現代の就職難についての私なりの考察『就職難というのは如何なものか(介護現場限定)』
就職難って何なんですかねぇ。
現代、就職難と言われ、就職難民が多く存在するとされている。就職難民とは、就職活動を行えど就職出来ない者達の事を言う。しかし、本当に現代は就職難民が多く存在する状態なのであろうか。
私は現在、老人ホームと言われる職場に身を置いている。実質、老人ホームという職場は低賃金、重労働という事もあり、定職者が少ない現状にある。数多の施設が求人広告や求人情報誌などに求人を告知し、職員の募集を呼び掛けている。
しかし、どの施設においてもその求人状態は収まりをみせていない。私が身を置く施設もまた然りである。
求人で呼び掛け面接に来る者の数は少ない。しかし、その中から一次選考(書類審査)を突破し、二次選考(面接審査)に辿り着き、それを突破し、職員となる者も確かにいる。しかしこれからが本題である。職員になったにも関わらず、その職務を三日や四日強いては一週間という期間だけ働き、辞めていく者が後をを絶たない。
これである。これこそが、私の疑問とする点なのである。就職難、就職難民の増加という言葉を聞く一方、就職しても、すぐに辞めてしまう。もし本当に就職出来ないと困っているならば、意地でも食らい付き辞めさせられないようにしようとするのが、本質ではなかろうか。それを三日や四日強いては一週間で辞めていく。この短い期間に何を見たのであろうか。何を感じたのであろうか。私はそれが不思議でたまらない。
これを基に私なりに、今の就職難及び就職難民についての結論を出してみた。
それは、現代は就職難の時代ではなく、就職先を選択していてなかなか決まらないで悩んでいるだけの時代なのだと。就職を求める者は、極論高賃金、軽労働(高賃金、重労働もあると考える)を求め、さ迷い歩く就職放浪者なのである。就職難民などとおこがましい物ではなく就職放浪者なのだ。就職先は数多に存在するものの、就職者が就職先を選別しているのである。これは就職難ではない。私はそう考察しこの短い案件を閉じさせて頂く。この件に関し賛否両論あるであろうが、これは私の辿り着いた結論に過ぎない為、どう感じて頂こうが自由である。
仕事を求めている人は、何を求めているんでしょうかね?