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異世界に行く羽目になった死んだフリの天才  作者: ブルータス
成長編
16/68

勝ちました!

だいぶ調子ノってます。


「さて、どうする?スライムちゃん」


若干挑発っぽくそう言った瞬間、


ヒュヒュヒュヒュヒュヒュンッッ


バカにするような口調に怒ったのか、内容を理解して怒ったのか、それとも態度に怒ったのか、かつて無い数の鞭型触手が一斉に俺に向けて放たれる。

しかし、凄まじい攻撃力を手に入れた俺はノっていた。


「見せてやる!ジョ◯フ・G・ニュートンの神技(かみわざ)ッ!」


そう言った瞬間、ミストガンの両眼が別々に動き出す。


パリパリパリィィ


パリパリパリパリィィ


パリパリィィ


襲い来る鞭型触手は、【並列思考】での特訓で完成した(さっきまで忘れていた)神技(正式名称 「散眼」)で捕捉され、神雷(仮)を纏った右腕ではたき落されていく。


「ナ◯ト」(某忍者漫画)でも思ったが、何故、質量の無い雷を纏っただけの手で岩を破壊したり、タンクに穴を開けられたりするんだろうか?

何故、「神鉄」とか言うどう考えても鋼より硬いものを殴って痛くないんだろうか?


結論(威力の方は考えるだけ無駄なので痛くない理由の方)、【帯電】で雷を纏った部分は鎧のようになっていて、身体能力も強化される!


さすが神を殺して奪った能力である(初めて感心した)。


ヒュンッ


「!? う、おぉおお」


パリィィ


考え事とは恐ろしいものである。

一瞬物思いにふけっただけで圧倒的優勢(笑)が覆りそうになった。


本当に、恐ろしいものである!


人間とかひ弱な種族だから一撃くらったら死ぬ、という事を久々(前世で公園での仮死中にカラスに目ん玉付近を突かれて以来)に実感した。


というわけで瞬殺する事にした。


フッ


「単独近距離転移」でオリハルコン・スライムの背後(目が無いから不明)に移動する。


ヒュンッ


オリハルコン・スライムは、緊急用みたいな感じで残していた鞭型触手(1本)を放つが、


パシッ


俺にあっさり掴まれ、


パリリリリリィィイイイ


感電した。

今までは一瞬しか触れていなかったが10億で結構動きが鈍くなったので、それより電圧が高い神雷(仮)でそれ以上の効果があるのは当然だろう。


戦いは終わった。

しかし、まだ終わらない。




-------------------------




「何故殺されないのか不思議そうな顔だな(どんな顔かさっぱりわからんが……)」


目の前には死闘(途中まで)を繰り広げていた(オリハルコン・スライム)

全く反応は無いが、とにかく言う。


「お前には経験値用魔物を殺されたので、最低でもそうする予定だ。だが、その前にーー」


幻覚で雰囲気的なものを作ってから言う。


「ーー実験をしようと思う」


破壊之魔剣(サクリファイス)を取り出して。



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