手続きをした。

「紹介しとこうかの、この子はわしの孫のゼルマでの。靴職人なのだよ」

「……ゼルマ?」

 高めの男の子の声がした。

「ヴァル、知り合いか?」

 イシュカが本棚の向こう側にある、テーブルと椅子が幾つかある場所に向かって声を掛けた。

 〈予約席〉と言う札が置いてあるテーブルから、三毛のハチワレケットシーが椅子から降りた。とことことイシュカの隣まで歩いて来る。イシュカはヴァルブルガを抱き上げた。ゼルマとヴァルブルガの顔の高さが揃う。

「ゼルマ、久し振りなの」

「やっぱりヴァルブルガ!」

 ゼルマはヴァルブルガの前肢を握って上下に振った。ぷにぷにする肉球とふかふかの毛の感触が久し振りだ。

「元気だった?急に居なくなっちゃうから心配したのよ」

「ヴァルブルガ、元気になったの」

「うちに来た時は随分痩せていたんですけれど、元気になりましたよ」

 イシュカはゼルマの腕にヴァルブルガを渡してやった。

「また会えて良かったー」

「ふふ」

 ヴァルブルガはゼルマに頭を擦り付けた。

「ヴァル、閲覧場所にご案内して差し上げて」

「うん。ゼルマ、オイゲンこっちなの」

有難う(ダンケ)

 空いているソファー席に座ると、ゼルマは隣にヴァルブルガを座らせた。オイゲンは向かいの椅子に腰を下ろす。

「いらっしゃいませ。親方マイスターオイゲン、フラウ・ゼルマ」

「先程振りだな」

 孝宏が盆にお茶とお菓子を載せて来た。足元にエンデュミオンが付いて来ている。

「さっき、お店に案内して貰って、トランクも運んで貰ったの」

「そうかい、有難うな。ヒロ、エンディ」

 孝宏は微笑んで、お茶のカップと焼き菓子が載った小皿をテーブルに置いた。

 焼き菓子からは生姜ジンジャーの香りがする。

「寒いので生姜と蜂蜜ホーニックのクッキーですよ。はい、ヴァルにも」

「有難う、孝宏」

 ヴァルブルガのミルクティー(ミルヒテー)をテーブルに置き、孝宏は生姜クッキーを前肢に渡す。

「今日の恵みに」

 ヴァルブルガは直ぐにクッキーを齧った。

「ふふ」

 緑色グリューンの目を細める。

 濡らしてある白い布で手を拭き、ゼルマもクッキーを手に取った。しっかりと焼きしめてあるクッキーは固いが、簡単に齧れた。

 ピリッとする生姜と蜂蜜の味。

「美味しい」

「孝宏が作ってるの」

「そうなの?」

「孝宏のお料理美味しいの」

 ヴァルブルガは残っていたクッキーを口に入れ、カップを持ってミルクティーを舐めた。

「ヴァルブルガは誰かに憑いているの?」

「うん。イシュカ」

 イシュカはカウンターに居たルリユールの親方だ。

「イシュカ、優しいの」

「そうみたいね」

 エンデュミオンもだが、綺麗な服を着させて貰い、毛並みも良い。

「ずっと心配だったから、安心したわ。これから私もリグハーヴスに住むから、会いに来るわね」

「うん。ヴァルブルガもゼルマに会いたい」

「ふむ。ヴァルブルガはハイエルンに居たヴァルブルガだったのかね。儂も随分会っていなかったからのう」

「オイゲン、じいちゃんになったの」

「そうだのう」

 笑ってオイゲンはヴァルブルガの丸い頭をすっぽりとてのひらで包む様に撫でた。

「ヴァルブルガはさっき何をしていたの?」

 〈予約席〉には籠が置いてある。ヴァルブルガはソファーを降りて、籠を持って戻って来た。

「今日はね、レース編みなの。これ、ゼルマにあげる」

 籠からヴァルブルガが取り出したのは、シロツメクサとクローバーのブローチだった。細かくレースで編まれて、魔銀ジルバー製の輪ピンが付いている。ヴァルブルガの名前が刻印された白い革のタグが付いていた。

「わあ、綺麗。良いの?」

「うん。御守り」

 クローバーには小さな透明な魔石が、闘将蜘蛛の虹色に光る糸で縫い付けられていた。

「オイゲンにはこれあげる」

 ヴァルブルガは籠の中に前肢を入れ、レースで編んだ針鼠を取り出した。大きさが違う物を二つだ。何かを塗って固めてあるのか、レース糸の針は弾力がありつつもピョンとしている。黒く円らな瞳は黒い魔石だ。

 針鼠なのは、靴を作るのに針を用いるからだろう。

「これは可愛いのう。店に置かせて貰おうかね」

「ふふ」

 ヴァルブルガはぱたぱたと四肢と同じ位太い尻尾を振った。

 気に入った相手には、ヴァルブルガは加護のあるレース細工を贈る。カウンターで見ていたイシュカは、ハイエルンで随分可愛がって貰っていたのだろうと、納得した。

 編み物にしろ刺繍にしろ、ヴァルブルガの趣味なので、イシュカは見守る態勢でいる。売ったとしても、売り上げはヴァルブルガの小遣いになる。


 ゼルマとオイゲンはヴァルブルガとたっぷりお喋りをして、〈オイゲンの靴屋〉に帰った。

 帰り際には、ゼルマも薔薇の書の一冊を借りた。何故なら、カウンターでイシュカの隣に居たエンデュミオンが、借りないのかとばかりに、ゼルマの名前が刻印された水晶雲母すいしょううんものカードをちらつかせていたのだ。

 孝宏が〈異界渡り〉なのと、エンデュミオンが()()エンデュミオンなのは、店に帰ってから改めてオイゲンに教えられた。

 おまけにイシュカはヴァイツェア公爵の長子だと、最近判明した事だとか。〈(ナーデル)紡糸(スピン)〉にいるリュディガーはヴァイツェア公爵の末弟で、彼に憑いているのは前王様ケットシーだとか。

「お祖父ちゃん、リグハーヴスって何か凄くない?」

 呆気に取られたゼルマが、そう言ってしまったのは当然だと思う。

 しかし、オイゲンはただ笑って孫娘の肩を叩いたのだった。



オイゲンの孫娘ゼルマ。採掘族としては身長の高い少女ですが、平原族や森林族にしてみると、小柄な少女です(でも力持ち)。

ハイエルンでヴァルブルガが懐いていた数少ない人間の一人です。幼い頃からヴァルブルガとは仲良し。

リグハーヴスに永住決定のゼルマです。


オイゲンには息子が二人居て、ゼルマの父親は弟の方。オイゲンの息子達は各々別の街で靴屋をしています。

実家を継いだのはゼルマの父親の方ですが、別の街に居る兄の方は息子一人だけなのです(兄の方は奥さんが別の靴屋さんの娘でしたので、そちらを継いでいます)。

その為、ゼルマがリグハーヴスに来るのには、何の支障もありませんでした。

オイゲンの息子二人は歳が離れているので、ゼルマの父が実家を継げるようになってから、兄の方が奥さんの実家に移っています。


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