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王子と灰色の毛玉(下)

ルリユール<Langue de chat>は、製本及び痛んだ本の修復を致します。店内には素材の見本の他、製本後の本の見本もございます。本の試し読みも出来ますので、詳しくは店員にお訪ね下さい。

レオンハルト、毛玉と出会う。


379王子と灰色の毛玉(下)


 マクシミリアンの執務室に来たレオンハルトは、武術訓練の時に着ている物なのか、黒い騎士服を着ていた。黒い騎士服は王族や、特別な存在であるツヴァイクや〈異界渡り〉のみが許される色だ。

 前に会った時より身長が伸びた気がするレオンハルトは、銀髪紫目でマクシミリアンに似ている。レオンハルトの兄である第一王子ローデリヒはどちらかと言うと、マクシミリアンの弟の竜騎士隊長ダーニエルに似ていた。

「久し振り、エンデュミオン」

「元気そうだな、レオンハルト。マクシミリアンからの手紙に書いてあったと思うが、これからレオンハルトをケットシーの里に連れて行ってやる。悪いがハインリヒは連れて行かないぞ。誰にでも場所を教える訳に行かないからな」

 ハインリヒはレオンハルトの専属騎士である。レオンハルトの事になると中々賑やかな男なので、現在は執務室の外で待機させている。

「〈黒き森〉の中を行くなど、本当に大丈夫なんだろうな?」

「正しい道順で行けば、迷わないし短時間で行けるんだ。〈黒き森〉はあちこちに迷わせる為の転移陣がしこんであるんでな」

 心配げなマクシミリアンの脹脛ふくらはぎを尻尾で叩き、エンデュミオンはレオンハルトの隣に歩いていく。

「森に認められた者ならば多少迷っても、ケットシーの里に辿りつくか途中でケットシーに会うんだ。そういう風になっている」

「森に認められないとどうなる?」

「悪意がないなら森から放り出される。悪意があるなら森のかてになる」

 そうしてたまにケットシーが森の中で遺品を回収するのだ。

「まあ、レオンハルトはエンデュミオンが〈祝福〉しているから、一人でも迷わないと思うんだがな」

 流石に王太子を一人で森に行かせるつもりはエンデュミオンにもない。

「それじゃあ行って来る」

 エンデュミオンはレオンハルトのズボンを掴んで、〈黒き森〉の手前に〈転移〉した。

 黒森之國くろもりのくにの他の場所とは明らかに違う、古木が生い茂る広大な森が目の前に広がっているのを見て、レオンハルトがぽかんとした顔をしている。

「ここが森の入口だ。そこにあるのが森番小屋だ。通常の冒険者なら、森に入る前に届け出を出す場所だぞ」

「うん」

 森番小屋の隣にある畑には、森番の採掘族ヘルマンと人狼のクレフがいた。

「おーい、ヘルマン! クレフ! ここから森に入って、〈Langueラング de() chat(シャ)〉に出るからなー!」

「解った、気を付けてー!」

 エンデュミオンが二人に向かって前肢を振ると、ヘルマンとクレフも手を振り返した。彼らとエンデュミオンは既知なので、「また何かやってるなー」程度にしか思わないのだろう。

「じゃあ、レオンハルトはエンデュミオンを抱っこしてくれ」

「うん」

 言われるままにレオンハルトがエンデュミオンを抱き上げる。

「このまままっすぐ森に入ってくれ。曲がるところが近付いたら教えるから。もし間違っても里への行き方は何通りもあるから気にしなくて良いぞ」

「解った」

「ではこのまままっすぐで、あそこに見えるオレンジ色の茸の生えた木の前で左に曲がるんだ。それから……」

 結果的にはレオンハルトは結構慎重な性格だったらしく、エンデュミオンの指示を間違える事なく、ケットシーの里に辿り着いた。

「ケットシーがいっぱいいる……」

「ここで暮らしているからな」

 ケットシーの寝床になっている洞の空いた古木に囲まれた大広場の地面は柔らかい芝で覆われている。そこのあちこちに色柄の違うケットシーが転がっていたり、幼いケットシーが走り回って遊んでいたりする。

「まずは王様に挨拶だ」

 エンデュミオンは苔むした大きな石が積まれた場所にレオンハルトを連れて行った。そこはいわば王様ケットシーの玉座であり、一際大きな襟毛だけが白い黒い身体のケットシーが座っていた。

「王様、第二王子レオンハルトを連れて来た。レオンハルトの連れになるケットシーが居るか試させてほしい」

「……」

 王様ケットシーはじっとレオンハルトを見てから、こくりと一つ頷いた。大きな肉球のある前肢でレオンハルトの頭を撫でる。

「きっと相応しい子が見付かるよ」

「あ、有難うございます(ダンケシェン)

 レオンハルトは丁寧に王様ケットシーに言った。王子は王様とは対等では無いので、これで正しい。

「王様、何だか今日は賑やかだな?」

「今日生まれた子の祝福にマヌエルとシュトラールが来ているからね」

「ん? じゃあ隠者の庵の方に誰も居ないのか? 孝宏たかひろ達が行っている筈なんだが」

「ヒロはまだ見てないよ」

「じゃあ向こうにいるのかな」

 エンデュミオンは首を捻ってから、レオンハルトを見上げた。

「先に隠者の庵に行ってもいいか?」

「うん」

 エンデュミオンはレオンハルトに地面に下ろして貰い、先導して歩き始めた。初めて見るレオンハルトにケットシー達が寄って来て挨拶していくが、憑く素振りをみせる個体はいない。

 広場から温泉のある広場へ行く小道の手前で、隠者マヌエルと聖職者コボルトのシュトラールの背中が見えた。

「マヌエル、シュトラール」

「おや、エンデュミオン。それにレオンハルト王子まで、どうなさったんです?」

 レオンハルトに、今日はきちんと双肩にストラを掛けているマヌエルが微笑む。

「御機嫌よう、マヌエル師。今日は私のケットシーが見付けられないか連れて来てもらったのです」

「そうですか。ゆっくりと里を回られるといいですよ」

「ケットシー、いっぱいいるからねー」

 修道女姿のシュトラールも黒褐色の巻き尻尾を揺らして笑う。

「ところでマヌエル、孝宏には会ったか?」

「いいえ。今日は〈祝福〉を頼まれてこちらに来ていましたから、入れ違いになってしまったかもしれません」

「まあ、エアネストの散歩だから、庵の方でのんびりしているんだと思うが」

 話しながら温泉のある広場に入り、温室側に繋がる小道ではなく、隠者の庵へと繋がる小川の方に移動する。

 レオンハルトは温泉を見て、エンデュミオンをつついた。

「ねえエンデュミオン、あそこ湯気立ってるのなに?」

「あそこは温泉だぞ。つまりお風呂だな。ここのケットシーは大抵綺麗好きなんだ」

「へえー」

 中にはエンデュミオンのように水が苦手な個体も居るが、意外に少ないのだ。

 ケットシーの里を通る小川には人族が渡っても耐えられる橋が架けられており、近くではのんびりと釣り糸を垂らしているケットシーも居る。その姿に、レオンハルトは目を丸くしていた。

 隠者の庵は小川に架かる橋を渡った先の、木立の陰に建っている。古木の間にぽっかりと開いた広場に、こじんまりとした二階建ての庵と畑があるのだ。

 いつもは穏やかな空気が漂う隠者の庵だったが、今日は雰囲気が違った。

「ぴぎゃああ!」

「毛玉取るだけだから! 痛くしないから!」

 泣き叫ぶ灰色のケットシーが、マンドラゴラのレイクの蔓に簀巻きにされている。そのケットシーをヴァルブルガが説得しようとしていた。シュネーバルとアインスも居るので、魔女ウィッチ案件らしい。彼らの後ろから孝宏とエアネストも覗き込んでいる。

「何をしているんだ?」

「エンデュミオン!?」

 エンデュミオンが声を掛けた瞬間、不自然にギギッと全員で振り返った。明らかに不審だ。

「……何をした? というか、孝宏は腕をどうした?」

 エンデュミオンはすぐに孝宏の腕の包帯に気が付いた。出掛ける前にはなかったものだ。

 孝宏が慌てた様子で説明をする。

「かすり傷だから、大した事ないんだよ? 毛玉だらけのこの子を見付けて、捕まえようとしたら爪が掠っただけだから」

「で、そいつはまだ毛玉取りされてないのか?」

「うん、これから」

「丸刈りにするか?」

「ぴにゃああああ!」

 灰色のケットシーが絶叫する。それは嫌らしい。

「毛玉を取るか、丸刈りか二択だ。それ以外はないぞ」

「ぴゃ……」

 エンデュミオンが睨むと、灰色のケットシーが大人しくなった。

「いい子にしてたら早く終わるの」

 ヴァルブルガが灰色のケットシーの頭を撫でて、レイクに蔓を外させる。

「まずは〈洗浄〉と、一応〈駆虫〉」

 一瞬で灰色のケットシーの毛が白くなった。その場に何とも言えない空気が広がる。

「おい……」

「この子、ヴァイスなの」

 エンデュミオンの地を這う声に、さらりとヴァルブルガが答えながら、〈時空鞄〉から櫛と鋏を取り出す。シュネーバルとアインスも同じように鋏を取り出す。

「レオンハルト王子、久し振り。こっちに来てくれる?」

 孝宏がレオンハルトを手招きした。

「現時点でヴァイスに無害なのはレオンハルト王子なんで、毛玉取りしている間撫でてあげてほしいのと、あとこれ食べさせて気を紛らわせてくれると有難いかな」

 孝宏はレオンハルトに何種類かのベリーがたっぷり入ったボウルを渡した。

「私でいいのか?」

「俺は一回捕まえようとしたから、怖がられるかな」

「解った」

 レオンハルトがボウルを持って、ヴァイスの前に座る。

「ぴゃう……」

「おやつあげるから、少し頑張れ」

 毛玉のない鼻筋を撫で、レオンハルトがベリーを摘まんでヴァイスの口元に持って行く。

「……」

 すんすんとレオンハルトの匂いを嗅いでから、ヴァイスがぱくりとベリーを食べた。くるくると喉を鳴らし始めたので、美味しかったようだ。

「大丈夫そうだな」

 ヴァイスの機嫌はレオンハルトに任せておけばよさそうなので、エンデュミオンは孝宏の元へ行った。

「ヒロ、そろそろ薬草茶飲めるよ」

 チョキチョキと鋏を動かしながら、アインスが孝宏に声を掛けた。

「はーい」

「薬草茶?」

 エンデュミオンに孝宏が頷く。

「うん、化膿止めだって。一寸ちょっとヴァイス汚れてたから、一応ね。マヌエル師、お台所お借りしました」

「ええ、構いませんよ」

「シュトラール、薬湯持って来てあげるね」

 シュトラールが庵の中に入って行き、マグカップに薬湯を注いで戻ってきた。

「そこに座って飲んで」

 庵の前にはベンチが置かれている。

有難う(ダンケ)、シュトラール」

「これ酸っぱい薬湯だから、蜂蜜ホーニック少し入れたよ」

「うん。……あ、ハイビスカスみたいな味かも」

 ラルスの薬湯は飲みやすい処方だが、それでも飲みにくい時は氷砂糖や蜂蜜を入れると舌に馴染む。

 薬草茶を啜りながら、孝宏が毛玉取りと言う大手術中の現場を眺める。

「あの子、まだ若いよね? 大きめだけど」

「そうだな、まだ子供だな。あれは王様程にはならないが大きくなる血統だな」

 ラガマフィンみたいだもんねー、と孝宏が元の世界に居たらしい猫の種類を呟く。

「俺の気のせいかもしれないけど、ここの長毛種って毛づくろい苦手だよね?」

「……そうだな」

 ギルベルトも自分の背中の手入れが出来なくて、いつも手伝って貰っていた。

「よし、あともう少しなの」というヴァルブルガの声が聞こえる。三人がかりでやっているので、早い方だろう。シュネーバルとアインスが残りの部分の毛玉取りをしている間に、ヴァルブルガが伸びていた爪を切り、ピンク色の肉球の間からはみ出ていた毛の手入れをする。

 毛玉を取り終えた後は、ヴァルブルガが丁寧にブラッシングをして、見目良く全体を整えた。丸刈りは避けられたようだが、大分毛はカットされてしまっている。

「毛玉取りはおしまい。ここから診察なの」

「ぴゃう……」

 目や耳、口の中を調べた後、櫛を使いながらヴァルブルガがヴァイスの皮膚を点検していく。

「……シュネーバル、薬湯風呂の準備お願い」

「う!」

「じゃあお湯用意するねー」

 シュネーバルと一緒にシュトラールが庵に風呂の準備をしに行く。

「皮膚炎か?」

「うん。軽度だけど。薬湯風呂に入ったら痒み治まるから」

 涙目のヴァイスのお腹を撫でて、ヴァルブルガが鋏や櫛を〈時空鞄〉にしまう。

「レオンハルト、ヴァイス連れて来て。お風呂入れるの手伝ってほしいの」

「え? 私!?」

「うん、お願い」

 でろんとしたヴァイスを「エンデュミオンより重い」と言いつつ、レオンハルトが抱えて庵に運んで行く。

「俺だと怖がられるから手伝えないしなあ」

「実は私も以前ヴァイスを捕まえ損ねましたので、怖がられますねえ」

 孝宏とマヌエルは、そのまま見送るしかない。

 ヴァルブルガの指導の下、シュネーバルとアインスに手伝って貰って、レオンハルトはヴァイスを薬湯風呂に入らせたらしい。庵の外にヴァイスを抱いて戻って来た時には、疲れた顔をしていた。

「お疲れさま、レオンハルト王子」

「うん。大人しくしてくれたからなんとか出来た」

 ヴァイスはレオンハルトにぎゅっと抱き着いて、潤んだ目をしてすんすんと鼻を鳴らしている。どうやら風呂が苦手のようだ。だから毛玉が出来たのだろうが。

 ヴァルブルガがレオンハルトの所に来て、折り畳んだ紙を差し出す。

「レオンハルト、薬湯風呂用の薬草の処方箋はこれなの。王宮の薬草師に作って貰ってね。お風呂の入れ方はさっきのやり方で。一日に最低でも一回はブラッシングして」

「私が?」

「もうその子、レオンハルトに憑いちゃってるの。名前はあとで決めればいいの」

「え……」

 レオンハルトが固まる。そしてぎこちなく孝宏を見た。

「ヒ、ヒロ、こういうものなの?」

妖精フェアリー側が決めるものだから……。名持ちじゃないみたいだから、名前はレオンハルトが決めたらいいよ。あと、この子はもう少し大きくなるみたいだよ」

「そうなんだ。あ、目の色左右で違うや」

 ヴァイスは片方が水色で片方が金色のケットシーだった。洗われて毛玉の取れた後では、別のケットシーのようだ。

「アレクシス、かな」

 補助者、と言う意味だ。

 ぐるる、とレオンハルトの腕の中で白いケットシーが喉を鳴らす。エンデュミオンがゆらりと尻尾を揺らした。

「まだかなり幼いから、補助者となるにはこれからだなあ」

「うん。私もまだ勉強中だし。私のツヴァイクを見付けるのもこれからだし、一緒に成長する」

 フンと鼻を鳴らし、エンデュミオンはニヤリと笑った。

「レオンハルトにはアレクシスのスキルを教えておこう。この子は〈星見〉だぞ」

「〈星見〉!?」

 〈星見〉は〈水晶眼〉と並んで稀少なスキルだ。人族であれば、大抵幼い頃に大聖堂か聖都に集められる。星見の塔があるからだ。

「まあ、アレクシスはレオンハルトのケットシーだから、その辺りは気にしないで良い。未来の王の傍に〈星見〉がいても何ら問題なかろう」

「うん」

「アレクシスの服は、〈ナーデル紡糸(スピン)〉に作って貰えるから採寸を頼もうか」

 王族のケットシーに相応しい意匠で動きやすいものを、マリアンが張り切って作ってくれるだろう。

「さあ、王様ケットシーに挨拶をしてから、〈Langue de chat〉に行こう」

 歩き出したエンデュミオンを、後ろから孝宏が抱き上げた。

「エンディ、そういや俺ヘア・ロルツィングからお礼が来るって話まだしてないや。あとフィッツェンドルフ宛に、見落としている水路がないか手紙書いてってキルシュネライトが言ってたよ」

「ううむ、やる事が多いな」

 代替わりした若い水竜シャルンホルストの事は、先代の水竜キルシュネライトも気にかけているのだろう。

「私からもフィッツェンドルフの教会キァヒェに、溜め池や古井戸の〈浄化〉をきちんとしているか、手紙を書きましょうか」

「頼む」

 背後からのマヌエルの声に、エンデュミオンは右前肢を上げた。

「エンデュミオン、なんで領主みたいな事してるんだ?」

「フィッツェンドルフの領主の交代劇に、エンデュミオンも絡んだのでな……」

 不思議そうなレオンハルトに、エンデュミオンは苦々しく答えた。

「エンデュミオンは隠居しているつもりなのに」

「……本気?」

 真顔になったレオンハルトの反応に、解せぬと思ったエンデュミオンだった。


レオンハルトのケットシーは白い子と決めていたのですが、こんな性格になりました。

びびりでお風呂嫌い、毛づくろいも下手くそな、まだ子供のケットシーです。

〈星見〉なので、星を見て天候の変化や、吉祥を占えます。

話す事も出来ますが、ビビりすぎるとケットシー語しか出てこないという。

マクシミリアンやツヴァイク、ローデリヒにはすぐに懐きそうです。

ハインリヒには……懐くのに時間が掛かりそうな予感。声がでかいので。


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― 新着の感想 ―
[一言] 新しいケットシーの名前はアレクシスなんですね! アレクシス……アレクシス……アレクシ……はっ!? ディートリンネのあの子と名前がよく似てる!! まさかこの子も歌って踊れ……なさそうだなぁ………
[良い点] ぴ行で喋る(鳴く?)アレクシス、かわいいです [一言] 王子様とでっかいモフモフ白猫ちゃんの組み合わせ、王宮で働く皆さんの癒しになりそう!
[良い点] おめでとう、レオンハルト、アレクシス♪ 二人の未来に幸多からんことを!
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