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魔熊と教会

ルリユール<Langue de chat>は、製本及び痛んだ本の修復を致します。店内には素材の見本の他、製本後の本の見本もございます。本の試し読みも出来ますので、詳しくは店員にお訪ね下さい。

服と教会と。


352魔熊と教会


 プラネルトは〈暁の砂漠〉の族長ロルツィングの甥である。

 ロルツィングの結婚は早かったが、子に恵まれるのが遅かった為、甥姪はロルツィングの子よりロルツィングの末弟と歳が近くなった。それもロルツィンが早世した妹夫婦の息子であるテオフィルを養子にとったので、気にされる事はなくなったのだが。

 〈暁の砂漠〉の族長になるには幾つかの条件がある。

 族長の血統である事。魔法資質が全てある事。男女は固定されておらず、女性が族長になった時代もある。

 黒森之國でも全ての資質があるのは珍しいが、〈暁の砂漠〉の族長筋ではチラホラと現れる。

 黒森之國では非公式となっている、〈暁の砂漠〉でのみ古くから編纂されている説話集には、族長の祖先が月の女神シルヴァーナの祝福を受けたからだと記されている。

 それの真偽は兎も角、一般的な黒森之國とは人種が異なる〈暁の砂漠〉の民が、月の女神から祝福を受けたと古の大聖堂は認めなかった。だが、月の女神の祝福を騙るのは天罰に値する筈が、いまだ〈暁の砂漠〉の民は無事である。故に真実であると〈暁の砂漠〉の民は信じている。

 プラネルトは族長の甥で、魔法資質も全てあり、子供の頃から族長継承順位に含まれていた。おまけに雷竜のレーニシュにまで気に入られ、一時はプラネルトがロルツィングの養子になるかという話も持ち上がった位である。テオフィルも全ての資質を持っていた事から養子の話は流れたが、族長なんて柄じゃないと思っていたプラネルトは胸を撫で下ろしたのだった。

 成人すると〈暁の砂漠〉から出ていったテオフィルだったが、気が付けばリグハーヴスに居を落ち着け、ケットシー憑きになっていた。

 ケットシーは他の妖精が憑くのを嫌がるので難色を示した民もいないわけではなかったが、ロルツィングがテオフィルのケットシーのルッツを可愛がったのでうやむやになった。ルッツ自体もとても人懐こく、愛嬌のあるケットシーだったのもあるだろう。それにケットシーは呪うのである。

 今回の王都での竜騎士訓練は、〈暁の砂漠〉にいる雷竜の乗り手の中で、一番若かったのがプラネルトだったから選ばれのである。他の領から誰が来るのかも知らずに王都にやってきたプラネルトは、そこにエンデュミオンと孝宏がいるとは思わなかった。何故なら彼らは騎士ではなく、非戦闘民だからだ。

 訓練についていけるのか内心心配したが、孝宏はそれなりにそつなく訓練を受け、炊飯係としては最強だった。

 魔熊を惹き付ける位には。

 そうして結果的に、何故かプラネルトに魔熊は憑く事になった。……非常に謎である。


「おお、魔熊か。可愛い可愛い」

 フード付きポンチョを脱いだエアネストを最初に抱き上げたのは、大きなケットシーだった。

 昼食のあと「教会に行く前に仕立屋に寄るぞ」と、エンデュミオンが言ったのだ。

「寸法は?」

「診察の時にヴァルブルガが測っていたろう?」

「そういえば……」

 エアネストの診察の終わりにヴァルブルガが巻き尺を取り出し、エアネストの腕や胴回りを測っていたのだ。そして何処かに精霊便を送っていた。

「ヴァルブルガから連絡を受けて、取り敢えず今日着る分は仕立てたのよ。ズボンはルッツの予備分を少し直せば良かったし」

 マリアンと言う淡い金髪の森林族の仕立屋は、小さなシャツとズボン、下着類をテーブルに乗せた。

 布見本も置いてあると言う応接室は、明るい色の家具でまとめられて、良い香りがした。

「それで……」

 プラネルトはエアネストに頬擦りしている大きなケットシーに、戸惑った視線を向ける。

 エアネストは特に嫌がる様子もなく、きゃっきゃと笑い声を上げていた。

「プラネルト、エアネストをギルベルトに抱っこさせておいて損はない。元王様ケットシーのギルベルトに〈祝福〉を受ければ、他の妖精達にも庇護して貰える」

「おあ!」

「良い子だな」

 ギルベルトがエアネストの頭を撫でて、額にキスをした。ぽわりとエアネストの身体が白く光る。プラネルトは愕然とした。

「……〈祝福〉ってそんなに簡単に……」

「ギルベルトだからな。元王様ケットシーの習性で、弱い妖精を庇護するんだ」

 ちなみにギルベルトは子守も得意だ、という情報もくれる。

「よし、マリアンに服を着せて貰え」

「エアネスト、こっちに来て」

「お」

 ギルベルトに着替え用の敷物の上に下ろして貰ったエアネストは、大人しくマリアンに服を着せて貰う。

「ここに前肢を入れるのよ」

「お」

「そう上手ねえ」

 マリアンに褒められながら着替える魔熊は尻尾が短いので、特にズボンに尻尾の穴はなかった。

 パチン、とY字のズボン吊りの留め具を留め、「はい、いいわよ」とマリアンはエアネストの頭を撫でた。

「きつくないかしら?」

「……」

 柔らかい生地で縫われた生成のシャツと、紺地に白い小さな霰が散ったズボンを履いたエアネストが首を傾げる。初めて服を着たので慣れないのかもしれない。

「……」

 だが、ぐるぐると喉を鳴らしているので気に入っている気がする。

「マリアン、エアネストはまだ黒森之國語を覚えてないんだ」

 ギルベルトに捕まって抱っこされていたエンデュミオンが、マリアンに言う。

「そう。もしきつそうにしていたら教えてね」

「解った。喉を鳴らしているから平気だと思うが」

「お!」

 ととと、とエアネストがプラネルトの元にやってきて、脚によじ登ってくる。

「元気だな」

 プラネルトは笑ってエアネストの腕の下を掬って抱き上げた。

「お! お!」

「後でゆっくり登らせてやるから」

 不満そうな声を出すエアネストの耳の付け根を掻いてやる。

「きっと〈Langue de chat〉に戻ったら、ヴァルブルガがセーターかカーディガンを仕上げているわよ」

「そんなにしてもらって良いのかな」

「だってこの子達、身体一つでくるんですもの。誰かが用意しなきゃならないわ」

「プラネルト、ヴァルブルガが中途半端なものをエアネストに着せると思うか? 諦めろ」

 どういう意味の諦めろなのか。兎に角、新入りの妖精には、ヴァルブルガやマリアンが服を用意するのが通例になっているらしい。

「靴はオイゲンのところで誂えるといい。あそこにはリュック・グラートと言うコボルトの職人もいるからな」

「靴職人までいるのか」

「コボルトの職人は他に釦職人と、大工か。あとうちの機織り職人、養蜂師と司書、庭師、侍女、料理人、魔法使いあたりか、リグハーヴスにいるのは」

「それ、ハイエルンから職人が流出してるんじゃないのか?」

「ハイエルンがコボルトを大切にしないんだから悪い」

 エンデュミオンがフンと鼻を鳴らした。

「よし、じゃあ一度〈Langue de chat〉に戻ってから教会に行くか」

「おあー」

「こらエア、逃げない」

 床に下ろした途端走り出そうとしたエアネストを捕まえ、プラネルトはポンチョを着せた。

「着替え用の服を作ったら届けるわね」

「有難うございます、フラウ・マリアン」

 名残惜しそうにエンデュミオンの頭を肉球で撫でるギルベルトに手を振って、プラネルト達は一度〈Langue de chat〉に戻った。


「おかえりー」

 〈Langue de chat〉では、店員用の服から普段着に着替えたテオとルッツが待っていた。

「はいこれ。ヴァルから預かってるよ」

 テオが焦げ茶色の袖が四本ある小さなカーディガンをプラネルトに渡した。

「もう出来たの!?」

「編みかけていたカーディガンを直したって言ってた」

 それにしても早い。

 プラネルトはポンチョをテオに持っていて貰い、エアネストにカーディガンを着せた。カーディガンには団栗の形の木の釦が付いていた。

「あと靴下ね」

 ぺろんと目の前に綿の靴下と毛糸の靴下が出される。プラネルトは黙ってエアネストに履かせた。

「リグハーヴスは寒いから、外に出るなら着せないと」

「ねー」

 テオの横に立つルッツも暖かそうな格好をしている。ルッツの上着のフードにはケットシーの耳が付いていた。

「エンデュミオンも教会に行くのか?」

「良く考えたら決定した事を教えてくれたら、エンデュミオンは行かなくてもいいかな。ロルツィングからアルフォンスに手紙を出した方が、建前上はいいかもしれん。エンデュミオンもアルフォンスに怒られないだろうし」

「いやそれはどうだろう」

 魔熊を連れて来る判断をしたのはエンデュミオンなので、やはりアルフォンスに何か言われるのではないだろうか。プラネルトがそう言うと、エンデュミオンが鼻の頭に皺を寄せた。

「解せぬ」

「うんまあ、結局俺に憑く事になったんだし、うちの族長からとりなして貰うよう頼むから」

 引き取り先がエンデュミオンからプラネルトに変わったので、魔熊を引き取ったのは〈暁の砂漠〉になるのだ。

「王都から帰って来たばかりなんだし、エンデュミオンはヒロとゆっくりしてなよ」

「ふむ、訓練で出た洗濯物を洗うか。雪が降るかもしれないから、気を付けていけよ」

「うん、行ってきます」

 〈Langue de chat〉から出ると、先程よりも空気が冷えているような気がした。

「お」

 抱いているエアネストがもそもそと動いてプラネルトのマフラーに鼻を埋めた。プラネルトは冬用の外套がなかったので、テオの予備を借りていた。綺麗な緑青のマフラーは、これまたヴァルブルガに押し付けられたものだ。

「鼻が冷たいのかな?」

「そうかもー。ルッツもおはなつめたい」

 テオに肩車をして貰っているルッツが尻尾を振る。

 ルッツに〈転移〉してもらえば早いのだが、道を覚える為に歩いて教会まで行ってもらっている。

 街中を歩いている人々はしっかりと冬の装いだ。

 路地から市場広場に出れば、冒険者ギルドの背後に教会の鐘楼が見える。教会は街中のどの建物よりも背が高いのだ。

 リグハーヴス女神教会は、街の規模のわりには立派な建造物である。本来であればもっと奉仕する聖職者の数が居て良いだろうに、最低限の人数しか居ないのは地下迷宮の間近という辺境なので、希望者が少ないからだと言う。昔から、リグハーヴス出身者が司祭を勤めているのだ。

 鍵の掛かっていない扉を開き聖堂の中に入る。ステンドグラスから晩秋の弱い日差しが入って来ているが、少し薄暗い中、祭壇の白い石で出来た月の女神シルヴァーナ像が光を放っているように見える。

「おあー」

 初めての場所にエアネストの茶色い瞳がきらきら輝いている。

「ルト、こっちが司祭館だよ」

 テオが聖堂の左側の壁にある暗褐色のドアをノックした。壁の彫刻と合わせた植物が彫られていて、ぼんやりしていたら壁に埋没して見えるドアだ。

「はい、どうぞ」

 ドアを開けたのはイージドールだった。プラネルトを見てイージドールが笑顔になる。

「久し振り、プラネルト。精霊便を貰って驚いたよ。レーニシュは?」

「レーニシュは〈Langue de chat〉で、グリューネヴァルトとミヒェルとのんびりしていますよ」

 今頃ミヒェルを間に挟んで、グリューネヴァルトとぬくぬく昼寝をしているだろう。火蜥蜴は暖かいので、湯たんぽ代わりにしている節がある。

「こちらにどうぞ」

 イージドールがプラネルト達を連れて行ったのは、台所付きの居間だった。隣に大きな食堂があるので本来は居間ではないのだが、居間のように使っているらしい。

 大鍋が掛けられそうな熱鉱石が燃える大きな暖炉の前には敷物が広げられ、黒いケットシーとクリーム色の癖毛のコボルトが遊んでいた。この教会の首席司祭である灰色の髪のベネディクトも椅子に腰かけて本を開いていた。

「お邪魔致します。聖務の最中ではありませんでしたか?」

「違いますよ。お気遣いなく」

 ベネディクトは微笑み、本に栞を挟んで閉じた。

「あれは〈Langue de chat〉から借りた本だよ」

 イージドールがティーポットを手に取りながら言った。確かに装丁が〈Langue de chat〉にあった本と同じだった。

「ルト、エアネストを下ろしてあげなよ」

 テオがルッツを床に下ろし、上着を脱がしてやりながら言った。

「あ、そうか」

 プラネルトもエアネストのポンチョを脱がせてやる。

「エアネストもあそぼ」

 ルッツはエアネストの前肢を一本掴んで、暖炉の前に居るケットシーとコボルトの方に連れていってしまった。

「シュヴァルツシルトとモンデンキントだよ! このこはエアネスト!」

 ルッツが紹介して、四人の妖精はすぐに仲良く積み木で遊び始める。

「心配する事ないよ。ルッツに任せておいて大丈夫」

 テオに背中を軽く叩かれ、プラネルトは椅子に腰を下ろす。

「精霊便にも書いてあったけど、あの魔熊の聖属性認定だったね?」

 イージドールがティーカップをテーブル並べながら言った。慣れた手付きでティーポットからティーカップにお茶を注ぐ。湯気と一緒に花の香りがした。赤い花茶のようだ。

 テオは〈魔法鞄〉から茶色い紙袋を取り出した。イージドールがテーブルに置いた皿に、紙袋からクッキーを取り出して並べる。二人の行動がやけに手慣れているので、時々こうしてテオはお茶をしに来ているのだろう。

「お!」

「ん?」

 エアネストがプラネルトの服を引っ張っていた。

「エア、どうした?」

「お」

 ぽすぽすとプラネルトの腰についているポーチを叩く。プラネルトはポーチの口を開けてやった。エアネストが前肢を突っ込み、ポーチの中からヴァルブルガに貰った、コボルトの編みぐるみを引っ張り出す。出掛ける際にプラネルトがしまっていたのを覚えていたようだ。

「お!」

 満足そうに、編みぐるみを抱いてエアネストが遊びの輪に戻って行く。いつの間にか人形遊びになっていたようだ。皆それぞれ編みぐるみを持っている。

 その様子を見ていたイージドールが、感心した声で言った。

「賢い子だね」

「そうなんです」

「聖属性云々と言う前に、元気に教会に入って来られた時点で魔族じゃないよ。魔族なら聖別されたメダルを貰うまでは、能力が低下するから。あの子は来た時から平然としていたよね。一応メダル渡しておいた方がいいかな? ベネディクト」

「うん。教会が魔物ではないと認めた証拠になるからね」

 ベネディクトが修道服のポケットらしきところから、魔銀製のメダルを取り出してイージドールに渡す。

「名前はエアネストだね?」

「はい」

 イージドールがメダルを両掌で包み、口の中で聖句を唱える。聖句の中にエアネストの名前とプラネルトの名前が出て来たので、メダルを聖別し、文字を刻み込む聖句なのだろう。

 聖句の終わりと共に、イージドールの掌の隙間から白い光が溢れた。

「はい。これを身に着けさせてあげて。まだ小さいから首から提げるのは危ないよね。ズボンのベルトの所に付けたり出来ないかな」

「〈Langue de chat〉に戻ったら、相談してみます」

 エンデュミオンかヴァルブルガならいい考えがあるだろう。プラネルトは一先ずメダルを受け取り、ポーチにしまう。

「マヌエル師にはエンデュミオンが伝えるだろうけど、司教猊下にはメダルを発行した報告をしなければならないから、もしかしたら大聖堂から連絡があるかもしれないけど、フォンゼル司教なら大丈夫かな」

 司教フォンゼル自身がコボルト憑きである。

 暖炉の前で仲良く遊んでいる妖精達に、イージドールが目を細める。

 言葉が通じなくても、見掛けが少し違っても、妖精達は全く気にした様子はない。

「リグハーヴスならエアネストは暮らしていけそうですね」

「プラネルトの出向の件も、僕から兄さんに手紙を書いて送っておくよ。兄さんからリグハーヴス公爵に連絡がいけば、プラネルトに声が掛かるだろう。エンデュミオンもかな?」

「やっぱり呼ばれますよね、エンデュミオン」

 本人は厭だ厭だ言っているが、呼ばれる羽目になるようだ。

「王様とか貴族が好きじゃないのに、会わなきゃいけない事をするのがエンデュミオンなんだよね」

 テオも苦笑する。それからティーカップに指先で触れ、少しお茶が冷めたのを確認する。

「ルッツ、お茶が飲み頃になったよ。おやつあるよ」

「おやつ!」

 編みぐるみをその場に置き、ルッツが立ち上がる。

「はい、前肢を拭いてください」

 ベネディクトがおしぼりを渡し、前肢を拭かせていく。

「?」

 良く解っていなさそうなエアネストの前肢は、プラネルトが拭いてやった。そしてそのまま膝の上の座らせる。

「何か食べる時は前肢を綺麗にするんだよ」

「お」

 プラネルトはベリーのクッキーを一枚取って、エアネストに渡した。エアネストがふんふんと匂いを嗅いで食べないので、プラネルトもクッキーを一枚取って、齧って見せる。

「お!」

 食べられるのか! と理解したエアネストも早速齧る。

「……」

 ぱたぱたとエアネストの脚が動いた。

「美味しいかい」

「おー」

「エアネスト、ルッツねー、これもすきだよ」

 ルッツが林檎のクッキーをエアネストに勧めている。割られたクッキーの欠片を、ルッツの前肢からエアネストが口に入れ、グルグルの喉を鳴らした。ルッツとの友好度は高いようだ。

「プラネルト、甘い物を食べさせるなら歯を磨かせなよ?」

 テオが中々の難題を提示する。

「……磨かせられるかな」

「プラネルトが磨けば真似するんじゃない? ルッツもそうだったし」

「成程」

 妖精憑きの先輩は参考になる。これからも色々教えて貰えそうだ。


 プラネルトが幼い妖精に憑いて色々教えて貰っている頃、エンデュミオンは「ダーニエルに一筆貰っているから、結局アルフォンスに会いに行かなきゃならないんだった!」と気付き、洗濯をしながら一人渋い顔をするのだった。


魔熊の名前を変えました。キーランと似ているわ!と思って。


魔熊は魔熊だし幼児なので欲求には忠実。プラネルトに登りたい! 編みぐるみ欲しい!

妖精四人の中ではルッツが年上ですね。永遠の幼児ですが、お兄ちゃんはお兄ちゃん。

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― 新着の感想 ―
[一言] いっしょに遊ぶチビ妖精たちが可愛い!もふもふしたい! あっという間に服を揃えるマリアン姐さんとヴァルさん、頼りになります。 プラネルトたちがリグハーヴスに移住したらますます賑やかになりますが…
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