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異世界に行く羽目になった死んだフリの天才  作者: ブルータス
成長編
57/68

戦争ウハウハ

ブックマーク300人突破!

100で書き忘れ、200でタイミングを逃し、やっと300!

ありがとうございます!

「ファステバル帝国第三皇女 リリレイア・フォン・ファステバル、貴様との婚約を破棄する!」


ミストが7歳の時、アルーバル王国の第一王子にして王太子 バスカル・フォン・アルーバルが放ったこの一言は、ファステバル・アルーバルの国際関係を悪化させ、侵略国家であるファステバル帝国のアルーバルへの北上の引き金となった。

バスカル王子が何故そのような愚行を犯したのかは分かっていないが、信憑性の高い噂で、"ある子爵家の庶子の少女と恋仲になり、その少女に「好きでもないのに結婚なんて間違ってる!」と唆された"や"敵国の侵略に参加しない事を主張する勇者たち異世界人を戦争に参加させる理由が欲しかった"などが言われている。

前者はバスカル王子の新しい婚約者が子爵家の庶子である事、後者はバスカル王子が常日頃から異世界人による他国への侵略を主張している事から推測された。


何はともあれ戦争が始まる。


戦争には必要な物がたくさんあり、戦争が始まる直前にそれらの値段が跳ね上がる事を"戦争特需"と言う。

戦争に必要なのは基本食料、そして武器。


ここまで言えば分かる人もいるだろう。


ミスリル八割くらい売った。

ついでに「マグネット・スライム」総動員で鉄塊を作らせて売った。

なんか砂糖も買取価格が高かったから、魔の森で発見した自生していたサトウキビを【成長促進】で収穫しまくったのも売った。


どれも量が多いから小分けにして近くの町まで売りに行くのは骨が折れた。

買い叩こうとした商人(ヤツ)もいたが、【虚飾の魔眼】ですぐ分かったので報復として「ハッキング・スライム」で洗脳して自発的に全財産を金に換えて差し出させた。


貴重なミスリルを売った理由は、金の為もあるが主な理由は復讐成り上がり主人公の時と同じく、この国が滅んだら困るからだ。

砂糖と鉄塊を売ったのは100パーセント金の為だが。



戦争を糧にする気満々な俺は、戦場を見渡せる位置にある丘の上にいた。


「「「オオオォォオオオオオッッ」」」


ファステバル・アルーバル両軍合わせて百万を超える兵士たちが雄叫びをあげて走り出す。

彼らが激突する直前にミストが、


「行け、アクシズ、忌まわしき記憶と共に………」


と腕を組んでカッコつけて言った直後、


ゴゴゴゴゴッ


「なんか暑くないか?」


「な、何だあれは!?」


「デケェ……」


戦場の真上に赤熱した巨大な歪な形の隕石が現われる。

それに気づいた両軍の兵士は目の前の相手を気にせず動きを止める。


「逃げろーーーーッッ!!!」


誰かが叫んだ。

その直後、


ドッカーーーーンッッ


《経験値が《経験値《経験《経験《経《経《経《経《け《け《け《け《経験値が一定に達しました。ミストガンはレベル99からレベルMAXになりました》

《各種基礎能力値が上昇しました》


《肉体の経験値が一定に達しました。仙人から半神に進化しました》


《称号[最年少の半神]を手に入れました》


隕石が激突した。

大量の声がミストにレベルアップ、そして半神への進化を告げる。


「とうとう半神か。何だか感慨深いn「チャキッ」」


「君がさっきのをやったのかな?」


ミストの首に剣が添えられる。

同時に背後から青年の声が聞こえた。


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