王の時代 ~人は勝手で愚か~
神の時代よりつづき
* * *
【王の時代 1/2】
文明の大構築が進みます。子孫は永久でしょう。これから人間は栄える一方です。しかしとうとう『支配者』という概念が確立されると、途端にこれまでの平和は保たれません。
人間…特にヒトは、奪うためにも守るためにも異なる者を敵対し排除する姿勢に徹しました。ヒトに寛容さが欠けているのではなく、彼らの進化過程ではそれが自然なのです。
国色豊かなエルサの地。創造神を『エルサ』と呼んだのも彼らであり信仰対象です。
王権と信念としがらみのための戦争は、時々エルサ神の導きだ!などと妄想を練り上げた闘志の火を作ります。
戦いは戦いを呼び、どんどん規模を広げて争えば皆、破滅しましょう。ヒトは愚かです。
→そのお話がこちら
『クランクビスト』
長編小説/全172部/一話2500字前後/完結済み
(アルファポリス・小説家になろうで公開中)
→スピンオフ小説
『Surprise bouquet』
短編小説/全4部/一話2500字前後/完結済み
(アルファポリス・小説家になろうで公開中)
* * *
【王の時代 2/2】
神人は超越した力を秘めています。科学では証明できない異能力を、ヒトは『魔法』と呼ぶでしょう。しかし神人は力をひけらかして世界を支配しようとしません。
それでもヒトは神人が脅威なのです。敵なのです。神人の存在はもう気が遠くなるほど昔からの確執。この争いも繰り返されます。
『エシュ』という神人は、トマトの惑星におけるヒロインのひとり。エシュはヒトの側で生きることを選んだ勇気のある人物でした。
彼が体験するのはヒトの手によって猛スピードで変わっていく世界。世代を重ねるごとにより狂暴になっていくヒトです。
彼は後悔したでしょう。神を恨むことも出来たでしょう。それでも彼は黙り続けました。
→そのお話がこちら
『閉架な君はアルゼレアという』
長編小説/毎週月曜17:00更新中!
(アルファポリス・小説家になろうで公開中)
→この時代の他小説
『秘密の娘スピカの夢~黄金の羅針盤のありか』
短編小説/全5部/一話2700字前後/完結済み
(アルファポリス・小説家になろうで公開中)
* * *
破滅・再生時代へつづく