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エロース

 ハロハロ〜、皆さんこんにちは〜。


 容姿端麗、頭脳明晰なエロースちゃんですよ〜。


 私には、ある病気が有ります。それは、美少女を見るとセクハラしたくなる事です。


 今回も、同僚の子にしていたらトリシャに拘束されました。あっ、トリシャというのは、一応私の上司ね。


 その後、ルイ様よりクビの勧告をされ、再就職先を提示されました。


「彼のハーレムよ」


 あはは、ハーレムに就職って、俗にいう人生の墓場じゃないですか。そもそも、彼がハーレムの主に見えませんよ。


 という訳なので、実力を確認する為にバトルします。


 私の本気を見せましょう。これでも実力は、トリシャに継ぐ次席なのです。


 ……ボロクソに負けました。ハンデまで付けられて。重力魔法の使い手なんて聞いてないです。


 決着が着いたので、彼の屋敷に行きました。





 ********************




「皆を集めるのでホントにお願いしますよ」


 彼は、マリーちゃんの旦那さんでユーリという名だそうだ。ユーリ君と呼びましょう。彼は、必死です。


「分かっているわよ。私の頼みだしね」


「………」


 ルイ様は、ガチです。おかげで、私の気分はドナドナ。


 3人で地上への階段を登ります。ここは、ユーリ君の屋敷の地下なのだそうです。という事は、なかなかのお金持ちでは?


 階段を2回登ると広いホールに出ました。ここは、玄関ホールだそうです。


「あっ、ユーリ様!ちょうど良かった!急ですが、いつものをお願いしたくて……」


 巨乳の美少女が現れた。タイプは、お姉さん系。


 ぷるんぷるんと、昇降に合わせて激しく胸が揺れている。


「うひょー、巨乳美少女キター!!お嬢さん、ちょっとそこの影にでも」


 ペシッ。ルイ様に頭を叩かれた。


「あら、フィーネちゃん。どうしたの?」


 この娘の名前はフィーネちゃん。しっかり覚えた!


「あっ、ルイさん。実は、胸が苦しくて、夜まで持ちそうに無いんです」


「まぁ、大変ね。急いでしてもらわなきゃ」


 絞る?何を?まさか、胸って言うからおっぱいですか?


「分かった。今からしてあげるから部屋に行こう」


「はい」


 な・ん・だ・と!?部屋に連れ込むという事は、彼女も、ユーリ君の女という事か!?


「お嬢さん!私も参加して良いでしょうか!?」


「えっ? ええっ?」


「何をするか、よく分からないけど頑張ります!」


「えっ?えっ?それ以前に、どちら様ですか?」


「ああ、今から説明する予定だったんだよ。この娘は、エロース。詳しい話は、フィーネの件が終わってからにしよう。どうする?やらせるか?嫌なら全力で断って良いぞ」


「まぁ、女性ですし、別に構いませんよ」


「ヨッシャーー!!」


 奇跡が起こった!うちの子たちなら、絶対やらせてくれない!


 案内に従い、近くの部屋に移動する。


 私が暴走しない様に監視の為、ユーリ君とルイ様が同行します。








 そして、約15分後。


「あぁ……」


 手に残る感覚を思い出す。柔らかったなぁ〜。何の感触かは、ご想像にお任せします。しかも、フィーネちゃん、エロかった。


「エロース」


「はっ、はい!」


「鼻血出てるぞ」


「えっ!?」


 鼻に触れると血が付いた。思い出して、興奮した様だ。


「止血したら行くぞ」


「うん」


 止血が終わると、私たちは移動を再開しました。しかし、直ぐに呼び止められてしまいました。


「ご主人様」


「今度は、褐色美少女キター!!」


 褐色肌に白髪の組み合わせ……じゅるり。失礼。ヨダレが出ました。


「すみません。魔力供給お願いします」


「えっ、昨日したよね? なのに、魔力供給? 何かしたの?」


「先程、塀の向こうに魔物の気配を感じたので狩りに行きました。ただ、相手が強く魔力を多く消費しました」


「なるほど。なら、仕方ないね。そこの空き部屋でする?」


「はい」


 この娘もユーリ君の女なのね。そして、魔力供給ってまさか!? もし、そうなら心の底から羨ましい。


「ねぇ、ユーリ君」


「なんです、ルイさん」


「ギンカちゃんが良ければだけど、エロースにやらせてくれないかしら?」


「はいぃ!?」


 ルイ様が私を推すとは、予想だにしなかった。


「ギンカ。この娘でも良い? 嫌なら俺がいつも通りするけど」


「そうですね。彼女でも大丈夫だと思われます。ただ、ユーリ様と比べると少ないので注意が必要ですが」


 ギンカという名の美少女から許可がおりた!


「分かった。エロースとしてくれ」


 私たちは、空き部屋に移動し、ベッドに腰掛けました。


「じゃあ、ギンカ。ヤバそうなら止めるから」


「はい、それでお願いします」


 今度は、ユーリ君だけ同行しました。ルイ様は、外で待機です。


「では、いただきます」


「んんっ!」


 美少女の顔が近付き唇を、奪われました。そして……。


 あれ? 凄い倦怠感が……それと意識が……飛び……。


「ストップ」


「了解です」


「………」


 もう、このまま死んでも良いかもしれません。私は、しっかり満足しました。


 その後、ユーリ君のお嫁さん達を紹介して貰いました。彼の守備範囲広過ぎでは?と思いました。


 ですが、分からなくは有りません。どの娘も美味しそうです。


 そして、私はそこで奇跡の姿を目撃しました。


 それは、幻のロリ妊婦。彼女は、マリー。私の幼馴染です。


 夜の営みの成果ですね。


 くっ、……羨ましい!マリーちゃんにあんな事やこんな事をしたのでしょう。


「仮ってどうなんだろうと思うけど、そういう訳だからよろしく頼む。嫌な時は、デリンジャーとか抜いて良いから」


『はい』


 デリンジャー? 何かの武器でしょうか? 気を付けねばなりませんね。


 その夜。


「約束通り、好きに犯しなさい!でも、心まで屈しませんから!」


 天使は、悪魔と同じく契約を重んじる種族です。ですから、約束は絶対に守ります。


「エロース。君は、くっコロさんか何かか?」


「私たちも参加します」


 イナホちゃんとギンカちゃんも一緒にする事になった。


 ここがホントの天国か!美少女たちと寝れるなんて!!


 その日の夜、4人で寝た。





 ********************




「おはよう、ユーリ君」


「おう、おはよう。エロース」


 1日で落とされました。……私って、チョロインでしたっけ?


 美少女とイチャイチャ出来て、女としても満たされて永久就職を申し出てしまいました。


 これが、続くのかと思うと……じゅるり。


 というか、年下だしって舐めてました。


「だよね!あそこまでやるなんて思わないし!」


 アイリスちゃんとその話で意気投合して仲良くなりました。


 ユーリ君。君、彼女に何したの?


 まぁ、そんなこんなで、私もユーリ君の嫁になりました。

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