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異世界に行く羽目になった死んだフリの天才  作者: ブルータス
成長編
12/68

3歳児とスライムの繰り広げる超常バトル

かめしんさん、赤ポストさん、ちょっと書き方のグレードを上げれたと思うんですが、これでダメなら見本ください。


ヒュンッ、ヒュンッ


ゴメちゃん(仮)の鞭を避けながら俺は鑑定をする。




______________________________________________




種族 オリハルコン・スライム


レベル24


魔力 73223/73223


スキル

再生(熟練度 28)


体術(熟練度 728)


伸縮自在(熟練度 1372)


鞭術(熟練度 937)


称号

[ヴェリュエイシスの眷属]


隠し称号

[ヴェリュエイシスの刺客(笑)]



______________________________________________




………ヴェリュエイシスって上位神の創造神(そうぞうしん)じゃん。


なんで俺はそんなお偉いさんに睨まれてんの?

十中八九、神殺しか経験値の、横領?の所為だとは思うが………。


まぁ刺客(笑)って出てるしお仕置き程度だな!

殺される事はあるまい!


補足しておくと、本来は鑑定で「隠し」系のものを見ることは出来ない。

しかし、【虚飾の魔眼】は隠されたものに対して魔力を込めると、隠す機能を自分限定で無くす事が出来るのである。

これは二年前に、ふざけて「凝っ!」と言いながらステータスを鑑定してみたら隠しスキルと隠し称号が普通に見れた事により分かった事である。


ヒュンッ

キィィン


振るわれた黄金(オリハルコン?)の鞭をサクリファイスで弾きながら思考する。


( 結局、「神の雫」じゃなかったな。は〜ぁ、そもそもそういう系統のアイテム的なものは存在するのか?

…………つーかオリハルコンってどのくらい硬いんだろ?電動飛翔ッ!)


ヒュッ


何を思ったのか、ミストガンは【電動飛翔】を使って加速し、オリハルコン・スライムに近づく。

無論、オリハルコン・スライムも黄金(オリハルコン)の鞭(触手?)を振り回してミストガンに当てようとするが、熟練度約千の鞭術は何故か、その全てが彼をすり抜ける。


いつの間にかオリハルコン・スライムの懐に潜り込んでいたミストガンはサクリファイスをオリハルコン・スライムに突き立て、


「試してみよう、まずは100万!破壊(サクリファイス)咆哮(・ゲート)ッ!」


突き立てられた「破壊之魔剣(サクリファイス)」はその刃の先っぽのある様で無いヒビを、まるで口を開けるように広げ、光弾を解き放つ。


轟ッ


放たれた光弾は膨張し、オリハルコン・スライムを包み込み、ミストガンすらも喰らい尽くそうとするが、ミストガンはレベルアップと【電動飛翔】で上がっている身体能力を用いて余裕を持って退避する。


『やったかっ!』


「あ、ヤベェ、これは生存フラグだ。でも今のは幻聴だからセーフだと思お……」


ヒュンッ


「思おう」、そう言おうとした瞬間に体を反射的に()らせて黄金の鞭を回避する。

超反射は現在進行形で大活躍である。


迷宮(ラビリンス)ッッ!!!」


ズッ


とっさに触手の先にいる者に向けて「迷宮」を使う。

手応えは確かにあった。

しかし、


グググッ、ズズズッ


オリハルコン・スライムは自らの数百本の触手で空間の隙間をこじ開ける。


「オークの時から思っていたが、なんで俺は3歳児なのに超常バトルを繰り広げているんだ?」


ミストガン・シャテンドゥと(のち)に彼の相棒のような存在になるスライムの戦いは、始まったばかりである。



すでに神様の眷属なスライムがどうやって仲間になると思いますか?

ウザいかもしれませんが答え合わせをしてあげましょう。


感想下さい。

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