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「魔力でもないとやってられない!」  作者: さやそばらすか(第25章より『ことそばらすか』)
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第12章 『紀子のローテーションクライマックス』編

取り急ぎ、第12章を投稿します。

紀子「よっしゃ帰るぞー!」



紀子はその日の仕事が終わると、思わず声を上げた。


紋子「おい…。」



紋子が諫める。



紀子「…すみません…。」



課長も驚いている。



紋子「花依子ちゃん、帰る?」



花依子に聞くと、花依子は八十子に確認した。



花依子「八十子さん、あがっても大丈夫ですか?」



八十子は幾分緊張している。



八十子「うん、大丈夫だよ?」



そう答えたのを聞き、八十子は紀子と花子のあとをつけて帰っていった。



他の部署の女子社員が、花依子に挨拶をかわすように書類を机に『トントン』と落とす。



花依子が出た後、その『挨拶』の音にハッとなった八十子が、



八十子「ほああああ!」



と謎の声をあげ、帰宅の準備を始めた。



花依子が出てしばらくして、課長だけを置いて退社した八十子であった。



その日は、会社のビルの近くの広場に飾られたクリスマスツリーが撤収前日だった。



八十子を除く三人は、帰り際、その広場に行った。


八十子を除く三人はしばらくクリスマスツリーを眺めながらジュースを飲んだ。



帰り際、クリスマスツリーを改めて眺めた三人のうち、紀子と紋子の目には、



クリスマスツリーの一番上にある星型の飾りの上に、『聖徳太子』と『卑弥呼』が見えたような気がしていた。


それをじっと見ているのだが、今日は、あまりにも高い場所にその二人がいて、顔をこちらには向けてくれない。



紋子が、花依子の方を見た。花依子は



花依子「??」



と、何も分からないようだった。



紋子「ううん。」



紀子「『五芒星の導き』…。」



紋子(突然何を言い出すんだこの女は…)



そんなこんなで、大きなクリスマスツリーを眺めた後、三人は帰路についた。

引き続き、ご愛読の程、よろしくお願いいたします。

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