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七章 夢について話す

「・・・」

血塗れのグリードリヒは近づいてくる人影を見て冷や汗を垂らしながら息を荒げる。

いつも見る夢だ。

でも、前の夢より人影がはっきりしている。

もうすぐ見えてしまいそうなくらいはっきりしている。

もう、見てはいけない気がする。

でも、人影から目を離せない。

「見ちゃダメだ・・・」

もう少しでわかりそうだと思ったその時、聞き覚えがある声が聞こえた。


「ッ!!」

冷や汗をかいたグリードリヒは目を覚ました。

「だ、大丈夫?」

白藤はグリードリヒを見て少し驚きながらそう言った。

「あぁ・・・うん、大丈夫」

グリードリヒは白藤を見てそう言った。

「キャリッシュさんとリナちゃんが来てるよ」

白藤はグリードリヒを見てそう言った。

「キャリッシュとリナちゃん?」

グリードリヒはそう言いながらベッドから出た。


髪を軽く整えて顔を洗った私はリビングに行ってキャリッシュとリナちゃんに会った。

「二人とも、いらっしゃい」

グリードリヒはキャリッシュとリナを見て笑みながらそう言った。

「お邪魔してまーす」

キャリッシュはグリードリヒを見て笑みながらそう言った。

「お邪魔してます」

青眼、ブロンド髪ロングヘア、白い服を着て黒いズボンを穿いた女性、リナ・オーブ・アレキサンドライト=ユーフィ・スタシアはグリードリヒを見てそう言った。

「ご飯食べていく?そんな良いものは出せないけど」

「いただきます!」

キャリッシュとリナはグリードリヒを見て笑みながらそう言った。

「・・・」

キャリッシュはグリードリヒを黙って見る。

私は軽くご飯を作って振舞った。

「お~目玉焼きトーストだ」

キャリッシュは目玉焼きトーストを見て笑みながらそう言った。

「いただきます」

リナはグリードリヒを見て笑みながらそう言った。

「どうぞ」

グリードリヒはキャリッシュとリナを見て笑みながらそう言った。

「グリードリヒさん、何か悩んでるっしょ」

キャリッシュは目玉焼きトーストを一口食べてそう言うとグリードリヒを見た。

「え?」

グリードリヒは目玉焼きトーストを食べながらそう言った。

「なんか目がちょっと曇ってますよ。どうしたんっすか?」

キャリッシュはグリードリヒを見て笑みながらそう言った。

「体調悪そうに見える?」

グリードリヒは白藤を見てそう言った。

「ん~・・・見えない」

白藤はグリードリヒをジッと見てそう言った。

「何か悩みがあるなら聞きますよ?」

リナはグリードリヒを見てそう言った。

「・・・実はね、最近同じような夢をずっと見ててさ」

グリードリヒは白藤たちを見てそう言った。

「同じような夢?」

白藤たちはグリードリヒを見てそう言った。

「なんか上手く話せないんだけど、誰かが近づいてくる夢っていうのかな?」

「誰かって・・・誰?」

白藤はグリードリヒを見てそう言った。

「わからないけど・・・とにかく誰かなんだよ」

グリードリヒは白藤を見てそう言った。

「その夢をずっと見てるんですか?」

リナはグリードリヒを見てそう言った。

「うん」

グリードリヒはリナを見てそう言った。

「不思議だな」

キャリッシュはリナを見てそう言った。

「それ、予知夢じゃないですか?」

リナはグリードリヒを見てそう言った。

「予知夢?」

グリードリヒたちはリナを見てそう言った。

「何か重大なことが起きる兆しですよ。梨々香陛下が今まで何度か見たことがあるって聖書(せいしょ)北極原典(ほっきょくげんてん)をはじめとする様々な歴史書に書いてあります」

「ソラが好きそうな話だな」

キャリッシュはリナを見て笑みながらそう言った。

「予知夢・・・」

グリードリヒは考えながらそう言った。

「私はただの夢だと思うけどな。これから剣神モニークと戦うっていうのがストレスになって頭が疲れてるんだよ」

キャリッシュは目玉焼きトーストを食べながらそう言った。

次回

八章 覚醒の兆し

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