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何故か、住人が増えた。そして、エリスの頼み。

 ベル絡みの案件に首を突っ込んだ結果、色々な事が起こったがそれもひとまず追い付いた。


 例えば、旅行から帰ってきたローシュが死にかけた。


 理由は、アディさんのせい。


 旅行期間中、ずっと絞り続けていたそうだ。


 そのせいか、アディさんは妊娠したそうです。


 お〜い、お巡りさん。犯罪者がいます!


 俺は、とりあえずローシュの両親に謝罪した。


 息子さんを大変な目に合わせました。


 本人も満更では有りませんが、俺が原因なので勘弁して下さい。


 半日ほど説得したら納得してくれたので、後は大丈夫そうだ。





 後日、ベルの両親に会ってみたが、凄く優しい人たちだったよ。


 そして、その後の話を聞いた。


 エルヴァスは、発狂してベルの実家に突撃してきたそうだ。


 当然、取り押さえられて騎士団へ引き渡したそうだ。


 その件で、エルヴァスの評判は更に落ちて、屋敷に完全隔離されたらしい。


 おそらく、もう二度とベルに会うことはないだろう。


 彼の両親は、ベルや俺への接近禁止が書かれた魔法契約書にサインさせて持ってきたそうだ。


 俺も会うことはないだろう。


 だが、このエルヴァス話はそれだけでは終わらない。


 エルヴァスは、その後自分を刺した女性と結婚したそうなのだ。


「何処をどう間違えればそうなるんだ?」


 と、聞いた瞬間はツッコミを入れてしまった。


 あまりにも面白そうなので、ちょっと新居へ覗きに行ってみた。


 そしたら、青褪めた顔のエルヴァスの横に、かなりの美人さんが寄り添っていた。


 そのお腹は、膨れていたので妊娠しているのだろう。


 奴は、もう逃げれないな。


 でも、あまりの温度差の違いに少し可哀想になってしまった。


 とりあえず、従者の人を買収して聞いた所、色々分かった。


 彼女はエルヴァスよりも家柄が良いそうだ。付き合えた時は、身分を隠してたらしい。


 その為、エルヴァスは遊びのつもりだったが、彼女の方は本気だったらしい。お陰で、逃げられなくなった。


 しかも、父親にこの結婚を無理やり進められたらしい。


 ドンマイだな!


 その結果が、今さっき見た光景だったらしい。


 更に、彼女にはヤンデレ気質があるらしく、メイドは一切いないそうだ。


 隔離された屋敷に、女性は彼女だけ。


 不用意に奥さんへ手を出せば、執着度が増すらしい。


 それもあって、エルヴァスの限界は近いそうだ。


 最近では、癒やしを求めて男でも良いかなと呟き、熱い視線を送られていて困っていたそうだ。


 大金を渡した事で、辞めるきっかけが出来たと感謝された。


 とりあえず、とばっちりが来ない様に気を付けようと思う。





 それでは、今度はベルの話をしよう。


 彼女は、俺と結婚したが全てはそのままだ。学校の講師だし、Sランクの冒険者だ。


 そして、エロースとリリィの教え子になった。当然、夜の部の生徒だ。


「エロース先生!リリィ先生!他にもテクを教えて下さい!」


「ヌフフッ、次はこれなんかどうかしら?」


「そっ、そんな事を!?」


「ベルちゃんならイケるわ!ついでに、これも挑戦してみましょう」


「ちょっと待って下さい!? 流石にそれは!?」


「「大丈夫! 大丈夫!」」


「いっ、イヤぁああーー!」


 とりあえず、何を教えているか知らんが楽しみにしておこう。


 そんな感じで、夜の方も順調だ。


 その他にも、実家へ帰りやすくなったので、頻繁に帰る事を決めたそうだ。


「流石に、両親が高齢なので心配なんです」


「良いよ。好きにすると良い。移動は任せて」


 帰っていなかった分、埋め合わせもしたいそうだ。


 親孝行はいい事だ。だから、俺はベルだけを転移で送って行くことにした。


 でも、帰りには2桁の人数に増えていた。


「今までお嬢様の世話が出来なかった分、今からさせて下さい」


 従者の皆さんに土下座する勢いで頼まれた。


 ハウスキーパーが増える分には困らないし、給与はベルの両親が出してくれるそうなので頼んだ。


 しかし、家に帰って問題発生。彼らを住まわせる家が足りない。


 屋敷の部屋はいい感じに埋まっていて空きが少ない。


 予備で作っていた家も今や悪魔族やエルフたちによって埋め尽くされていたのだ。


 だから、家を建てようとしたが、敷地が足りなかった。


 なので、久しぶりに拡張を行い、ついでに妖精の箱庭の配置を入れ変えた。


 そこは、空間魔法の凄い所だ。


 ゲームでは、敷地の入れ替えがドラッグアンドドロップで出来る様に、空間魔法を使えば出来た。


 広範囲を隔離してチェンジ。


 それを繰り返す事で里の雰囲気だった妖精の箱庭は街の様な体裁になった。


 今後は、ホントに街と呼んでもいいかもしれない。


 後、それが原因なのか。変異植物が採れる様になった。


 例えば、桃。


 魔法による移動を繰り返した結果、仙桃に化けた。


 大量の魔力を吸収したことによるものらしい。


 ただの桃が、Sランクの作物になったとあって、皆のやる気が上がっていたよ。


 そんな感じで内部に変化があったが、外部にも変化が訪れていた。


 それは、魔物の進化だ。


 一部の魔物に人並みの知性を得るものが現れ始めた。


 俺は、まだ遭遇していないが、人型をとっている魔物も数体目撃したとドライアドたちから報告を受けたよ。


 危険かもしれないので、今度調査してみようと思う。


 とりあえず、叶うならアイリスたちみたいなのが良いな。


 一応言ってはおくけど、決して女の子なら寝てみたいとか思っているわけではないよ。


 そこまで、俺のキャパが有るとは思えない。人間程々が丁度良いのだ。


 そんな事を考えていた折、エリスから頼み事を頼まれた。


「ちょっと、ブラウニーの件で思いだしたのよ」


 エリスによると知り合いの精霊が心配らしい。


 その精霊は、イグニスの関係者だが、怠惰な人なので死んでいるかもしれないと言われた。


「とりあえず、ここに行って」


 渡された紙には、エピスト山脈と書かれていた。


 どんな場所かというと火山地帯だ。山から取れる天然の火の魔石とかが有名だったりする。


 俺は、そこに彼女の友人を探しに行くことになった。


 エリスには借りが多いので仕方ない。俺は、頑張って探す事にした。

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― 新着の感想 ―
[気になる点] フローシュじゃなくてローシュじゃないですか?
[気になる点] (・・? 『エリスには仮が多いので仕方ない。俺は、頑張って探す事にした。』 にて、『エリスには仮が多いので仕方ない。』は『エリスには【借り】が多いので仕方ない。』ではないですか(・・?…
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