エロース
ハロハロ〜、皆さんこんにちは〜。
容姿端麗、頭脳明晰なエロースちゃんですよ〜。
私には、ある病気が有ります。それは、美少女を見るとセクハラしたくなる事です。
今回も、同僚の子にしていたらトリシャに拘束されました。あっ、トリシャというのは、一応私の上司ね。
その後、ルイ様よりクビの勧告をされ、再就職先を提示されました。
「彼のハーレムよ」
あはは、ハーレムに就職って、俗にいう人生の墓場じゃないですか。そもそも、彼がハーレムの主に見えませんよ。
という訳なので、実力を確認する為にバトルします。
私の本気を見せましょう。これでも実力は、トリシャに継ぐ次席なのです。
……ボロクソに負けました。ハンデまで付けられて。重力魔法の使い手なんて聞いてないです。
決着が着いたので、彼の屋敷に行きました。
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「皆を集めるのでホントにお願いしますよ」
彼は、マリーちゃんの旦那さんでユーリという名だそうだ。ユーリ君と呼びましょう。彼は、必死です。
「分かっているわよ。私の頼みだしね」
「………」
ルイ様は、ガチです。おかげで、私の気分はドナドナ。
3人で地上への階段を登ります。ここは、ユーリ君の屋敷の地下なのだそうです。という事は、なかなかのお金持ちでは?
階段を2回登ると広いホールに出ました。ここは、玄関ホールだそうです。
「あっ、ユーリ様!ちょうど良かった!急ですが、いつものをお願いしたくて……」
巨乳の美少女が現れた。タイプは、お姉さん系。
ぷるんぷるんと、昇降に合わせて激しく胸が揺れている。
「うひょー、巨乳美少女キター!!お嬢さん、ちょっとそこの影にでも」
ペシッ。ルイ様に頭を叩かれた。
「あら、フィーネちゃん。どうしたの?」
この娘の名前はフィーネちゃん。しっかり覚えた!
「あっ、ルイさん。実は、胸が苦しくて、夜まで持ちそうに無いんです」
「まぁ、大変ね。急いでしてもらわなきゃ」
絞る?何を?まさか、胸って言うからおっぱいですか?
「分かった。今からしてあげるから部屋に行こう」
「はい」
な・ん・だ・と!?部屋に連れ込むという事は、彼女も、ユーリ君の女という事か!?
「お嬢さん!私も参加して良いでしょうか!?」
「えっ? ええっ?」
「何をするか、よく分からないけど頑張ります!」
「えっ?えっ?それ以前に、どちら様ですか?」
「ああ、今から説明する予定だったんだよ。この娘は、エロース。詳しい話は、フィーネの件が終わってからにしよう。どうする?やらせるか?嫌なら全力で断って良いぞ」
「まぁ、女性ですし、別に構いませんよ」
「ヨッシャーー!!」
奇跡が起こった!うちの子たちなら、絶対やらせてくれない!
案内に従い、近くの部屋に移動する。
私が暴走しない様に監視の為、ユーリ君とルイ様が同行します。
そして、約15分後。
「あぁ……」
手に残る感覚を思い出す。柔らかったなぁ〜。何の感触かは、ご想像にお任せします。しかも、フィーネちゃん、エロかった。
「エロース」
「はっ、はい!」
「鼻血出てるぞ」
「えっ!?」
鼻に触れると血が付いた。思い出して、興奮した様だ。
「止血したら行くぞ」
「うん」
止血が終わると、私たちは移動を再開しました。しかし、直ぐに呼び止められてしまいました。
「ご主人様」
「今度は、褐色美少女キター!!」
褐色肌に白髪の組み合わせ……じゅるり。失礼。ヨダレが出ました。
「すみません。魔力供給お願いします」
「えっ、昨日したよね? なのに、魔力供給? 何かしたの?」
「先程、塀の向こうに魔物の気配を感じたので狩りに行きました。ただ、相手が強く魔力を多く消費しました」
「なるほど。なら、仕方ないね。そこの空き部屋でする?」
「はい」
この娘もユーリ君の女なのね。そして、魔力供給ってまさか!? もし、そうなら心の底から羨ましい。
「ねぇ、ユーリ君」
「なんです、ルイさん」
「ギンカちゃんが良ければだけど、エロースにやらせてくれないかしら?」
「はいぃ!?」
ルイ様が私を推すとは、予想だにしなかった。
「ギンカ。この娘でも良い? 嫌なら俺がいつも通りするけど」
「そうですね。彼女でも大丈夫だと思われます。ただ、ユーリ様と比べると少ないので注意が必要ですが」
ギンカという名の美少女から許可がおりた!
「分かった。エロースとしてくれ」
私たちは、空き部屋に移動し、ベッドに腰掛けました。
「じゃあ、ギンカ。ヤバそうなら止めるから」
「はい、それでお願いします」
今度は、ユーリ君だけ同行しました。ルイ様は、外で待機です。
「では、いただきます」
「んんっ!」
美少女の顔が近付き唇を、奪われました。そして……。
あれ? 凄い倦怠感が……それと意識が……飛び……。
「ストップ」
「了解です」
「………」
もう、このまま死んでも良いかもしれません。私は、しっかり満足しました。
その後、ユーリ君のお嫁さん達を紹介して貰いました。彼の守備範囲広過ぎでは?と思いました。
ですが、分からなくは有りません。どの娘も美味しそうです。
そして、私はそこで奇跡の姿を目撃しました。
それは、幻のロリ妊婦。彼女は、マリー。私の幼馴染です。
夜の営みの成果ですね。
くっ、……羨ましい!マリーちゃんにあんな事やこんな事をしたのでしょう。
「仮ってどうなんだろうと思うけど、そういう訳だからよろしく頼む。嫌な時は、デリンジャーとか抜いて良いから」
『はい』
デリンジャー? 何かの武器でしょうか? 気を付けねばなりませんね。
その夜。
「約束通り、好きに犯しなさい!でも、心まで屈しませんから!」
天使は、悪魔と同じく契約を重んじる種族です。ですから、約束は絶対に守ります。
「エロース。君は、くっコロさんか何かか?」
「私たちも参加します」
イナホちゃんとギンカちゃんも一緒にする事になった。
ここがホントの天国か!美少女たちと寝れるなんて!!
その日の夜、4人で寝た。
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「おはよう、ユーリ君」
「おう、おはよう。エロース」
1日で落とされました。……私って、チョロインでしたっけ?
美少女とイチャイチャ出来て、女としても満たされて永久就職を申し出てしまいました。
これが、続くのかと思うと……じゅるり。
というか、年下だしって舐めてました。
「だよね!あそこまでやるなんて思わないし!」
アイリスちゃんとその話で意気投合して仲良くなりました。
ユーリ君。君、彼女に何したの?
まぁ、そんなこんなで、私もユーリ君の嫁になりました。